岡根谷実里のレビュー一覧

  • 世界の食卓から社会が見える

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    世界の美味しい食べ物の紹介かと思いきや、ほんとうに深く、環境問題、人権問題繋がっていく。。こんな社会の教科書ならもう少し地理や世界史も好きになったろうに!手土産の日本のお菓子のこと、アボカドの裏側、タコスのハナシに野菜の味のハナシ。ほんとうに考えさせられる素敵な本でした!

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    2024年01月16日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    ブルガリアといえばヨーグルト?
    ロシア支配下の社会主義時代に効率よくエネルギーを摂取できると大量に流通
    ソ連崩壊で需要が減るも、ヨーグルトは食卓に毎日おかずの中に使う。
    ヨーグルト➕きゅうりでスープ

    イスラエルのマックにはチーズバーガーがない
    ユダヤ人が建国した国
    ユダヤ教徒が74%
    イスラム教のハラル
    ユダヤ教のコーシャ
    食べたら死ぬ可能性が高いものと食べたら食料供給全体が逼迫するものを排除する
    蹄が分かれた反芻動物 牛、羊、山羊
    ウロコとヒレのある魚 アジ、サバ、サケ
    猛禽類などの鳥類以外
    乳製品と肉を両方使ってはいけない
    聖書「小山羊をその母の乳で煮てはならない」から?

    インドのジャ

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    2025年11月16日
  • 世界のお弁当とソトごはん

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    ネタバレ

    北海道新聞で、河崎秋子さんが紹介していて知ることができた。
    著者の紹介を読むと、まず「世界の台所探検家」とある。その後の東大出の修士とか、クックパッドを経て独立、とかはあまり目に入ってこない。探検家、のほうがピッタリくる。それほど世界の、それも砂漠や極寒の地や熱帯まで出掛けて、「お弁当」とは何かを追求する。その旅は、まさに探検家。
    NHKの「サラメシ」がなくなって、「他の人が何食べてるのか」知りたい病が治らないまま飢えていた。
    これはまさに求めていた本!

    まずフィンランドサヴォ地方の携帯食、「カラクッコ」に圧倒される。森で仕事する人の携帯食だという。ライ麦パンの生地の中に、夏とって冷凍してお

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    2025年11月12日
  • 世界ひと皿紀行 料理が映す24の物語

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    世界の料理を紹介する本はあるけど
    この本の著者のすごいところは料理を作るところを見に行っているところ
    なんなら一緒に作っているのか

    はじめに、でまずかった料理はないと書いている
    作るところを見ているから予想外のものがないからだと言う

    ひと皿ひと皿がものすごく短い文章にまとまっている
    もう少し読みたいと思うしもう少し写真も欲しいなと思う
    でもあっさりしててよい

    各家庭にホームステイ?するまでにいろんなエピソードがありそうなのがもったいないな
    高野秀行さんなら面白おかしく書くだろうに

    著者はクックパッドの人だった
    追いかけて読みたい

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    2025年10月19日
  • 世界のお弁当とソトごはん

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    ネタバレ

    そもそも「弁当」的な、家で用意したご飯をある程度整えて外に持っていくという文化がある国が少数派なのかもしれない。日本でイメージするような「弁当」というよりは「外で食事をとるときはそれぞれの国でどうしているか?」という感じだが、それぞれの国らしさがあり面白い。
    日本で弁当がバリエーション豊かなのは、ジャポニカ米が冷めても粘り気や旨みが減らないから、ということはありそうな気がする。

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    2025年09月20日
  • 台所探検家、地球の食卓を歩く

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    世界各地の台所を訪れ一緒に料理する"台所探検家"の筆者が見てきた、世界の料理の数々。
    現場に入った人の話の説得力はすごい。そして全ての食文化にきちんと敬意をもって食べ、この本を書いているのが伝わるからこそ面白いのだと思う。
    並大抵ではない「食」に対する意欲がなくてはできないことだ。
    とてもおもしろく読ませてもらったが、できれば料理の写真、イラストがあったらなぁと感じるところもあった。

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    2025年09月16日
  • 台所探検家、地球の食卓を歩く

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    おもしろかったー。
    世界には同じ野菜でも日本のものとは形も大きさも色も違う、調理法も異なる未知の料理がいっぱい!
    世界を旅しているような気持ちで、毎日楽しみに少しずつ読み進めていました。

    モンゴルの乳製品の種類の豊富さに驚いたし、次々と作り出される乳製品にワクワク。
    いろいろな国で食べられているクレープやロールキャベツのような料理はどれも美味しそうでした。

    あれも食べたい、これも食べてみたいと、ネットで画像検索をしながらの読書で、お腹が空く。

    本作をきっかけに初めて「世界の台所探検家」という職業を知りました。
    著者は各家庭でご馳走になっているので、買い物から調理の様子から、その土地の人の

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    2025年08月25日
  • 台所探検家、地球の食卓を歩く

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    各地で家庭にお邪魔して、現地の空気感も一緒に味わっている感じがいい。都会の人気のレストランじゃなくて、庶民の台所だから面白い。

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    2025年07月15日
  • 世界のお弁当とソトごはん

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    国によってお弁当も色々だなぁと思った。
    そもそもお弁当という概念もない国もある。

    気軽な気持ちでお弁当生活を始めてみたくなった。

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    2025年07月03日
  • 世界ひと皿紀行 料理が映す24の物語

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    辛い物好きにとって、辛さがメイン料理な国は興味深い。
    南米とアジアの辛さの違い、いろいろな唐辛子、選別方法・・・などなど。
    子どもはいつから大人と同じものを食べるんだろう!?

    いちばん食べたいのは、凍りいも料理かな。
    いろいろな国の料理店はあるけれど、定番の家庭料理は、やはり現地で食べないとわからないんだろうなぁ。

    今回はレシピもついて、再現できそうなものもある。
    姑の舌(キルギス)は私でも作れそう。

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    2025年05月26日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    各国の食事情から政治や歴史を読む発想が面白かった。メキシコのトルティーヤ(アメリカから飼育用トウモロコシが輸入され伝統的なトウモロコシ品種が減ってること)、ティラピア(世界のタンパク質不足を救う非常に優れた魚!)

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    2025年05月31日
  • 台所探検家、地球の食卓を歩く

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    世界各地の家庭を訪れ滞在し、共に料理をする中で、
    その地の食材や多彩な食卓と暮らしが見えてくる。
    30の国と地域での台所探検での、旅と食のエッセイ。
    ・はじめに ・この本で紹介する国と地域
    1 多彩な野菜たちと出会う台所
      じゃがいも、トマト、なす、かぼちゃ、にんじん、唐辛子
    2 変幻自在な卵とミルク
      卵、牛乳、ヨーグルト、チーズ
    3 肉と魚の命をいただく
      牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージ、魚
    4 穀物が支える毎日の食卓
      米、小麦(パン) 小麦(麺)、とうもろこし、豆
    5 笑顔が咲くおやつタイム
    ・おわりに COLUMN(1)~(4)

    その地の家庭での普段の料理、ハレの食事や屋台の

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    2025年05月16日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    ネタバレ

    『世界の食卓から社会「問題」が見える』
    だった。
    著者曰く「「おいしい/おいしくない」だけでない料理の味わい方を知ってほしい」「あなたの明日からの食が、「おいしい」を超えて世界への扉となることを祈っています」とのこと(おわりに より)

    世界の社会「問題」といえど、切り口が食だからか、著者の力量か、とっつきやすく身近に感じる。

    気づきに溢れるとはいえつらい問題が続く本著のラストの、「シリア難民がもたらした食文化」、社会を圧迫するシリア難民に対してヨルダンの人の「シリア人はおいしいものをもたらしてくれたから」という言葉は、あたたかく輝いて印象深い。自分もまたそう言えるような人になりたいし、逆境

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    2025年04月13日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    「この本は、『世界一おいしい社会科の教科書を作りたい』という想いで書き始めました」

    本書がどんな本かを私から申し上げる前に、既に著者が適切な言葉で言い表してくださっている!!もうこれ以上、言うことがないくらい笑
    「世界の台所探検家」を名乗る著者が、食材の調達や調理などを通し、世界の課題を炙り出していく…。ただあくまでも炙り出すのみで、何か解決策を提示するわけではない。
    「どうすりゃえぇねん」とやるせなくなったりもしたが、時には食料問題解決へのヒントになり得る話もあって、希望を持って最後まで読んでみようという気になった。

    「ブルガリアでは本当にヨーグルトが主食なのか」「フィンランドのパンケー

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    2025年03月30日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    世界の台所探検家である岡根谷美里さんが
    世界各地の家庭を訪れ、滞在しながら一緒に料理し、そこから見える社会や暮らしをわかりやすく伝えてくれる

    こんな社会の授業があったら、もっと熱心に勉強できたのにな〜

    「料理は地理と歴史でできている」
    とても興味深く読みました

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    2024年09月23日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    食文化からその国の社会情勢、政治、環境、宗教などが見えてくる。とてもおもしろい視点の内容で楽しめた。各国の食べるものの違いが興味深かった。でも朝食はどの国もパンかシリアルが多いというところはなんか共感できておもしろかった。

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    2024年09月16日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    世界の食事を見るのが好きですが、本書はさらに一歩進んだところを教えてくれます。知らないことばかりで大変勉強になりました。

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    2024年09月07日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    めちゃくちゃ良かった。
    普段の食事からつながるグローバルなつながり。
    世界情勢を知れるし、比較文化としても勉強になる。
    西アジアあたりのレモンやハーブが利いた食事をした後の
    不思議な爽やかさ。
    何だか自分自身もヤル気が出てくる。
    感じがする。

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    2024年08月09日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    友人がこの本を読んだ時の印象を語ってくれて、ぜひ読んでみたい、と手に取りました。
    世界中で、戦争、紛争、内戦が起こっている今、状況はまた刻々と変わっていく、ということも知らしめてくれる本です。
    食を通して知ることができる事実も多く、宗教のことも、環境問題も、そして、健康を維持するための食事という意味でも色々な学びがあり、考えて行動しなければいけないんだよな…と自覚させられます。

    伝統料理ってなんなんだろう?食の安全ってどういうことだろう?品種改良ってどういうことなんだろう?と考えることはたくさんあるように思います。

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    2024年03月17日
  • 世界の食卓から社会が見える

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    著者の岡根谷実里さんは、世界各地を訪れ、滞在させてもらいながら一緒に料理をし、料理から見える社会や暮らしを伝える台所探検家である。

    世界のどこかの家庭料理ひとつで、地形から気温から育つもの採れるもので料理は変わってくるということを目の当たりにする。
    また、宗教的なものであったり、社会情勢、政治的にもそれぞれである。

    まるで世界の歴史と家庭科を学んでいるような気になった。
    とても興味深いと感じるものもある。
    そして、知らなかった…不思議だ…ということもある。
    勉強した感あり…だ。


    〜以下は一部を抜粋したもの〜

    ブルガリアではヨーグルトスープが普通にでてくる。
    「タラトール」というらしい

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    2024年03月16日