安田峰俊のレビュー一覧

  • 北関東「移民」アンダーグラウンド ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪

    Posted by ブクログ

    まず、ベトナム人すべてがここに登場する人たちではないと言う前提で読んでも、ベトナムの文化を少し垣間見て勉強になった。
    これが、日本の労働環境の実態であって、外国人労働者、特に、今はベトナムの方に依存をしている中で、このような労働環境も、外国人の方に与えている事実を、もっと可視化していくべきだと思う。
    しっかりと取材をされた記者の方に、敬意を表したい。

    0
    2023年06月11日
  • 中国vs.世界 呑まれる国、抗う国

    Posted by ブクログ

    日韓台米と中国との軋轢はたびたび報道されているが、それ以外の国の関係はどうなのかという疑問に答えている(とくにアフリカとの浅からぬ縁)点で貴重と言えるが、雑誌連載(→読み流す)のまとめだけで、京都精華大学学長とマライ・メントライン氏との対談を加えた他は、各章の掘り下げがなくて書籍化(→沈思黙考)する上での「覚悟」がまるで足りなかったのはガッカリした。

    0
    2021年11月14日
  • 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

    Posted by ブクログ

    19890604。
    天安門事件である。
    当時、なんらかの形で関わった人たちへのインタビューで構成される。
    浮かび上がって来るのが、相当行き当たりばったりで、お祭り的な盛り上がり。中共はそれに、暴力で立ちふさがった。
    その後、様々な生き方に別れていくが、開発独裁っていうのがそれなりに説得力があることがよく判る。

    それにしても作者がネット右翼批判を無条件に打ち込んでいるのが、気持ち悪い。

    0
    2021年08月19日
  • 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

    Posted by ブクログ

    【感想】
    「独裁主義は失敗し、民主主義がかならず勝つ」

    天安門事件について論じる書は、いつも同じような結びで終わっている。
    しかし、あの事件をそんな単純にカテゴライズしてよいのか?
    「民主化を求める学生たちと彼らを鎮圧した政府」という構図だけでは、当時の空気感やデモに至るまでの人々の心理状態を、詳細に論じきることはできない。

    筆者は「民主主義vs独裁政権」という画一的な論調を嫌い、天安門事件のOB・OGに当時を語ってもらうべくインタビューを敢行した。そうして編まれたエッセイ集が本作である。

    事件の参加者は多種多様であり、お祭り気分で座り込みをする者から、有り金をはたいて学生を支援する者ま

    0
    2021年05月30日
  • 性と欲望の中国

    Posted by ブクログ

    経済成長著しい中国、それをエロという視点から見ようとするのは面白い。人間の欲望は抑えられないからだ。しかし、思ったよりも中国は禁欲的であった。というより、エロを抑え込もうとする習近平政権の徹底ぶりは恐るべきものだった。中国では、エロもまた利権を絡めた政権闘争なのだ。果たしてこれからどうなるのか、興味は尽きない。

    0
    2021年04月16日
  • 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

    Posted by ブクログ

    日本の学生運動と同じで、一般の人々も巻き込んだ運動にならなければ大きな変革はなし得ない。
    日本人もそうだが、一般の人々が現状を大きく変えてまで変革を求めていない以上、第二の天安門事件は起きない。
    中国共産党はそのためにも、経済を発展させていくことに必死で、それが失敗した時には何か起きる可能性もあるのだろう。

    0
    2020年11月23日
  • 性と欲望の中国

    Posted by ブクログ

    習近平による締付け強化と,経済やテクノロジー発展によるエロへの関心の高まりが,なんとも言えないバランスにある。
    周永康ヤバすぎ…

    0
    2019年06月23日
  • 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人

    Posted by ブクログ

    「中国の田舎に住んでるけど質問ある?」というスレを立てたVipperを、雲南省石林イ族自治区まで探しに行く第一章は実に素晴らしい。なのに以降は尻すぼみ。とくに上海の駐在員社会を揶揄する第四章で、すべてが台無しに。この手のもので「自分が一生理解したくないもの」を主題にし、やっかみや嫉妬を表明したら負け。各テーマに実感のない者に実感を与える効能は素晴らしい一方、既に実感を持つ者に「それは違う」と断定されるほどの致命傷は他にないのです。惜しい。

    0
    2019年06月16日
  • 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人

    Posted by ブクログ

    内容は面白いけどところどころ独りよがりというか「え?ノンフィクション作家って自称してるのにそこ掘り下げないの?」みたいな部分があって微妙な読後感。

    0
    2016年08月14日
  • 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人

    Posted by ブクログ

    様々な理由と目的で中国に生活の場を求めた日本人に迫る軽めのルポルタージュ。

    雲南省の山村で農業を営む青年、マカオでカジノを買い取ろうとする富豪、中国をはじめとする様々な国で稼ぐ風俗嬢、中国に日系暴力団を組織やくざ。中国は闇の国なのか、極楽なのか。

    頭の中に『住めば都』という言葉が過ぎる。

    0
    2016年05月02日