青木純子のレビュー一覧

  • 忘れられた花園 下

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    何人かのおばあちゃん、孫がでてくる。いつもなら、誰が誰やらこんがらがってくるんだが、ちゃんと書き分けられているのか、混乱がなく、最後まで一気に読めた。

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    2018年04月18日
  • 忘れられた花園 下

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    良質ゴシックミステリー。ロマンス小説の香りもするが、入れ子構造で語られる各時代の女主人公たち、それぞれの決意と強さには励まされる。『レベッカ』『リオノーラの肖像』を思い出す。

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    2017年09月26日
  • 忘れられた花園 上

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    ネタバレ

    なぜ少女はオーストラリアへ出向間近の客船に取り残されたのか。

    4世代にも渡る少女のルーツをめぐる物語。

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    2017年08月14日
  • 忘れられた花園 下

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    下巻は続きが気になり、一気に読破!

    カサンドラもネルも大好きになった。そして、イライザは切なくなった。

    3人に共通するのは、自分の居場所をそれぞれが必死になって見つけようとしていたところ。自分が何者なのか、ないもの、もしくは失くしてしまったものを必死で追い求めて、本当に大切なものをちょっぴり見失ってしまう。

    私は、人間にとって大切なもののひとつに「自分の居場所を見つけること」があると思っているので、この物語は本当に面白かった。

    この本のタイトルの意味も下巻まで読むとわかります。

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    2017年07月06日
  • 忘れられた花園 上

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    タイトルにひかれて購入。

    最初は時代が行ったり来たりな上に、登場人物もいろいろ出てきて、頭を整理するのに必死。上巻を読み終えるころにようやく登場人物と時代がリンクしました。

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    2017年07月06日
  • 忘れられた花園 上

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    ゴシック色があるところが、モーリアの後継と言われるところなのかな?
    モーリアの方がより、「怖い」感じする。堅い、とでも言おうか。
    この作品が柔らかく感じるのは現代があるから、身近に感じるからかもしれない。

    いずれにしろ、楽しく読みました。予想通りのところと、予想を裏切るところとあり、どっちだろうどっちだろうと先が気になって。

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    2017年07月05日
  • 忘れられた花園 下

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    ネタバレ

    一番の謎は予想通りでしたが、面白かったです。
    過去の人物視点で語られる事は、現在の人物は自分で調べないと知りえない事で、それも、詳細まではわからない、という構成も面白いです。

    それから、作中にバーネットが登場するのですが、彼女がブラックハースト荘のガーデンパーティに招かれるのが1907年。『秘密の花園』の初版発行が1911年。成程、そういう仕掛けかぁ、と。

    本編にはあまり関係がないのですが、読んでいて疑問に思った事が、訳者あとがきですべてツッコまれていたので、「あ、何だ、そう思ったのは私だけじゃなかったんだ!」と、少し面白かったです。

    『秘密の花園』と『茨の城』がお好きな方にはおすすめで

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    2017年06月11日
  • ミニチュア作家

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    ネタバレ

    描かれているのは1686年10月から1687年1月まで。
    没落した名家の18歳の少女ネラ(ペトロネラ・オールトマン)が
    豪商ヨハンネス・プラントに嫁ぐところから物語は始まる

    ネラを顧みない夫、癖のある義妹、使用人との生活で孤独を
    感じながら、正体不明の作家によるミニチュアに導かれ
    彼女は成長していく

    ミニチュアハウスという可愛い小物からは
    かけ離れた重厚な雰囲気の漂う小説

    大きなテーマにがっつりと取り組む元女優の作家さん
    2作目も楽しみです、ドラマがヒットして日本で放送されないかなー…

    この年代のオランダは馴染みがなくて
    どうしよう…と思ったけどフェルメールが
    17世紀でした(^ ^;

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    2015年09月07日
  • 世界が終わるわけではなく

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    うっすらと登場人物が重なり合って一つの世界を作る短編集。どの短編も少し不思議な、幻想的な世界と繋がっている。また短編によって手触りが少しずつ違う。最初の短編は、まさしく世界の終わりのような日々の中でひたすら商品名が列挙される。妻を失った話は叙情的だし、いかにも十代な会話とモノローグ形式で進む短編もある。
    シッターと有名人の不憫な息子の二人旅の話、認知されなかった大富豪の息子が、その家を訪ねた時の辛い思い出の回想の話が良かった。

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    2014年11月16日
  • 世界が終わるわけではなく

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    「そもそも我々が現実とみなしているこの世界だけが、
    唯一無二の現実なのだろうか」
    訳者あとがきにある作者の問い掛け、と云うこの一文に
    凝縮されているのではないでしょうか。
    12編からなる短編集なのですが、
    どれも少しずつ関連したお話になっています。
    最初と最後の2つのお話だけが、
    ある世界の現実としたらそれは悲劇の様ですが。
    そしてシャーリーンとトゥルーディの寝物語とした処から、
    千一夜物語の様、という書評に繋がるのでしょう。

    それは置いておいて。
    少しずつ絡む世界と人物を1つずつ探して楽しむもよし。
    世界が何処で繋がっているかに思いを馳せるもよし。
    個人的には「テロメア」「予期せぬ旅」

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    2014年09月17日
  • 世界が終わるわけではなく

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    なんだろう、なんか好き。アイルランドの空気と、滅びの気配と、やりきれなさ、諦め、ほのかな明るさ。いつもの世界が少しずれてしまって、それもありかと笑ってしまうような感覚。

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    2013年03月22日
  • 世界が終わるわけではなく

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    それぞれの話が関わりを持ちながら展開する短編集。
    この主人公は前の作品に端役で出ていたはず、と振り返りながら読んだり、楽しめます。

    でも最初の作品だけはどこか違和感を感じながら読み進めていくと、、、
    ああ、こういう話だったのかと最後の話を読んでタメ息。
    ケイト・アトキンソン、上手いなあ。

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    2013年03月01日
  • 世界が終わるわけではなく

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    ネタバレ

    ぽつぽつと緩やかに繋がった、ほんのり群像劇テイストな短編集でしたが、
    辛口ながらもバッサバッサと軽妙なリズムで突き進み、
    時折ブラックな笑いに誘われる、奇想と現実のスクランブル。
    しっかりと長編を読み終えたかのような満足感が残りました。
    装丁も素敵。

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    2013年03月10日
  • 世界が終わるわけではなく

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    ――世界が終わるわけではなく
    タイトルに惹かれて購入。すばらしい世界観。

    毎日をひたすら生きてみたりちょっと息抜きしてみたりときに逃げたくなったりこもりたくなったりそんな日常を私たちがもし、ありのまま受け入れたなら。

    舌にのせるとさながら美しく光り輝くドロップはたまた宝石のような美しい言葉たちに魅了される、ありそうでなく、なさそうである、現実それとも夢なのか、そんな細長い境界線の上を驚くほど華麗にバランスをとりながら読者を惹きこみ魅了する、ナンセンスコメディもしくはナンセンスメルヘン。くせになるちょっとたまらない本でした。

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    2013年01月19日
  • 世界が終わるわけではなく

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    12 の作品からなる短編集。
    各編のゆるいリンク、不安定感?、不確実性?が、
    ちょっとタマラナイです。

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    2013年01月13日
  • 忘れられた花園 上

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    ケイト・モートン2作目。
    最初に読んだ「湖畔荘」と全く同じように、年代の異なる物語が並行して進んでいく。
    登場人物も多く、その関係性を把握するのにエネルギーを使いすぎて上巻はあまり楽しめなかった。
    舞台はオーストラリアとイギリス。
    地理的には遠く離れているが、オーストラリアはイギリスの植民地だったので歴史的なつながりは深く、心理的な距離は近いのだろう。2国の文化的背景はとても興味深い。
    謎が解決されるであろう下巻に期待したい。

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    2026年03月12日
  • 忘れられた花園 下

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    ミステリ。サスペンス。
    著者の作品を読むのは3作目。
    いつも通り、年代や場所が切り替わりながら進む。
    主要キャラは、ネル、カサンドラ、イライザ。
    3人の視点からネルの一生を探る物語。
    『リヴァトン館』『湖畔荘』と比べると、ミステリー的に謎の魅力が弱く、感動も薄めだったかも。
    途中でだいぶ飽きてしまった。
    文章と世界観の美しさは魅力。
    お屋敷が舞台になるので、ゴシック調の作品が好きな人には良さそう。

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    2026年02月11日
  • 忘れられた花園 上

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    ミステリ。サスペンス。
    親も名前も分からず、見知らぬ夫婦に引き取られた少女の物語。
    詳細は下巻で。

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    2026年02月11日
  • 世界が終わるわけではなく

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    どこかシュールで幻想的な奇譚集…とでも言うのが適切だろうか。
    12の短編で構成され、各話はどれも割と近所で起こっているのか、場所や登場人物が少しずつ共有されている。

    話としては、どれも概ね現実的な世界を舞台にしているのだが、そのすぐ裏面にシュールレアリスティックな、あるいは幻視の中の世界がぴたりと貼り付いていて、しばしば時空の裂け目から登場人物たちのいる世界に侵入してくる。そんな具合だ。
    短編によってはその異常に困惑する人物もいれば、なぜだかそれを全く意に介さずのほほんとお喋りを続ける人たちもいる。
    そのような現実だか非現実だか分からない世界で繰り広げられる、やたらに饒舌な登場人物たちのお話

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    2025年12月10日
  • 秘密 上

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    やあ、久しぶりとあいさつした男をナイフで刺す母

    ものすごく魅力的な導入で座り直して上下巻一気読み。
    面白かった、のだけど。
    読み終えて本棚に配置しようとした所で
    あれ?なんでこれハッピーエンドなんだ
    なんでラブロマンスなんだ?と読み始めた時のワクワクした動機とはまったく関係ない終わり方だったことに気付き、こういうの読みたかったんだっけ?とすらなってしもうた
    いや、面白かったですけどね

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    2025年09月20日