佐藤智一のレビュー一覧
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3人の「壁ぎわ税務官」
この漫画、平成時代に「ビッグコミックオリジナル」に連載されていましたね。主人公の「鐘野成樹」と言うベテラン税務官、いつも主人公にいじめられている「石上正直」と言う新人税務官、その「石上」にとても優しい「桐生麗」と言う先輩女税務官、これらの「壁ぎわ税務官」トリオ、悪質な脱税者に対しては手段を選ばない厳格な徴税を行っていますよね。中でも、鐘野・石上のコンビが「警察沙汰」になりながら桐生麗とのチームプレーで、やはり悪質な脱税を行っていました「女ホテル経営者」を追い詰めるシーンがとても印象的でした。
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大人の漫画
大人だからこそ楽しめる漫画の一つ。将来家を持ちたい人、これから家を持ちたい人、年齢問わずオススメ。まずはこの漫画を読んでからその過程が始まる。
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三代それぞれの役割がいい
祖父が昔ながらの職人で、今では消えつつある職人技の話が出てくる一方で、息子が一級建築士で、設計面から施主の希望を叶える家を考え、父が営業を担当して、予算内に収める方法を考えるよう、役割を分けていて、それが家づくりにまつわる問題をわかりやすくしてくれている。赤字を覚悟しているようなところもちらっと出てくるけれど、基本的に、きちんと採算が合うようにして、でもたっぷりの熱意で施主も工務店も幸せになれるような話なのがいいです。
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アットホームな雰囲気
離婚 ひとり親という悲しいストーリー舞台なのだが、それにしてはほっこりアットホームな雰囲気のあるホームドラマである。ソコロどころに覗く悲しい気持ちも、それを押し殺して明るく振る舞う父親と息子が健気である。絵柄もアットホームな雰囲気とよくマッチしている。
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Posted by ブクログ
岩手ゆかりのマンガ家集結して、岩手を題材として書き下ろした10篇のマンガ集です。岩手県にゆかりのあるマンガ家が多いことに驚きました。
岩手を題材にしていると言っても、観光地ばかりが登場するのでなく、風土や日常、マンガ家達の故郷への想いが中心に描かれています。
岩手の観光地を知ろうと思って読んでしまうと、がっかりすると思いますが、岩手を理解するという視点で読むのが良いかと思います。
岩手県庁が企画したという観点からは、岩手の何を売ろうとしているのかが中途半端になってしまっているという印象でした。とは言え、このマンガをきっかけに岩手のこと(存在)を知って貰うきっかけとしてよい企画だと思いました。