和ヶ原聡司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゼロ巻。
私は正直、魔王がいかに仲間を増やしていったかとかあまり興味ないんだなあ~とか思いながら読みました。彼のカリスマ性とか人間性(ってアクマだけど)を読むとその後の侵攻が切ないだけだし。
この頃デレてきたエミリアは魔王城に攻め入るころには仲間の何人かは犠牲になっただろうし父親が無事だったからそれで大分デレちゃうのはやっぱり何か違う気がするんですけどね~ まあその辺りは薄目で読まないとですね。そして千穂ちゃんは持ち上げられすぎだと思います。確かに可愛いけどね!(笑)。
はたらく魔王さまなのでいかに異世界の人がこの日本で頑張って働くかってのが面白いので、個人的には向こうの世界のことはいいかな -
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Posted by ブクログ
中々このシリーズの、個別の本の感想を書くのも大変になってきました。それは、各巻に個性が無いとかいうことではなく、むしろ各巻ごとに面白いエピソードが工夫されているのですが、大きな物語の流れはその大河からそれておらず、各巻はそれに花を添えるエピソードのように思えてしまうからかもしれません。
前作5巻のレビューで書いたことが、ほぼ本6巻の感想としてもあてはまります。そんな中でも進化、あるいは変化していく「日常」の描写が深化した巻である感です。
似ているようで、やはり全然違う個性がぶつかりあっていて、でも結果として融合している登場人物たち。そのそれぞれの「立ち位置」が明確になっていく、そんな巻なの -
Posted by ブクログ
メインを張る新キャラが出てくると、ある意味で安定期に入っている証拠であり、言い方を変えるとマンネリ感を打破する目的もあるのかな、とかいろいろ訝ってしまうものですが、実際、設定の妙から面白さを紡いでいたこのシリーズにとって、結構ターニングポイントになるのではないかな、と思わせる展開の巻でした。や、先のことは分かりませんが。
「魔王」と「勇者」は、当然ですが敵同士ですし、相容れないものです。それを繋ぐのに「赤子」という要素を配したのは絶妙と言えるのでは無いでしょうか。まさに「子はかすがい」という慣用句を持っている日本人ならではと言えるかもしれません。
あり得ないことを、ちょっとずつあり得ること