和ヶ原聡司のレビュー一覧
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中々このシリーズの、個別の本の感想を書くのも大変になってきました。それは、各巻に個性が無いとかいうことではなく、むしろ各巻ごとに面白いエピソードが工夫されているのですが、大きな物語の流れはその大河からそれておらず、各巻はそれに花を添えるエピソードのように思えてしまうからかもしれません。
前作5巻のレビューで書いたことが、ほぼ本6巻の感想としてもあてはまります。そんな中でも進化、あるいは変化していく「日常」の描写が深化した巻である感です。
似ているようで、やはり全然違う個性がぶつかりあっていて、でも結果として融合している登場人物たち。そのそれぞれの「立ち位置」が明確になっていく、そんな巻なの -
Posted by ブクログ
メインを張る新キャラが出てくると、ある意味で安定期に入っている証拠であり、言い方を変えるとマンネリ感を打破する目的もあるのかな、とかいろいろ訝ってしまうものですが、実際、設定の妙から面白さを紡いでいたこのシリーズにとって、結構ターニングポイントになるのではないかな、と思わせる展開の巻でした。や、先のことは分かりませんが。
「魔王」と「勇者」は、当然ですが敵同士ですし、相容れないものです。それを繋ぐのに「赤子」という要素を配したのは絶妙と言えるのでは無いでしょうか。まさに「子はかすがい」という慣用句を持っている日本人ならではと言えるかもしれません。
あり得ないことを、ちょっとずつあり得ること -
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Posted by ブクログ
「勇者エミリア、スッキリしたけりゃ俺についてこい。世界征服の過程でお前に新しい世界を見せてやる」
現代日本ではたらく魔王と勇者の物語第6弾。
3巻でちーちゃんが「今まで真奥さんや遊佐さんに酷いことしてる人、皆天使でしたから」と言っていたように、これまで予期せぬ来訪者は大体天使だった。
魔王が主人公でバトルシーンを書きたい以上はしょうがない部分もあるけれど、若干ワンパターンかなと思っていたところ、ようやくやってきました魔界よりの使者。
魔王に魔界に戻り今度こそ世界征服を果たしてほしいと進言するファーファレルロ。
そのことを危惧し、これまで以上に真奥に気を配る恵美と鈴乃。
変わっていくことを -