田尻望のレビュー一覧
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感想
筆者のあとがきにあったように、若手にこそ読んで欲しい。
なかなか教えてもらえない、忙しい先輩や上司の代わりに提案、添削してくれる便利なツールであり、メンターになり得る
内容
・ピッパ思考プラス
30分8割、2割じっくり
・問題解決とは
時間軸(そのままにならない仕組みができる)と成果軸(解決されると意味がプラスになる)の二つがある。
どちらかだけを解決しても意味ない。
・チャットGPTに1on1コーチをしてもらう!?
・今後も生き残ることができるのは、自分で目的や問題を見つけて、仕事を次々と作り出せる提案型の働き方ができる人
・既存のツールに統合される進化
Excelとの連携に -
Posted by ブクログ
題名は内容を直接表していない
内容は付加価値の提供方法
・叶える、感動=付加価値
他社とサービス比較する際は「他者がなにを提供しているか」ではなく「他者がなにを叶えているか」の言葉定義で比較すると良い。
・必要なものを叶える=価値を提供する。 → まず必要なものを掴む → 相手に中にある存在と結果を考える(相手の中で存在して欲しいのに無いもの何か、存在してほしくないのにあるもの何か。得たい結果は、得たくない結果は何か、そのための行動は何かを考える)
= 潜在ニーズ
・ニーズは現実に中で必要なものと理想の中で必要なものに分けられる。
・潜在ニーズを見つけるには抽象化した真理を考える、顕在 -
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(次のレビューは、この本に書かれていることを元に、ChatGPTに書かせてみました)
本書は、単なる仕事術ではなく、仕事の本質に迫る一冊である。仕事の目的を問い続け、状況を正しく定義し、最短距離で最大の成果を出す思考法が貫かれている。特に、顧客の潜在ニーズを先回りして捉え、付加価値を創造する姿勢は、これからの時代に不可欠だと感じた。聞く力を起点とし、情報を整理するメモ習慣を持つことで、精度の高い意思決定が可能となる点も印象的だった。また、AIを活用するには適切なプロンプトの知識が求められ、ビジネスモデルの理解が成果に直結することも示唆されている。仕事の本質は、仮説思考を軸にしながら、人の心を -
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「キーエンス」というキーワードは、単なる客寄せで、本文内で然程触れられている感じがしない。「東大生が書いた」とか「ハーバード流」という使い方に近い。その思考に興味があるのだから、肩書きとして使い、肩すかしするには残念だ。
だが、後半のChatGPTのプロンプトにはそれなりに力が入っている感じがした。残念ながら既に私はChatGPTもcopilotも日常使いなので、今更新しい発見もほとんどないのだが、ChatGPT自体のインストール方法からの解説は初心者にはありがたい配慮ではないだろうか。GoogleスプレッドシートとChatGPTとの連係方法なども使える。
さて、本書で紹介される「エドガー -
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「少しお高くなりますがよろしいですか?」は価値を勝手に決めてしまっているから禁句、また、ニーズは人によって違うため相手のニーズを掴みとるにはその本質を汲み取る必要があり、相手のことを深く、完全に理解しないといけない、など今までにはなかった考え方をこの本を読むことによって学ぶことが出来た。キーエンスはお給料が高い会社ということしか知らなかったけれど、組織が一体となって付加価値をつくる構造が完璧に出来上がっており、すべてのことをすべての人が出来るという一般企業では考えられないような会社になっているということを知ることが出来、構造をつくることが大切だと理解した。
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「キーエンス思考」とあるが、新人で入社後の数年だけキーエンスにいただけの人が書いているので、客寄せパンダのうたい文句のような感じがする。前半の1章~2章はキーエンス流の仕事術のような内容だが、やはり借り物感のせいか正直「どこかで誰かがよく言っている内容」という印象。奥深さというか、味わいがあまり感じられない。続く3章~7章はChatGPTの活用を語っているが、ここはなるほど!という使い方を提示しているところもあったが、すでにこのぐらいは活用しているし、誰でもすぐに思いつくというものも多い。この本自体、ChatGPTからヒントを得て記載されているところも多いような気がした。たとえば第5章のCha
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元キーエンスのエンジニアで、現在は独立して経営戦略コンサルティングを行っている著者による「付加価値」の創り方に焦点を当てたビジネス本。
「付加価値」の解像度を上げて、それを創出するためにはどのようにすれば良いのか?が主な内容となっている。
「付加価値」=「お客様のニーズ」−「原価」 で表すことができる。
この「お客様のニーズ」には、顕在化しているニーズと、まだお客様自身も気づいていない潜在ニーズが存在する。
キーエンスは、徹底的なお客様へのヒアリングによってこの潜在ニーズを他社よりも深く・広く拾うことができている。そしてそのニーズをカスタムではなく、一定汎用的な製品として共通化している。故