田尻望のレビュー一覧
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【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。
・付加価値とはどこのこと?→原価の上に乗った部分からニーズまでの部分。付加価値=商品・サービスが元々有している価値に付加できた価値の量。
・(控除法)付加価値=売上高ー外部購入価値、原材料費、運送費、外注加工費など
・エイブラハ...続きを読むPosted by ブクログ -
どうすれば売れるのか、ではなく、なぜお客様は買うのかを考える
高いか安いかを決めるのは客。「高くなっておりますが〜」とは言わない。
付加価値とは、原価を超えてから客のニーズを満たす部分まで。超えた部分はムダ。
客が求めているものを作る市場原理と、利益の最大化を追求する経済原則の両方が必要。
ニーズの...続きを読むPosted by ブクログ -
キーエンスから独立してコンサルになった著者が、
平均年収2千万円のキーエンスの付加価値の秘密を体系化している。
目次通り体系的ではある。
その企業が困っていることを解決し、なおかつ他企業でも使える「標準品」を作る
このお客様が困っていることは、他の会社でも困っていることだぞ
これが肝。特注品では...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
筆者のあとがきにあったように、若手にこそ読んで欲しい。
なかなか教えてもらえない、忙しい先輩や上司の代わりに提案、添削してくれる便利なツールであり、メンターになり得る
内容
・ピッパ思考プラス
30分8割、2割じっくり
・問題解決とは
時間軸(そのままにならない仕組みができる)と成果軸(...続きを読むPosted by ブクログ -
キーエンスが気になっていたので、買ってみた本。付加価値って何だろう、とも思っていたのでちょうど良い本だった。営業向けの本だと思うけど、気づきは多かった。
メモ
・価値とは相手が決めるものである
・相手のニーズを超えた価値は付加価値ではなく、ムダ
ニーズはそもそも足りていないギャップがあるからこそ...続きを読むPosted by ブクログ -
題名は内容を直接表していない
内容は付加価値の提供方法
・叶える、感動=付加価値
他社とサービス比較する際は「他者がなにを提供しているか」ではなく「他者がなにを叶えているか」の言葉定義で比較すると良い。
・必要なものを叶える=価値を提供する。 → まず必要なものを掴む → 相手に中にある存在と...続きを読むPosted by ブクログ -
付加価値とは何か?
それを最大化するためにはどうすれば良いか?
のエッセンスがまとめられた一冊。
技術屋として、営業やマーケティングの世界を知ることができたのも良かった。
キーエンスでの実例について、もっと踏み込んで知ることができればなお良かったかな。Posted by ブクログ -
「最小の資本と人で、最大の付加価値を上げる」を経営理念として掲げるキーエンスの付加価値戦略。
価値とはなにか、付加価値とはなにかを明確に定義している。
そのうえで、価値を生むために必要な要素、付加価値を生むためにの徹底的なニーズ調査を実施。
ビジネス書にならってやってみたというレベルではなく、生...続きを読むPosted by ブクログ -
さすがは元キーエンスの社員の方。時間や仕事の目的意識は高い。
仕事の心得、しごでき社員になるための考え方は新入社員にも、管理職になろうとしている人にも読んで損はないと思った。経営者の方にはchatgptといった AIを使いこなす(素早く、適切に!)ことの重要性を説いている。
生産性向上、ブルシットジ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者が在籍していた㈱キーエンス(電気機器開発製造販売)の仕組みを元に、マーケティングや組織構造など付加価値のノウハウについて体系化している。
自分の勤めている業種についての記載はなかったが、業種ごとの事例を用いたアプローチ方法や言い回しについては取り入れてみようと思った。Posted by ブクログ -
相手の欲求を理解できれば、相手に対してした行動は無駄にはならない。しかし、理解できずに主観で行動してしまえば、そこには価値は生まれず色々なことを損してしまう。
八百屋の話がとてもわかりやすい。
これからの自分に向けての投資だと考えたら、この本は読んでよかった。
ほぼ初めての啓発本だけど、入門編とし...続きを読むPosted by ブクログ -
キーエンスOBによる付加価値想像の考え方。
メーカー視点の話かと思いきや、著者はその後、業務コンサルに転身した経歴から、他業界でも応用が効くような記述となっている。短文でシンプル、リズムのよい文章でありながら、内容は深く考えさせられるもの。良書。Posted by ブクログ -
読みやすかった。仕事で付加価値を生めとよく言われるけど付加価値ってなに?の入門書のような。顧客の生産性をあげることで利益をあげる、CSRに貢献してブランディングする、リスク回避につながる…など、「売れない営業は特長を語り、売れる営業は利点を語る」というのがあぁ~そうねと。「だから何?」を自問自答する...続きを読むPosted by ブクログ
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仕事の本質とは付加価値の最大化であることを明快に教えてくれた。価値とはお客様が感じるもの、なぜお客様が買うのか考えよ、付加価値はニーズが源泉、構造が成果を創る、付加価値戦略と差別化戦略、これらが全てキーエンスで実践されているとはびっくりした。仕事の基本を今一度考えていきたい。Posted by ブクログ
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「価値とはお客様(相手)が感じる(決める)ものである」
「付加価値はニーズが源泉である」
「自社で仕入れたものの価値に対し,どう付加価値を作り上げるのか。それをどうやってお客様に買ってもらい,使ってもらうか。そして最後に,いかにその商品・サービスの価値,付加価値を感じてもらうか」
価値を判断する...続きを読むPosted by ブクログ -
「キーエンス思考」とあるが、新人で入社後の数年だけキーエンスにいただけの人が書いているので、客寄せパンダのうたい文句のような感じがする。前半の1章~2章はキーエンス流の仕事術のような内容だが、やはり借り物感のせいか正直「どこかで誰かがよく言っている内容」という印象。奥深さというか、味わいがあまり感じ...続きを読むPosted by ブクログ
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提供する付加価値の三分類として、置換価値、リスク軽減価値、感動価値で捉えると分かりやすい。ここでもドリルと穴のジョブ理論が書いてある。
あいての真のニーズを聞き出す方法は共感。正論、アドバイス、共鳴はNGの部分に納得。共鳴とは相手の体験を自分もしたと乗っかり話を奪ってしまうようなこと。
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元キーエンスのエンジニアで、現在は独立して経営戦略コンサルティングを行っている著者による「付加価値」の創り方に焦点を当てたビジネス本。
「付加価値」の解像度を上げて、それを創出するためにはどのようにすれば良いのか?が主な内容となっている。
「付加価値」=「お客様のニーズ」−「原価」 で表すことが...続きを読むPosted by ブクログ -
営業職や新しい価値を生み出す仕事に携わっている方には、すごい本なのかもしれない。「ニーズの裏のニーズ」。今の自分の仕事に当てはまる事もいくつかあり参考になった。Posted by ブクログ
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再現性の司令塔は商品企画であり、商品の重要性を改めて認識。一方で、前作と切り口を変えただけという面も多いかなと思った。Posted by ブクログ