〔内容〕アトム目覚める?/プルートゥによるロボット破壊のバックにいたのは当然ながらトラキア合衆国だった/アトム、なぜか反陽子爆弾の作り方を完成させる(そういえば「ワンダー3」のキーになっていたのもそんなんやっけ)/ボラー登場/天馬、アドラーの正体を指摘する/アトム、完全復活/地球壊滅の兆し/アトム、できごとの全貌を語る/アトム対プルートゥ/二人の涙。
〔感想〕原作最終回もそうやったけどアトムも他のロボットも自分の命をすぐ捨てようとする。そしてそこにあまり葛藤がない。もう少し悩んでもいいと思うけどなあ。
■簡単な単語集
【アーノルド】トラキア合衆国の気象予報ロボット?
【アトム】日本のロボット。第39次中央アジア紛争に派遣されたがアイドル扱いで戦闘はしていなかったもよう。
【アドルフ】KR団の一員。兄を殺した? ロボットを恨んでいる。
【アブラー博士】ペルシアの科学者。中央アジア最高の頭脳と言われる。戦争で身体のほとんどを失っており種別としてはロボットに分類されている。
【一般生活用ボディ】ロボットは仕事用と生活用のボディを使い分けている者も多い。
【ウラン】アトムの妹。日本のロボット。遠くにいる生物の恐怖を感じる能力を持つ。
【エプシロン】オーストラリアのロボット。長髪の美形。戦いの機能を持っていない。原作でも人気のあるキャラやったんではないかと思われる。プルートも苦戦した記憶がある。平和主義で第39次中央アジア紛争での徴兵を拒否した。そのせいで批判され過酷な戦後処理に回され、そのとき出会った戦争孤児たちを引き取って育てているがそれも批判する向きがある。《私は思うんです。人間とロボットは近づきつつある。近づきすぎると…… よくないことが起きる》第三巻p.97。後の青騎士の話につながりそう。
【お茶の水博士】科学省長官。ボラー調査団の一員だった。
【KR団】ロボットを弾圧したいというか人権を認めたくない派。
【ゲジヒト】ユーロボールの特別捜査官。ロボット。夢を見る。
【ゴキブリ】ゴキブリ型小型ロボット郡を使うロボット登場。アブラー博士が作ったらしい。プルートゥを探している。
【国際ロボット法】ロボットに自由で平等な権利を与えた。
【ゴジ博士】ペルシア王国にいるとされた天才科学者。実在かどうか不明。
【坂本】ロボット教師。旧式。
【サハド】サマルカンド・ペルシア共和国を花でいっぱいにするためオランダに留学したという人物(ロボット)。《種をつけて、花は枯れなきゃだめなんだ》第六巻p.29。彼の残した枯れないチューリップの名前がプルートゥだった。
【ゼラニウム弾】破壊力の強い銃弾でロボットにしか撃てない。それも世界で数体しかいない。人間に対して使ってはいけないことになっている。
【第39次中央アジア紛争】すべてのキーになっていると思われる紛争。各地のロボットも派遣された。
【隆史】お茶の水博士の孫。
【田崎純一郎】法学者。国際ロボット法の発案者。ボラー調査団の一員だった。
【ダリウス14世】ペルシア王国国王だった。独裁者でロボットの処遇もロボット権利条約から大きく外れていた。近隣諸国を侵略した。《神にとって、人間は失敗作だったのだ。》第五巻p.59
【田鷲】警部。国際ロボット法を快く思っていない。
【ダンカン】ポール・ダンカン。作曲家。盲目。ボヘミア出身。今はスコットランドの城で暮らす。
【テディベア】黒幕。もちろんテディベアが本体というわけではないでしょう。《すべて敗者で愚者で死者なんだよ。 この僕以外はね。》第五巻p.50
【天馬博士】電子頭脳の権威。アトムを作った。《人を殺すかもしれないほどの強い憎悪こそが………電子頭脳を育てるのだ。》《間違う頭脳こそが完璧なんだ。》第四巻p.193
【Dr.ルーズベルト】謎。
【中村】刑事。課長。
【ノイマン】ロボットの優秀な判事だったが殺された。
【ノース2号】軍隊出身のロボット。ダンカンにピアノを弾けるようになりたいと言った。戦場で数万体のロボットを破壊した。
【ハワード博士】ロナルド・ニュートン=ハワード。殺害された。オーストラリアのロボット学者にして光子エネルギー研究者。エプシロンを作った。
【伴/ばん】ウランやアトムが通っている学校の校長。《心に高性能モデルへったくれもあるか!!》第五巻p.126
【パンクラチオン・スーツ】ロボットの格闘技用強化服みたいなもの。
【ブラウ1589】ブリュッセルの人工知能矯正キャンプに幽閉されているロボット。八年前人間を殺した。今でも危険な存在で幽閉されながら何体ものロボットを破壊した。
【ブランド】パンクラチオン・スーツでの格闘技の史上最強と言われるチャンピオン。トルコのロボット。
【ヘラクレス】ギリシアのロボット。パンクラチオン・スーツ格闘技のチャンピオン。「闘神」と呼ばれている。ブランドとは過去四回闘っているがいずれも勝負がつかなかった。第39次中央アジア紛争での経験を経て、対戦相手を破壊できなくなっている。
【ヘレナ】ゲジヒトの妻。
【ボビー】孫の隆史にお茶の水博士がプレゼントしたロボット犬。
【ホフマン】ゲジヒトのメンテナンス等をしてくれる科学者。
【ボラー調査団】第39次中央アジア紛争のとき派遣された。ペルシア王国に大量破壊ロボットが隠されているというトラキア合衆国のアレクサンダー大統領の主張を受けて調査のため派遣された。
【モグリの日本人医師】ブラック・ジャック?
【モンブラン】ラインハルト博士が作ったロボット。スイス林野庁所属。気は優しくて力持ち系で世界中で愛されていた。
【ランケ】ベルナルド・ランケ。ロボット法擁護団体の幹部。殺された。ボラー調査団の一員だった。
【ロビー】巡査ロボット。破壊された。
【ワシリー】エプシロンが引き取って育てている少年。「ボラー」という言葉を発する。