広野多珂子のレビュー一覧

  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
    魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

    母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
    自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

    1世代超えた物語に、静かな思いを。
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    駆け足で追いかけてきたキキの人生もとうとう20歳を迎えました。
    次が最後だなんてさみしいわ。
    当たり前になるのってつまらないけど、とても素敵なことなんだっておもった。
    当たり前だからこそ大切にしなくっちゃ。
    たまには変化することも大事だけどねw
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    魔女の宅急便完結編。
    完結編にして、キキととんぼの子どもたち二人の物語という、初期に戻ったような既視感も感じる物語。
    ただしキキの話のリフレインではなく、キキが子どもを魔女の修行に送り出すまでの話であり、ある意味シリーズが円環構造を成したともいえる。
    大人となった今、私に子どもはいないが立場としては...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    コリコの町に来て4回目の春、キキはもう16歳。ちょっと多感なお年頃。新しい魔法「くしゃみ薬作り」も覚え、とんぼさんとも仲良くしています。そんなある日、12歳の少女ケケが現れます。ケケは魔女の仕事を邪魔したり、ジジを欲しがったり、とんぼさんと仲良くしたり、果てはキキの家に半ば強引に住みだします。ケケは...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    魔女の宅急便の魚パイがたべたい♪ちなみに魔女の宅急便の原作 角野 栄子作なんですが、キキは髪が長いし、最後にはおかあさんになるんですよ。もちろん相手は・・・!? by あそら
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    綺麗ごとだけでなく、気持ちの中の暗い部分まで丁寧に表現する角野さんの文書が大好き。そんな部分に共感したり、頑張ろうってなるから。
    魔女の宅急便シリーズでも最高の巻!
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    これで、全巻通読したわけだが、最終巻に向けての盛り上げかたといったら、神業としか言いようのないほどのものだった。
    アニメはアニメ。本書とは、全く別物である。
    角野栄子のもつ日本語の魅力を存分に味わった。
    不思議な幻想的な世界観のなかに、ある一定のリアリズムを常にはらんでいる。そんな、文字によって精緻...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    おじいさんの杖の話に泣き、
    ワンピースの話に共感し、
    黒い手紙にそわそわし、
    くしゃみの薬作りにわくわくして。

    健やかに育て、キキ!
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    なんて可愛い話なんだろう。
    キキは大人になってきて、だけどまだうまくいかないこともたくさんあって。
    そんな中で失敗もあるんだけど、ちゃんとそこから反省して新しいことを学んでいく。
    その素直さは現実的じゃない姿かもしれないけど、理想のひな型って感じもするし、誰しもどこかに持っている姿のような気がする。...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    10代って決して爽やかな時期じゃないのね。
    わけの解らないイライラモヤモヤがいっぱい。
    道理は解らないし、自分を認められたい。
    どんどん自意識が勝手に膨らんでく。
    そんな時期をうまく乗り越えるのは結構大きな試練。

    17歳のキキの恋は可愛い!
    でも少しずつ大人になってきたキキは可愛いだけじゃない。
    ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    映画の魔女の宅急便を見たときに、もし、このシリーズがはっぴいえんどであるなら、
    キキとめがねのとんぼが結婚することだと思っていました。
    ちょうど、ハリーポッターとジニーが結婚するのを予感していたのと同様。
    話がなかなか進まないのは、子供向けの物語だからでしょうか。
    映画がとんとん拍子だったの...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    映画の魔女の宅急便を見たときに、もし、このシリーズがはっぴいえんどであるなら、
    キキとめがねのとんぼが結婚することだと思っていました。
    ちょうど、ハリーポッターとジニーが結婚するのを予感していたのと同様。
    でも、結婚の前後の話がないのは、とても悲しいです。
    子供向けの物語だからだろうか。
    ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    映画で見た魔女の宅急便の続編...と、思うことなかれ。
    幼いころ母親に読みきかせてもらって違和感を感じましたが...
    これはアニメ版とも別物。やわらかくて、暖かくて。
    そんなキキの成長を描いたお話です。ぜひ『魔女の宅急便』も読んでください。
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    魔女の宅急便、第3巻です。
    キキ、16歳の物語。

    ひとつの町に魔女はひとりだけという掟を破り、キキの暮らす港町に12歳の魔女、ケケがやってきた。

    次第にケケは町の人気者になっていき、キキは自分の存在に不安を感じ始めるのだった。

    自分は必要なのだろうか?

    自由奔放に生きるケケに振り回...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    この本を初めて読んだときはもうすでに社会人で、1巻の頃のように一緒にドキドキしてハラハラして、というのではなくなってました。いつのまにかお姉さんにでもなったかのように上から目線で見るようになってました。それでも、20年たっても、キキも、ジジも、同じように動き回ります。いまだにそそっかしくて、ささいな...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    新年一発目に読み終わったのがこの本なんていい年になりそう♪

    初読は大学生のころ。すでにバイトを始めてたこともあり、前半はキキの仕事に対する姿勢がかなり気になった記憶があります。預かりものの帽子で遊んだり、仕事を自分のワガママで選ぼうとしたり。仕事に対して楽しいことや嬉しいことだけを求めて、それ以外...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    初読は確か高校生の頃。当時のお小遣い一月分に相当するこの本への出費はとても痛いものだったけれど、自分への誕生日プレゼントだと言い聞かせて買った記憶があります。そして、買ってよかったなぁとほくほくした気持ちで読み終えた記憶も。

    生意気な小さな魔女の出現で、自分に自身が無くなったり、ケケを妬んでしまっ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    キキの魔女2年目の物語。
    キキは色々な物を届けながら、色々な人と出会い少し大人になったみたい。前作同様に温かくて、やさしくて、元気がもらえます。
    お母さんであるコキリさんの言葉がとてもステキ。どの話も大好きだけど、「キキ、さんぽを運ぶ」「キキ、種を運ぶ」の話が特にお気に入り。

    『つくるってふしぎよ...続きを読む