広野多珂子のレビュー一覧

  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    ケケという、ねじりんぼパンみたいな?髪型の魔女が出てきます。
    自分より年下で、なんでもできるケケにキキはやきもきします。
    終わりの扉、という本がでてきます

    最後の、キキが空から急降下するシーンが大好きです。胸がひりひりする感じ。ケケもいいこなんだなーと思います。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    ものすごい勢いで良かった。もう、なんて良書。。今回も、キキの気持ちに賛同し、一緒に喜び、一緒に悲しみ、一緒に泣いた。いよいよこれで最後かな。キキの気持ちが手に取るようにわかって(その3でも同じこと言っているけれど)苦しかった。この苦しみは、誰もが味わったりするのかもと思えた。とんぼさんとのことも、ヨ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    17歳になったキキ。現在の私と10歳近く離れているのに、そのこころに渦巻く不安とかものすごく共感した。キキはその不安や心の弱さと向き合ってそしてすとんとなくなって行くのだけれど、実際は難しいよね。でも、キキの気持ちが手に取るように分かった。私も同じだからかな。
  • 魔女の宅急便
    昔、雑貨屋で買った魔女宅原作を十年以上ぶりに初めて読んだ。
    キキの一年間の短編詰め合わせのような感じ。とんぼとの交流も映画とは全然違ってて、最後の方はちょっと甘酸っぱかった。ふるさとよりコリコの街が身近になってしまったところが、ひとつ大人になった感じがする。オソノさんの別れのシーンで泣いてしまった…...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    シリーズ2巻目
    キキの葛藤と成長が見られる巻

    魔女として自分に何ができるかを悩みつつ、とんちみたいなものとか思い出とかを運んでいく話

    最後ずっといやがってたくしゃみの薬を作りたくなって作り方を聞きに里帰りするところが読んでて心あたたかくなった

    キキもジジも恋が始まってる感じしてかわいい
  • 魔女の宅急便
    大人になって、なんだか読み返したくなりました。
    映画と原作、全然違ったのね~~。

    「商売っていうのはね、小さくはじめるのがいいのよ。だんだん大きくする楽しみがあるから」とは、キキが宅急便屋さんを始めるときのオソノさんの言葉。

    『小さくはじめて大きくする楽しみ』
    今の私にとっても大事な言葉でした。...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    再読。

    キキが自分自身を見つけて掴むまでの葛藤や妬みが描かれたシリーズ3冊目。
    ケケという存在がキキに悪影響を及ぼしたり、時には気づきのきっかけをくれたり……。
    子供の時に読んだ時はキキの様にモヤモヤしたりしたけど、今読んだら昔読んだ時と捉え方が違って驚いた!少しは大人になったということかしらねぇ...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    映画とは別のお話として読んだ方がいいと聞いたので、そのつもりで読みました。
    登場人物や時計台などの街並みなど映画のシーンと重なるところがあり、そうでないところもあり、やっぱり素敵な物語でした。

    頭の中を、あの美しい『海の見える街』がずっと流れていたので、楽譜を買ってしまいました。
  • 魔女の宅急便
    中学生以来の小説『魔女の宅急便』。
    世界一受けたい授業をたまたま見た時に、角野栄子さんが出演されておりジブリ化への複雑な気持ちを語っていました。
    私もジブリ版『魔女の宅急便』は何度も見ていましたが、小説版はすっごく久しぶり。
    80年代の本の為、喋り口調は昭和を感じました。
    外国の話ですが、内容も日本...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    13歳で親元から離れるだけでもすごいのに、住むところも仕事も1人で探して決めるなんてすごい。
    今は知らない人と話してはいけないとか、なかなかコミュニケーションが難しいご時世なのが残念。少し昔のようにたくさんの人と助け合える世の中になったらいいな。と思った。
  • 魔女の宅急便
    4.5年から。キキが不安を抱えながらもひとり立ちをする様子が、とても等身大に自然で、垣間見える女心がまた可愛い。映画のお話とはまた違って、色々なお仕事に挑戦しては微笑ましい姿が見られ、読者を楽しませてくれる。年越しと春を迎える時期にもいいですね!
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    二人の娘の父として彼女たちの未来の姿をイメージしながら楽しく読んだ。自分の世界を持ち始め親からだんだん離れ、自力でトライしたり、でもそれって結局他人に頼ることだって知ったり、他人に貢献できる喜びとか、あてが外れて結果的に貢献できない悔しさとかを知って、そんな経験を重ねながら自分の取り柄とか世の中のあ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    キキが双子を育てるなんて。。でも、やはり魔女になるかならないかてを焼く娘の方に意識がいっている。自分に似ているから得になんだろうけど。でも、番外編でちゃんと書いてくれるのかも。
  • 魔女の宅急便
    色んな腹巻きを作るおばあちゃんが良かった(船の煙突の腹巻まで)
    必要としてくれる人、帰る場所があること大事だなっと思った
  • 魔女の宅急便
    なんだかんだ初めて読んだ
    面白かった
    映画版より児童書として完成されているというか
    映画は大人が振り返るもの
    キキの心情の移り変わりを描写することに主眼が置かれてそのために諸々事件が起こる
    13歳の頃に観ても面白かったけど、断然大人になってからの方が解像度が上がって面白い

    こちらはあくまでもキキが...続きを読む
  • あかちゃん、がんばれ
    新しく産まれくる赤ちゃん。主人公の女の子、お姉ちゃんになることの嬉しさや寂しさが繊細に描かれています。絵も優しくて温かみのあるストーリーとよく合っています。
  • 魔女の宅急便
    たまたまの流れで
    ジブリアニメの原作を続けて読んでます。

    この物語もすごくかわいらしい。
    帰るところがあってよかったわ、と
    言う素直な彼女がとってもかわいいです。
  • 魔女の宅急便
    小学生の時に読んだ本を再読。

    人は知らないものに恐怖を抱く、
    だから相手を知ろうとする、対話する、
    そして差別はしない、思い込みは捨てる

    この大切なことをこの本では自然に落とし込んでいた。
    キキは“魔女”という肩書きで、
    本当はどんなものか知らないのに
    人々が勝手に偏見と恐怖を抱いていた。
    キキ...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    映画は鑑賞済みで、映画とは違う内容と知ったうえで読みました。
    お話の方が、角野さんの優しい感じが出ている文章でいいなぁ、が正直な感想。
    (映画は映画でいいと思います。それがきっかけで読む人も多いだろうし、映画の良さもあるので。)
    映画のように、大きな山場や事件は起きないけど、キキの世代の若いキラキラ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
     キキは、空に飛ぶのが上手な魔女です。物語のなかでも空を気持ちよさそうに飛んでいる絵が、たくさんあったのでキキは空を飛べていいなー、といつも思いました。