広野多珂子のレビュー一覧

  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    ジブリの映画で登場した、ジジが恋をしてキキと話せなくなってくる、得意のほうきが上手く飛べない等の問題が起こる。やっぱりいつも一緒だったジジと距離が出来てしまうのはさみしい。

    キキの前にも素敵なサヤオさんが登場する。前巻でも同じ年頃の男の子が仲良くなりたそうだったから、恋をするキキは魅力的なんだなあ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    「おソノさん」なんだね。ずっと「オソノさん」なんだと思ってた。お園さんということ?
    ザザさんの森でイライラしているキキ。そうするとどんなことも自分を邪魔しているように感じて文句ばかり。でも真っ暗な森の中で寂しくて怖い思いをしながら、自分の気持ちに気づくまで向き合う姿が思春期なんだなぁとしみじみした。...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    『魔女の宅急便』の本ってふしぎ。
    しばらく別の本を読んでいたのだけど、何度も思い出してこの本を読みたくなっちゃう。
    特に今回の本は、思春期のキキの不安定でさびしい気持ちがよく描けていて白眉だと思う。
    キキが矢のようになって夜空を駆け上るシーン、文章も絵も印象的。
    双子の姉弟のような関係のジジがいるの...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    突然現れた少女・ケケ。彼女の存在を通じて「自分であること」の大切さを知るキキ。作中の「あなたのなかに笑顔もあるのに」のフレーズが、心に染み入る1冊です。
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    魔女宅6

    あーあ。もう終わりかー。
    あーあ。

    本編
    5巻に次は15年後のお話ですって書いてあったから、え〜そんなに経つの〜って思って6巻読んだらもうキキとんぼさんとキキ結婚してるしキキの子供が11歳だしえ〜って思った。
    そういえば思ったけど特別編で出したらいいんじゃない。
    それで結婚式とか妊娠と...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    キキが…キキが。

    面白かったです。
    あそこがびっくりした。
    まあ読んでない人もいるだろうから言わないけど。
    いやー衝撃的だったなー。ほんとマジやばかった。
    まああれはとんぼさんがやったんだけどね。
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    少しずつ大人になっていくキキが愛おしい。
    くしゃみ薬を作ろうと決心するキキにも感動したけど、
    満月のもとでコキリさんとならんで儀式をする挿絵がたまらくよくて、心を打たれた。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    乙女心があふれているキキが可愛いです。
    綺麗なミミにすこし萎縮したり、男の子にデートに誘われてうきうきしたり。
    まさに恋する少女そのもの。
    だからキキのスタイルはいつもと変わらないのに、ほかの巻よりお洒落な魔女に見えました。
    とんぼさんからの手紙は読んでいるこちらも目がうるんできました。すきっていう...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    キキは19歳になりました。
    変わらずコリコの街で宅急便やさんをしています。とんぼさんも変わらず学校に通っていて離れ離れです。
    ライちゃんという新米魔女と出会ったり、不思議なお届けものを届けたりと、変わらない日常の中で少しだけ変化がある毎日を過ごしていました。しかし、ある日ジジがキキとうまくはなせなく...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    キキはもう17歳。
    17歳の夏は一度きりなのに、仲良しのトンボさんは遠くの学校のそばにある山に篭りっきりで帰ってこない。時々手紙が来るだけで、キキも意地になって会いに飛んでいかないままの夏休み。キキの元には、お友達のモリさんの弟ヤアくんが夏の間やってきました。

    サブタイトルは「キキの恋」。キキの恋...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    キキがコリコの街に来て4度目の春がやってきました。キキはもう16歳。魔女の宅急便の仕事とくしゃみの薬を必要な人にお分けする仕事をしています。
    ある日、順調に暮らしていたキキの所に、ケケという変わった女の子の居候がやってきました(それも強引に)。キキと同じ真っ黒のワンピースを着ています。彼女は魔女?分...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    里帰りからまたコリコの街へ帰ってきたキキ。魔女の宅急便2年目です。
    2年目ともなれば、街の人達に宅急便の仕事は浸透してきているようです。日々様々なお届け物の仕事が舞い込んできます。そんな中、あるお届け物をきっかけにキキは自分の仕事、魔女である自分について疑問を持ってしまいます…。

    ジブリ映画の続き...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    いつのまにか6巻まで出ていたこのシリーズ、あらためて1巻から最後まで一気に読んでみた。角野栄子さんは、こどものための本を書くことができる、数少ない作家のお一人。安心して読み進む。
    大人になったキキは結婚し、双子の母親になる。そして、その子供たちが13歳になり、それぞれの旅立ちを迎える・・・。
    13歳...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    キキが4回目の春を迎え16歳に。コリコの町にもう一人の魔女「ケケ」がやってきて、キキの周辺をかき乱され、キキも自分のものが全てとられていくようで心をかき乱されていく。その中、思わせぶりな旧い本を見知らぬ人から預かる。最終的には丸く収まって、キキもさらに大人になっていく。トンボとの恋も進展しながら、最...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    宅急便を始めて1年、いろんなものを運んでいるうちに「魔女」について誤解をされたりして自信をなくしたり、上手く飛べなくなったり・・・それでも、いろんな人と出会うことで少しずつ成長していく。子供からちょっと大人に成長し、新しい魔法を身につけるお話。吹っ切れたように「魔女からやさしい気持ちをとったらね、黒...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。
    本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    若干アニメに似通ったストーリーも出てきて楽しかった。
    魔法がもうひとつくらい増えるかな、と思ってたけど話は終わり。
    やっぱり素敵な話だった。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    タイトル通りで恋の話。
    サブキャラが魅力を増すのが楽しい。
    お母さんの話もあり、大人になったなと感慨深い。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    素朴な感情を素朴に表現。じんわりと感じるものがある。山林での自己の発見が良いですね。日常にドラマがあることを実感する。
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    渦巻く嫉妬に苛まれ、最後には本当の自分の居場所を再確認。竹トンボが重要なアイテムだったんだなあ。挿し絵が素晴らしかった。これは新しい文庫にはないのだ。