宮田ナノのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お、おしゃれ〜!!!と心が震える食がテーマの本についての本でした。
絵がオシャレ可愛いし、読んでいる本もおしゃれに見える。感性がおしゃれ。でも親しみやすさもあって良い。
出てきた本も読んでみたいけれど、やや古い本が多いので少し畏れ多いかな。でも森茉莉は読んでみたい。
私は食べることは大好きだけど、何でも美味しいとにかくお腹いっぱいになりたいという貧乏舌だし、子どもが小さいのでここ何年かはどうやったら食べてもらえるのかという闘いのように感じることもある。
だから、あぁこんな風に心が豊かになるような食の味わい方をしたいし、子どもにもなってほしいと思いました。 -
Posted by ブクログ
著者の夜にまつわるエピソードをまとめたコミックエッセイ。
読んでいてふと思ったのは、「あぁ、私はつくづく夜の思い出ってないなぁ」ということ。
夜ならではのお楽しみ < 睡眠欲。
子どもの頃から「夜は寝るもの」という生活習慣が染みついてしまっていて、夜に活動することがほとんどありません。
若い頃はオールをしたり、終電まで飲んだりもしましたが、それらが「楽しい思い出」かというと……正直、疑問です。
「やっぱり夜は寝るものだよね」と、後悔しか残らなかった記憶ばかり。
だからこそ、夜を楽しめる人って本当に羨ましい。
夜ならではの楽しみ方って、たしかにあるんですよね。
ディズニーランドだって、昼と -
Posted by ブクログ
何でもない日常を描いた作品は好きです。
自分では気づかない視点を養うのにぴったりなんですよね。
読書好きの私としては主人公の本棚のストーリーに共感しました。
選書する際に自分の感情を反映したものを選びやすいですし、その反対も然り。
妙にミステリばかり読んでいるな、という時もあれば
旅本にハマる時期もあったり。
何を読んでいるかでその時の気分がわかる。
コレは読書好きアルアルなのかもしれません。
数年前から読書ノートをつけているのですが、コレが非常にいい。(この本で言うところの本棚みたいなもんだと思ってください)
パラパラめくっていると、本と共にその時の自分が蘇ってきます。
読書ノー -
Posted by ブクログ
全部の章が好きで始まり、好きで終わった。
もう大満足。宮田さんのゆるりとしたイラストが沁みる〜〜
わたしも食べ物エッセイや、本の中に描かれている食べ物の描写が好きだけど、あまり記憶に残っているの作品が少ないのはメモを取って読んでないからかしら。
3話の村上春樹さんが考える、オムレツ作りに一番適したシチュエーション最高。文章がもうえちちだ〜何気なく気軽にオムレツは作れないよ。
それでも、4話の黒髪の少女のラムの件は何度も頷きながら読んだ。少女の豪酒具合は、勢いやペースの速さは凄まじいんだけど、森見先生の可憐で品のある描写で全然粗さを感じないのも良い。
お酒に対してのハードルが下がりそう。