宮田ナノのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ食欲と読書欲をいっぺんに刺激するコミックエッセイ。
村上春樹さんのオムレツのオシャレさにため息がでる。
堀井和子さんのブレックファーストはとても素敵だが、いい加減な私は、作者とともに道のりの険しさ果てしなさに力尽きる。
石井好子さん群ようこさんの失敗料理、トラブルクッキングに笑ってしまう。
ナルニア国のプリンに昔読んだ本を思い出す。
そして、森見登美彦さんのお酒!黒髪の乙女のラムと偽電気ブラン!飲んでみたいなぁ~と思っていたことを思い出した。
作家さんは食べる事をなんて個性的に表現できるのだろう!
食べ物のエッセイ、小説などが好きな人はちょっと読んでみてほしいです。 -
Posted by ブクログ
引用された文章+ホッコリする画の力もあって魅力的なものがいっぱいでした!
とにかく面白かった!!
森茉莉は、名前だけ知っていて読んだことがなかったけれど、この第1話だけで「読みたい!!」という気持ちを駆り立てられたし、何よりずっと気になっているのに手に取らずじまいだった内田百閒も、まずは「御馳走帖」からすぐにでも読みたくなりました。
石井好子のエッセイも気になるし、角田光代のエッセイ『今日もごちそうさまでした』もその偏食克服っぷりを知りたくなって読みたくなったし、水上勉も…この本きっかけで読みたくなった作家・作品がドドンと増えました。
いろんな角度から「たべもの・のみもの」にスポットライ