感情タグBEST3
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どの話も本と作家さんへの愛情を感じられて良かった。
それから、どの描写も本当に美味しそう。どの場面も食の尊さを感じる描写だった。
それから、絵が素朴で可愛い!素朴さの中に光る絵のうまさ。
最後に、田舎へ帰省した時のことや、幼少期のころのことが描いてあり、のびのびと、素敵な環境で育ったんだろうと感じた。ここが宮田さんのルーツなんだろうか。
もっと読みたい。
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本が大好き、特に食べる表現が巧みな本ばかり、筆者の目線で面白おかしく描いたエッセイ漫画。
既に何冊か読みたい本が出てきてしまうほど、魅力的な本ばかりだ。是非宮田先生と同じ世界を見てみたいので、順番に読んでみようと思う。
正直私もジャンルを広く読むわけではないので、こういった本の紹介をしてもらえる本(漫画)は大助かりだ。作家によって、食べることへの向き合い方、表現、想いというのはさまざまで、フレーズも美しく胸を打つ。
宮田先生はレトロチックな絵柄で読んでいても心地よい。クスリと笑ってしまう箇所があって、とても面白かった。
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食欲と読書欲をいっぺんに刺激するコミックエッセイ。
村上春樹さんのオムレツのオシャレさにため息がでる。
堀井和子さんのブレックファーストはとても素敵だが、いい加減な私は、作者とともに道のりの険しさ果てしなさに力尽きる。
石井好子さん群ようこさんの失敗料理、トラブルクッキングに笑ってしまう。
ナルニア国のプリンに昔読んだ本を思い出す。
そして、森見登美彦さんのお酒!黒髪の乙女のラムと偽電気ブラン!飲んでみたいなぁ~と思っていたことを思い出した。
作家さんは食べる事をなんて個性的に表現できるのだろう!
食べ物のエッセイ、小説などが好きな人はちょっと読んでみてほしいです。
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引用された文章+ホッコリする画の力もあって魅力的なものがいっぱいでした!
とにかく面白かった!!
森茉莉は、名前だけ知っていて読んだことがなかったけれど、この第1話だけで「読みたい!!」という気持ちを駆り立てられたし、何よりずっと気になっているのに手に取らずじまいだった内田百閒も、まずは「御馳走帖」からすぐにでも読みたくなりました。
石井好子のエッセイも気になるし、角田光代のエッセイ『今日もごちそうさまでした』もその偏食克服っぷりを知りたくなって読みたくなったし、水上勉も…この本きっかけで読みたくなった作家・作品がドドンと増えました。
いろんな角度から「たべもの・のみもの」にスポットライトがあてられているような多彩な切り口で、宮田さんご本人は冒頭で”気楽な本読み”だと謙遜しているものの、その読書量と読み込む力の凄さに感服しました。
色んな作家作品が紹介される中、個人的に一番好きなのは、小2の時の国語の教科書にあった『かさこじぞう』にでてくる「つけな かみかみ おゆをのんで やすみました」に衝撃を受けて、白菜の漬物が出てくる冬を待ち焦がれていたご本人エピソードでした。
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食にまつわる読書エッセイ
素敵なイラストと食に対する高い感性にワクワクする
短編のように区切られているのも読みやすく、参考文献として紹介されている本も読みたくなる!
自分も食に関する本が好きなんだと改めて気づいた
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クラシカルな雰囲気のイラストが素敵です。
美味しいご飯と本は相性が良いですね。
ちょっと本を読みたいけど何がいいかなって時に紹介本としても良いかもしれません。
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key word コミックエッセイ 読書エッセイ 文学的感覚と食べ物表現の感受性
楽しく読ませて頂きました。コミックの絵は可愛らしいし、文豪や小説家とご自身の対比の表現も豊かで面白い。描かれるご自身の体験や日常は可愛らしく微笑ましく、身近な印象を受けました。
私が特に好きな章は「森先生の耽美なデザート」「巴里のオムレツ」「笠地蔵」ですね。読んだことのある本が出てくると同感!って言いたい。同じ本を読んで同じように感じるなら、やはり名作の持つ力、文豪の放つ言葉の表現ってすごいって思います。そう思わせてくれる本著も表現力の高い本だと思うのです。にしても、名作には美味しいものが出てくる…いや、卓越した表現力のなせる技なのかな。読書大好き。
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本当に本が好きなんだなあ。
育ちの良さが伺えて作者とご家族を好きになった。
どの紹介も素敵なのだけれど、やはり森茉莉の紹介がダントツでそそられた。
『シュウクリイム』
なんと甘美な響きなのだろうか。
読み終わってすぐにシュウクリイムとコオヒイを買いに行った。
文字数も多過ぎず、かと言って買って損したと思う程薄くない内容、少な過ぎず多過ぎもしない文章にこれでもかという程魅力が詰まっていた。
食べ物と読書が好きな人はぜひ読んで欲しい。
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著者の読書の仕方というか文章を拾う視点が面白い。若いのに本のチョイスがどれも渋くて良かったです。一冊の本を大事に何度も読み返してる感じも素敵だなと思いました。最後のおまけ?的なコミックエッセイも興味深く面白く読めたのでまた本が出るなら読みたい作家さん。
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絵がかわいくて語り口も穏やかで楽しくて、おもしろかった。食べ物にまつわる読書の思い出。そんな読み方も楽しそう。今度やってみたいと思った。出てくる本も読んでみたくなる。森茉莉、興味がわいてきます。
最後のほうに収録されている、日々郷愁もいい。以前ネットで読んだのこれだった。思いがけず再会できてすごく嬉しい。かさこじぞうにあこがれた話が大好き。つけなかみかみ、お湯を飲んで休みたい。
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とても素敵な本の読み方。
森茉莉のシュウクリイムはうっとりしながら読みました。
読書もしたくなる、食べたくなる、想像したくなる。楽しさが渋滞気味でした。
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食に関するエッセイってこんなに面白いんだ!最初の超お嬢様森茉莉、失敗料理の石井好子、ナルニア国のプリン…文章だけで素晴らしい情景や歯触り、匂いが浮かびあがり食欲が刺激されたり新しい世界へ連れていってくれたりする。新しい世界への扉、私も開きたくなりました。
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まず絵が可愛い!
タイトルのハラヘリ読書とは、食をテーマにした本が好きなところから、本の中の食べ物をテーマにとこの本を描くことになったとか。
全10話とプチコミック。
1話 森茉莉といただくシュウクリイム
4話 黒髪の乙女といただくお酒
7話 角田光代さんといただくにがてだった食べもの
が好きかな〜
5話 失敗料理はクスッと笑えて
8話 ブレックファーストは表現の仕方が好き
おすすめの本もたくさん紹介されていて
何冊か気になった本たち読んでみたいな!
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なんとなくさくらももこさんの絵に雰囲気が似ていて手に取った。
今日喫茶店でプリンを食べてから、なぜ食べたくなったのかと思い返すとこの本を読んだからだった。ライオンと魔女に出てくるプリン。その絵を見て脳に刻み込まれたに違いない。しかし原文ではプリンではないとのこと。全く知らなかった。読んでみようかな。
作者は読書は好きだが読んだ量は多くないとのこと。しかし大分読んでいるように思った。私は内田百閒も森茉莉も読んだことない。角田光代さんのさがしものは読んだところだったのでタイムリーだった。やはり本を書く人は本を読んでる人だなと改めて思った。
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沢庵は美味しいし、村上春樹の食に関する描写は完全にやばいし、黒髪の乙女は最高。
村上春樹の小説も著者の宮田さんにはぜひとも読んでほしい。べろんべろんになるから。
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古今東西の名作に登場する美味しそうな食べものを、食いしん坊の作者独自の目線で語るコミックエッセイ。
森見登美彦や森茉莉の作品から食べものにまつわる部分が紹介されていて、すごく分かるー!と共感の嵐。そしてそれぞれの著者への愛情やリスペクトが伝わってきて、読んでいて心地が良い。私も大好きな作品もあってほっこり。読んだことない作品については今度手に取ってみたいなあ。ただし夜中に読むとおなかがへってきてつらいので、満腹時をおすすめします(笑)
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「本の中の食べもの」をテーマにしたコミックエッセイ。
第10回新コミックエッセイプチ大賞受賞の「日々郷愁」も収録。
「迂闊に読書好きと言えない気楽な本読み」と書かれてますが、古典から新しいものまでたくさんの本を読まれ詳細まで記憶されていらっしゃる。
かわいいイラストで、作家の似顔絵もうまい。作者さんと同じく、水上勉さん憂いを帯びた感じで確かにおモテになったと思うなぁ
たくさん読んでみたいと思う本が増えました。
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202209/初読みの作者さん。若干内容・言及は薄いけど、絵柄もかわいらしく味のある色使い、帯にある「森茉莉の書く“シュウクリイム”、内田百けんの書く“おかうこ”…」にひかれる人は楽しめる1冊。
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かわいい絵で楽しむ
「おいしそうな本」の本。
百ケン先生の『御馳走帖』は私も大好き。
石井好子『巴里の空の下…』も楽しかった。
でも料理苦手なんで
群ようこさんの『トラブルクッキング』に共感。
平松洋子さんのエッセイにはいつも和まされ
東海林さだお氏のシリーズは
老後の楽しみに取っておこうと思ってます(笑)
自分が読んだ本が紹介されていると
あらためて読み直したくなり
知らない本には手を伸ばしてみたくなる。
無限ループだ\(^o^)/
Posted by ブクログ
読んだことがある本も多くて、そうそう^_^ って、友達と話してるような気持ちになる楽しい本。
本が好きなんだな〜って伝わってくるし、こちらも楽しんで読める。
まだ読んだことのない内田百閒に挑戦してみよう。