宇野碧のレビュー一覧

  • レペゼン母

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    ラップというミソジニーが席巻している世界に、64歳梅農家の母、明子が登場。
    ダメ息子との対決で、息子から見た世界が見えてくる。

    普通の会話では通じ合えなかった親子の、言葉が通じる唯一の方法が「ラップ」という言語だったというのが新しいし面白い。

    ラップについて知らないことだらけだったので、基礎知識が身についてお得かも!

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    2026年02月24日
  • キッチン・セラピー

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    こんなに切ないお話だとは思わなかった。
    カレーで遠回りしても辿り着くところには辿り着いて、パフェで「違う」ことを認めて自覚して、肉で何と競争していたのか気付き、塩辛い思い出を抱いて。
    キッチン・セラピーは荒唐無稽と思わせておいて、モネさんはきちんと導いてくれる。
    コロナ禍のエミの辛さは計り知れない。誹謗中傷には憤慨する。された人は無気力になり、最後には消えてしまうかもしれないのに。
    カレーのセラピーは一回やってみたい。何もかもぶち込んで、これだ、と思う味になるまで味を調整して煮込んでしまいたい。

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    2025年12月30日
  • キッチン・セラピー

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    理想の自分と思い込んでいるものに縛られて、周りが見えなくなって空回りしてゆく、身に覚えのある感情の描写に苦しくなるほどだった。他者にどう思われているかも思い込みかもしれない。自分が本当に欲するものを食べて自分を大切につくることが生きるということ。

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    2025年12月18日
  • レペゼン母

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    ほんタメで紹介されてた作品。
    ラップに興味がない母が、ラップを通して親子の会話をしようとする姿勢に胸打たれた。

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    2025年12月11日
  • キッチン・セラピー

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    可愛い表紙に惹かれました。少し変わったセラピーのお話しです。現状を変えるため、一歩踏み出す事はすごく勇気がいるけど、そのきっかけを料理が救ってくれます。

    人は心身ともに健康じゃないと、食べられない。
    そして料理は、周りの人も自分も元気にしてくれる要素を持っていますね。

    人それぞれの環境で、様々な問題があって生きている。

    悲しい現状の向き合い方も人それぞれ。宗教上の概念の違いがありますが、それは強制されるものなのではなく、互いを受け入れることも大切なんだと思いました。
    最後の、食事をとりながら泣く場面に感動します。
    とっても前向きになれる、素敵な本でした。

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    2025年11月23日
  • レペゼン母

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    義理の娘の代わりにラップバトルに参戦する梅農家っていう設定が面白い。
    あらすじだけ読むとコメディ作品かと思うけど、息子とのすれ違いや苦悩も描かれてて、最後まで読むとちゃんと家族の話だった。
    家族物の小説は苦手意識があったけど、ラップって自分の持ち時間が短いから、自分が伝えたことを絞って話してくれてる感じがあってこの作品は読みやすかった。親子ラップバトルは泣けた。

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    2025年11月17日
  • レペゼン母

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    親の心、子知らず。子の心……
    母は強し……

    ラップバトルを読み、ニヤニヤしながらも、
    親孝行しなきゃと、ふと思わされました。
    面白かったです。

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    2025年11月17日
  • アンダーザスキン

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    永く残るものってなかなか決断しにくい。早くに自分のこと進む道を見つけ、ただひたすらそれに向かって突き進んでいけるって力強い。どこからそんな力が出てくるんだろう。母の愛?

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    2025年11月14日
  • キッチン・セラピー

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    私は悩んでると料理する意欲が失われていくのですが、作品では自分のための料理に手をかけ時間をかけていてハッとした。
    自分と向き合い料理をすることで癒される……その考えはなかったなぁ。

    カレーにパフェ、肉を焼いたもの。
    2話の「完璧なパフェ」が特に沁みました。
    家事育児に仕事、エンドレスに繰り返される毎日のバタバタ。わかりみがありすぎた。

    町田診療所のモネの過去を綴ったストーリーでは、深い悲しみにやりきれない気持ちになった。
    モネ自身も料理をすることで乗り越え、癒され、大事な人と繋がっている。「料理」は、とても大切な意味を持つことだったんだ……。

    苦しくて、切なくて、深い物語。
    料理をすることが、とても優しいものとして描かれていました。

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    2025年05月23日
  • キッチン・セラピー

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    カフェの物語は好き。
    が、いつもと毛色の違う?そもそもカフェの話ではなかった。町田診療所。ここがどういう場所なのかは、最終話でわかる。

    R.I.P(リップ)って初めて知った。

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    2025年05月21日
  • キッチン・セラピー

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    町田モネの世界観がとても不思議。最初から最後まで不思議。料理することが癒しに繋がる。無数ある素材を掛け合わせた神秘的な行いが料理。今まで意識してなかったことの重要性を分からせてくれた一冊。ホワイトアスパラガスとアタッカーの今後も個人的には気になった。

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    2025年03月02日
  • キッチン・セラピー

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    こんなセラピー初めて知りました。
    あと、所々に出てくる世界の料理も面白い。
    肉を焼くというエピソードは読んでて辛かった。だけど、肉のお話しは想像したらお腹が空きそうな料理でした。
    こういうセラピーがあれば、実際はこんなには上手くいかなくてもどこか少しでも楽しいって感情が生まれるのならアリなのかなと思いました。

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    2025年02月21日
  • レペゼン母

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    なかなか自分には馴染みのないラップをストーリーの真ん中に置いて、母子のすれ違いを活き活きと描いていてこんなコミュニケーションもあるんだと思った。自分には出来ひんけど笑

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    2025年02月11日
  • キッチン・セラピー

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    完璧なパフェは仕事と家事と育児の両立に悩み「自分が何がしたいか」ではなく「母親としてどうあるべきか」という目線でしか物事を考えられず自分で自分の首を絞め余裕がなくなり怒りやすくなる…こんな小説はよくある。ということは本当にリアルでよくある話なんだろうな。苦しさが伝わる。可哀想にな……自分が本当はどうしたいかって割と難しいのかもしれない余裕がなくなるとね。いつでも振り返れる余裕だけは確保した方がいいのだろうな。

    肉を焼くはバリキャリ女性の不安や焦り。周りとは違う人生を選ぶといろいろ思い悩むことは多いんだろう。打ち込めるものがあるだけ希望があると思った。

    いろんな人生いろんなことがあるけど美味しいご飯は生きる糧になる。自分の人生を取り戻すきっかけにもなる。素敵なこと。

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    2025年02月05日
  • 繭の中の街

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    レペゼン母から著者をたどってこの作品。独特の世界観が既視感。だいぶ前に亡くなった人と貴重なひと時をすごす夢現みたいなストーリー。確か桐野夏生さんの作品にこんな作品があったような。レペゼン母がめっちゃ感動作だったのでちょっと期待ハズレでした。

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    2024年08月10日
  • 繭の中の街

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    ネタバレ

    なんだかちょっと不思議な世界観の短編集。
    短編集であるあるだけど、すごく楽しめるものと何だかあまりハマらない作品があった。
    就活中で恋人とも何だかうまくいっていない大学生が花屋で兄と知り合いの女性と知り合う話が楽しかった。気功を教えているというその女性に惹かれる主人公。えーどうなっていくの?と思ったら、その女性の正体は…まさかの別れさせ屋。婚約した兄を婚約者と別れさせようとした元彼女が依頼した人物だった。さらに、実は同時に婚約者からは浮気癖がないかチェックするためにも依頼されていた。

    あと小さな神社にいる神様の話も好きだったー!めちゃくちゃ短くて、これは続き読んでみたい。

    最後の羽の生えた一つ目の種族の話は何かわかるような、何だかファンタジーのような、でも現実感もある不思議な感覚の話だった。

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    2024年04月16日