小池田マヤのレビュー一覧
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購入済み
十分楽しめる!! 絵×話=優☆
前作(本編)を読んでいた人達からは、今一つといったような感想・レビューが多かったため、今まで読まないでいたのですが。(相変わらず)十分、優秀な作品だと思います。
①ストーリーが面白く②絵が上手く、かつ※何度も読み直したくなる作品・漫画は、現実あまり出会えません。 この作品は、特に〈カラー絵〉も素晴らしいですね★ 印刷したいっっ!!と、思わせられます。(無理ですが・・残念)
ここまで完成度の高い漫画作品は、エッセイ(日常風景)系では他に、乙嫁語りでしょうか(メジャーでは)。好みもあるでしょうが。
何度も、読み返して楽しめる◎ という所がポイントです。
あとは、値段ですね、 -
ネタバレ 購入済み
不倫男
不倫男の身勝手な部分の描き方がうまいなー。
どうしてそんな都合良い考えになるんだろってとことか。
平気で奥さんのプレスしたシャツをもって来るとかデリカシーの欠片もない。
デザートローズ、こういう人多いんじゃないかなー。
妄想で一時でも救われるならね・・・ -
ネタバレ
好きな作品
他の方もコメントしてるように死なんのかい!!と突っ込みたくなりましたが、どっちでもありなラストでしたね。作者が言うもう1つのラストの方がクロスは幸せだったのかなと思いますが。
時々読み返したくなる作品です。 -
Posted by ブクログ
小池田マヤさんの描くところの世界がわたしはとてもすきで、たぶん中毒になる感じ。
すごく異質で悲しくて、ありえないと思う話なのに、なぜかわたしが救われた、そんな気持ちになれるのだ。
登場人物は癖だらけだし、相当ヒネテルかまってちゃん、愛されなかった子どもがウッカリおとなになった的、頼りなさ。
そんなん全部ひっくるめて被ってくれる里が、すき。
「ヒーダボー/タッチング」に出てきた「お母さん」が、母にそっくりで驚いた。「だから悲しい。」と思うわたしの気持ちを、代弁してくれたみたいでうれしかった。
わたしのココロはドロドロで、案外腹黒なんだけど。
それでもいいか。と前を向く。そんな気持ちになれる本 -
Posted by ブクログ
まさかの3冊目!これはこれからも続編が出る、という事なのですね?やったー!!
自他ともに認めるブスで、でも家政婦としての仕事力は一流の主人公(でいいのよね?)が、派遣先の雇い主との交流や人間模様を描いた作品です。
お話ひとつひとつが心地よく重くて、読み終わった後の充実感がかなりあります。けっこう登場人物にクセがあって、好き嫌い分かれるようなお話かもしれませんが、世界にとって少し異質である事の肯定・悩み、他人への憎しみや嫉妬など、人間のほの暗い感情や関係性が、主人公の家政婦の仕事によって解きほぐされたり、時には救われたりするのを読んでいると自分も元気になったり、少し救われたような気持ちになれ -
Posted by ブクログ
敬愛する漫画飯再現ブログで知った漫画。
小池田先生のことも全然知らなくて、今過去作が届くの待ちです。
この本も全然本屋に在庫がなくてイライラしましたw
放浪の方が既刊ですが、こちらが先に見つかったので読んでしまいました。結果的にはそれで正解だったかと。
小池田先生初心者の私にはテーマが重すぎずかつ共感でき、特に後半のイヤサカシリーズはコミカルでもの凄く引き込まれました。
登場人物の心理描写がとても生々しくて、それどころか生臭いぐらいなんですが、そこがイイ子ちゃんぶった上っ面の他の漫画作品のキャラと一線を画していて素晴らしい。
絵は見にくいところもあるものの、美味しそうな料理と個性的なキャラクタ