小池田マヤのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブスだけど格好良くて料理上手な家政婦・里の連作短編です。
この中に収録されてる「日用の糧」という短編を結構昔にフィーヤンで読んだことがあったのです。
物凄く感動して、何回も読み直して、コミックスになるのを心待ちにしていたのですがなかなかそんな発表はなく、ほとんど諦めておりました。
そんで先日たまたまフィーヤンを買ったところ(いくえみ先輩の別冊付録が欲しかった)、家政婦・里シリーズが掲載されてましてね。
「おお!これは!」と、軽く忘れかけていたのが蘇って、そしたらこの家政婦シリーズがやっとコミックスにまとまったという広告が載っておりました。
早速購入。
号泣。
すーごく良いです。
里シリーズ -
Posted by ブクログ
すっごく切なくて、すっごく優しいお話でした。
多分、そんな風に思ってはいけないんでしょうが、飛行機、落ちてほしかった……と私も思ってしまいました。
最後の場面でクロスは泣いています。
けれど。
それでも人は生きる。生き続けるのでしょう。
月下美人、あれはマキオさんの子どもなのかもしれませんね。
ヒナちゃんとの間の子は「永遠(とわ)」ちゃん、なんですね。
あの子は……。
と、考えるのは野暮なことなのでしょうね、きっと。
大好きなお話なんですけど、あまりにも切な過ぎて。
切な過ぎて、苦しすぎて、もしかすると、もう開けないかも知れない。
でも、大好きで、大好きで、大切なお話です。