狩撫麻礼のレビュー一覧

  • ギィルティ 3

    mac

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    神話眼

    ・「確信犯(ギイルティ)め。…このシナリオを誉めても貶しても無意味だろう。
    人類の創生以来、ある《眼球》がこの世界を輪廻している。ムー大陸、旧約の大洪水、キリストの磔刑、ロシア革命、ヒトラーの大虐殺…
    だが決して《人格》や《魂》ではなく《眼球》だけが輪廻したのだ。
    その《眼球》は現在、日本人のある少女に宿っている。彼女が主人公だ。まだ当人はその事実に気付いていない。
    その《眼球》の無限大の情報価値。某国の超ハイテク集団の魔の手が忍び寄る。主人公の恋人との逃避行…そして…」
    ・「映画化は絶望的だ。オレ以外のプロデューサーならばだ。
    ただしオレは人殺し以外は何でもやる男だ。それが映画っ

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    2022年09月30日
  • ギィルティ 2

    mac

    ネタバレ 購入済み

    LIVE

    ・「真に覚醒せし者、選ばれし者、才能ある者は、いつの時代も多数者の理解を超える。
    ギイルティとは、たったひとりで最後まで戦争をするっていうあんたの決意表明だよなあ」
    ・「誰よりも映画を愛しているあんたは、誰よりも映画界を憎んでいる。
    豚どもがはびこるバビロンシステム…だがな、超一流のミュージシャンも芸能界を憎んでいるぞ」
    ・(なぜだ、なぜ俺に近づく‼お前の目的は?)
    (あんたと同じさ)
    (返答になってねえぞ)
    (世界を屈服させたい‼)
    (俺は俺の幻視を映像化したいだけなんだ)
    (あんたひとりじゃ…ふふっ…無理だぜ)
    (お前いったい何者だ)
    (世界を股にかけたグレートでハイ

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    2022年09月30日
  • ギィルティ 1

    mac

    ネタバレ 購入済み

    無人島の10年

    ・「俺はドロップアウトしたかった。メジャーデビューした映画の失敗ばかりが理由じゃねえ。
    そのころ、行き当たりばったりのややこしい女関係と借金、密かに自惚れていた俺の才能とやらも、所詮見栄っ張り。飽きっぽい癖に負けず嫌いのアホな性格が、映画で一旗揚げようとしていただけかもしれねえと気付いたのさ。
    一区切りつけたかった。社会や親兄弟と折り合いのつかねえこの俺が、なぜか子供のころから勝手にこの世の楽園と決めていた沖縄…南西諸島」
    ・「俺はサバイバルの本を読みまくった。無人島で10年生活する技術をモノにしたくて。
    米や麦はもちろん、およそ食えそうな植物の種子はすべて持って行ったのさ。何しろ周り

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    2022年09月30日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    myベスト漫画の一冊です。

    漫画を描くのが好きな少女ネムは、断筆状態の漫画家ゴローと出会い恋心を抱く。
    ゴローはネムの漫画を見て、今の自分にこんな作品が描けるのか悩み、姿を消す。
    そしてネムも高校卒業後、ゴローを追い東京?へ…。

    登場人物は全て猫耳(というより宮崎アニメの犬のホームズの猫版というべきかな)。
    スクリーントーン無し、アシスタント無し、ホワイト修正無しの一発描き!だったそうで、この絵は本当に驚異的です。

    アスキーのコミック誌の連載を読んで衝撃を受け、単行本1巻を購入しましたが、続きが発行されることはありませんでした。
    それもそのはず、作者の木崎ひろすけさんは、少女・ネムを含め

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    2013年02月05日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    読んだ瞬間にわかった。
    あ、これはきっと本棚にずっと置いておく一冊になる、と。

    小説で「行間を読む」ということばがあるけれど、
    漫画の場合には「余白を読む」ことで
    その作品の奥深さを味わうのだと思う。

    その点でも、この作品は秀逸だ。
    無駄なものは一切描かれていない。
    その代わり、描きこむところはしっかりと描きこまれている。

    少ないモノローグとセリフのないシーンに
    想像力を掻き立てられる。

    完結していないのは残念だけれど、
    1コマ1コマに木崎ひろすけという人間が
    にじみ出ている気がする。

    無口で穏やかで内面にはものすごい熱を抱えているような。
    ただ、その熱は漫画を描くことでしか昇華され

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    2010年11月21日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    絵柄がアニメ:モンタナ・ジョーンズに似てる感じ。漫画家を目指す少女のおはなし。
    続きが出ないのが悲しいところ。

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    2009年10月04日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    透明感がある不思議な絵、でも夢と現実がそこにある。
    獣人好きなので思い入れもあります。
    残念ながら未完のまま木崎氏は永眠なされました。

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    2009年10月04日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    線の一つ一つが表すもの…
    キャラの表情、小物の陰、柔らかで温かな質感が
    とてもキレイでいとおしい漫画。
    全作品の中で、それをもっとも生かしたと思われる、
    少女の狭くて、だけど未来への予感を感じさせるすばらしい原作が付いている。
    漫画は話が一番大切だと思っている。だけど、木崎氏は絵だけで感動させてくれた数少ない漫画家の一人であった。
    ご冥福をお祈りするが、本当は天国から帰ってきて続きを描いて欲しいです。

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    2009年10月04日
  • ライブマシーン 1

    購入済み

    村川透を思わせるハードボイルド

    #カッコいい #スカッとする

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    2024年08月07日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    これは絵が凄すぎる。「なんで漫画家になりたい?」って問いに対しての、ネムなりの答えを見てみたかった。

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    2013年03月26日
  • 少女・ネム 増補版 HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION

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    漫画家になりたい女の子の話。
    登場人物がネコ人間ですが、絵うまいです!
    続きが読みたいですが、作者がお亡くなりになったそうです。とても残念です。

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    2009年10月04日
  • 迷走王 ボーダー 1(上)

    無料版購入済み

    当時を描く漫画

    初めて読んだ時から「何の漫画なんだろう」と疑問符を感じながら読み進めていた作品
    1980年代後半の日本を描く漫画だな
    たなか亜希夫先生の絵は上手いがこの後の絵柄の方が好みだ
    この頃の日本の方が良かった気はするんだけど、そうでもないんだろうな
    金回りがとてつもなく良かった事だけは羨ましい
    日当10万円とか上下揃いで買ったりとか

    狩撫麻礼先生は自分をモデルに蜂須賀を書いた、みたいだな
    この作品は明確な結末を迎える事も無く連載終了している
    この作品に相応しいと感じた

    #笑える #切ない #ドキドキハラハラ

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    2025年08月30日
  • ダークマスター オトナの漫画 完全版

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    ネタバレ

    原作の狩撫麻礼……アトロクで興味を持った人。このアイデアが結構地に足がついているんだかいないんだか。
    作画の泉晴紀……単独では読んだことがないが、久住昌之と共同の泉昌之としては「かっこいいスキヤキ」とか「豪快さんだっ!」とか「新さん」とか。顔がうるさい人が多い。

    初出
    ダークマスター
    ヤングチャンピオン(秋田書店)1995年 No.7
    オトナの漫画
    月刊コミックビーム 2000年10月号~2002年9月号

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    2021年02月10日
  • 天使派リョウ 2

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    蜂須賀の女性版かよこさんが色々な人を変えていく。いや、出会いによってその人自身が変わっていくのだな。

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    2009年10月04日
  • 青の戦士

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    狩撫+谷口最初のボクシング漫画
    これも古本屋行き。
    他ボクシングモノは全て古本屋へ。
    もちろん好きだが、ボクシングモノは狩撫ソングにも収録の「野獣の夜」があれば良いかな。

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    2009年10月04日