福田星良のレビュー一覧
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ジュンくんの成長
最初から比べてジュンくんの成長がすごく感じられます。バーナネンさんの話は、何だかモヤモヤするけれど、ジュンくんは彼なりに出来ることを頑張った。これからどんな人達と出会い、運命がどう変わっていくのか楽しみです。
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「ホテル・メッツァペウラへようこそ」が好きだったので読んでみましたが、「ホテル~」と関係ある話は少なく、少しがっかり。「あねおもい」の連作はぶっ飛んでいてなかなか面白かったです。表題作はよくわからなかったな…。
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Posted by ブクログ
ネタバレクリスマスプレゼントを貰ったことがないジュンに
マリッカが「悪い子だったの?」と聞くのが無邪気。
墓参りは日本ではいつと訊かれて
お盆を夏の暑い時期としか説明できないのが勿体無い。
学がないと解像度が低くて物事が鮮やかに見えないし
他人にも説明できないものだな。
亡くなった人と一緒に迎えるクリスマス、
お盆とにているなと思う。
ジュンは日本にいた頃のことをさして「日本では」と言っているのだろうに、
連載アプリのコメントで一斉に
「本当に日本は暮らしにくい国」とdisが始まったのには辟易した。
日本のクリスマスと違ってフィンランドのクリスマスは素敵、というのはあまりに視野が狭いと思う。
フ -
Posted by ブクログ
ネタバレ凍りついた樹々がただ静かに長い夜を待っている
という冬の夜の表現がとても美しい。
厳しい冬を過ごす人たちを神様が慰めようとして
オーロラを見せてくれているという考え方も素敵。
それを聞いて神様にお礼をしないと、と思うジュンも可愛い。
照明をデザインしてもらえる話も良いなぁ。
人同士の関わり合いがこうして広がっていくのも良い。
ファビーが大工を目指したのもクスタとの思い出が
関係していたのか。なんて偉大な義父なのだろう。
日本でも100年経っている建物はそんなに珍しくないと思うのだが。
多分ジュンが東京?しか知らないせいだとは思うが
ちょくちょく日本のネガティブな描写になりかねないところが -
Posted by ブクログ
ネタバレ刺青に驚くのはわかるが、それで距離を置くのではなく
嫌な当たり方をしてくるのが違和感。
なにか過去にあったかと思えば単に映画の思い出なだけで
人を泥棒扱いしてくるなんてなんて失礼なのだろう。
謝ってはきたものの、釈然としない。
ジュンが施設育で経験できていないと知ると
積極的になる大人達が優しい。
クスタとファビーのエピソードが可愛かった。
自分がしてもらって嬉しかったことを
ジュンにしてあげたいファビーも優しいし、
こっそり日本風のクリスマスケーキを調べて作ってくれるクスタさんが最高。
別に日本だって、ちゃんと家族でクリスマスを過ごす人もいるのになと思うが。
エンマさんも含め大人達が優 -
Posted by ブクログ
ネタバレ居場所を作ったと言う意味で椅子を作るという風習はちょっと素敵だ。
実際にそうした風習はあるのだろうか。
夫が妻に作らないと意味がないのではと
ちょっと思ってしまったが、妻と本当に仲良しで、
家具職人ではないにしろ大工さんで
夫婦ふたりの椅子を作って渡したいというのは
素晴らしいなと思う。
あれだけ大事だと思っていたメモの内容を覚えてはいないし
落としたのにも気付かないのはちょっとあれだが
そのお蔭でファビーと仲良くなれたし、お父さんとの仲も取り持てたのは素敵。
クスタに娘が大変と言うのはちょっといただけないし、
「あとはやっときます」なんて出来るわけないのでは?
幽霊より人の方が怖いのはわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ17歳でたった一人で真冬に外に佇む日本人
というだけでも不気味なのだが、更に立派な刺青があり
自分の傷にも無頓着と設定が盛り盛り。
あまりお客さんが来ていない様子だけれど
普通にやっていけていそうなホテルも謎だし
続きが気になって読み進めてしまう。
少しずつ事情が明かされていくのも良い。
警官であるエンマを警戒しているのは、単に
刺青になにか言われると思っただけなのか、もっとなにかあるのか。
傷ついている彼女を見て、
甲斐甲斐しく話を聞いて世話を焼く姿が可愛らしかった。
ハーフだというのには驚いたが、だからこの国に来たのかと成程と思った。
母親に会いに来たが会いたいと真っ直ぐに思える関係で -
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不思議なマンガ…
世界観が不思議…
特に感動するとかではなく…淡々と進む…
一文無しでホテルの前に立っていたジュンを招き入れるなんて、普通ではあり得ないだろうな〜。
そのホテルで働くけど、ナニかが起こるわけではなく…
ひたすら淡々と…