モーガン・ハウセルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトル通り「お金の心理学」についての本であり、具体的な投資術についての本というわけではない。
この本を読むかどうか判断する際に最も参考になる情報は、著者が実践している投資は「やや余裕をみた現預金の保有と、インデックスファンドへの長期投資」であるという事実であろう。
それを是とする著者が示す、お金について知っておいた方が良い人間心理…が本書の内容である。
内容自体は具体例を多数引きながら、知っておくべき事実と人が誤って認識しがちな事実(心理)がテンポよく紹介されていて大変理解しやすく読みやすい。
冒頭述べた著者のスタンスから推察される通り、アドバイスとしては地に足のついた内容である。
それ -
Posted by ブクログ
よくある投資指南本ではなく、お金にまつわる人間心理について書かれた本で非常に面白く、自分の中に取り入れたい要素が色々とあるなと感じた。
確かに投資というと統計や確率という数学的なアプローチでコントロールできそうに思うものの、そこに人間心理が複雑に絡むことで難しくしてるのだなと改めて思い知らされた。この心理を知ってるか否かで、お金との向き合い方は変わりそうだなと思ったので、もし今後お金との向き合い方がブレてきたなと思ったら読み返したいと思う。
著者が大切にしている『経済的自立』という価値観に対しては非常に共感できるが、それを実現するための手段の一つとして貯蓄の大切さに関して書かれていた。
以前 -
Posted by ブクログ
タイトルは「人生戦略の立て方」とあるが、どちらかと言うと起業家向けの本書とも言える。開発新規開発などの会議において「世の中で決して変わることのないもの」など討論したことはあるだろうか。新たな発想の原点にもなるこの思考を与える本書である。人が求めているのは「優れた要約・物語」でありそれは事実や経験であると言う。「何を言うか」「何をするか」ではなく「どう言うか」「どう指示するか」である、と言う。世の中「値あるものに無料で手に入るものはない」また、「近道の誘惑には注意、魅力的だが危険」など「外から見るとなんでもよく見える」から欲望など何事も「ほどほど」が最良になると言う事だ。人生にあってモノ・事は全
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人の心に寄り添った本。経済的の心理学。
【長期的な楽観主義】
個人的には「長期的な楽観主義者」という考え方が好きだ。
短期的にはトラブル(悲観)受け入れて、長期的には上手くいくと信じる長期的な楽観主義。
・悲観主義は賢く見られたいという側面もある。
・力強く前進する楽観主義は気にかけられない。
私もそうなのだが、ネガティブ思考な人はちょっと前向きになれる気がする。
【ロングテールのイベント】
・結果の大部分をもたらすのは、極小数の投資(テール部分)。
・美術商は1%当たれば良い。99%は、価値のないものかもしれない。ビジネスも同じ。
【有能と生き延びる能力】
・有能であることと、生 -
Posted by ブクログ
人間の共通して失敗する避けた方が良いことリストが書かれた本。
【幸福】
人生は期待値によって幸福を感じる。
幸福は期待値とのギャップから生まれる。
【価値】
価値は「忍耐」と「希少性」から生まれる。
希少性を育てるには忍耐が必要。
【リスクについて】
リスクは予想ではなく、備えることに投資する。
【真実と物語】
真実より最高の物語が勝つ。
人は優れた要約を求めている。
既出のものを新しい形で提示する。
【数値と測定】
数値化できず、測定予想できないものが力になる。
【平穏と狂気】
平穏が狂気の種を蒔く
安定すると楽観的になる。 楽観的だとさぼる(借金する)。 さぼると不安定になる -
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ネタバレ変わりゆく世界の中で決して変わることのないものとは
確かに普遍的と思われることについて触れられており、なるほどと感じた。
メモ
・出来事は予測し得ない。人々の行動傾向に基づいて予測すべき。同族意識、欲、恐怖、チャンスなどなど
・最大のリスクはいつだって誰も予想していないこと。予測ではなく、備えることに注力を
・期待値が大きいと人生は苦しくなる。
•ユニークな考え方は丸ごと受け入れるしかない
•成功者は極めて極端
•忙しく感情的な人間には、無味乾燥な統計よりも優れた物語の方が影響力や説得力をもつ
•安定は不安定化する
•価値は忍耐と希少性から生まれる
•革新は切羽詰まった問題から生まれる
大 -
Posted by ブクログ
当人の需要にもよるけど、
へたな自己啓発本読むくらいならこっち読んでおいた方が有益な気がする。
「一生お金に困らない」
などという 胡散臭く銭ゲバしいタイトルに気が引けるかもしれないけれど、そこは洋書タイトル。直接的な表現なんだな、くらいの解釈で。
すべて読まなくても、読み始めれば 中身の印象は全然違うものだと気付くと思う。
本書は著者が金融の世界に身を置いていることから「お金との向き合い方」を主題としているが、
経済世界における人間心理を簡易に説明していたり、
経済世界を主軸に人や環境について視野をのばす話の展開があって、
それらは「お金」にとどまらず、
生きるうえでの心構えに通ずる -
Posted by ブクログ
サイコロジーオブマネーの著者の新しい本だったため気になって手に取った。
世の中の心理や持っておくべき思考、心理についてわかりやすく書かれている。
特に以下の考え方は改めて大事にしたいと感じた。
・素晴らしい価値のあるものは『忍耐』と『希少性』という2つから得られる
・極めて重要なことは積み重ねから生まれる
・核となる重要なことだけを見極めればいい
・決して変わることのないものを知ることが重要
生きていく上で、覚えておくといい、特に心理面にフォーカスした話は、今までの本にも書かれていないような内容だったので参考になった。読んでおいて損はなく、おすすめしたい本です。