【感想・ネタバレ】SAME AS EVER この不確実な世界で成功する人生戦略の立て方のレビュー

あらすじ

全世界600万部のベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー』の著者によるこの不確実な世界で成功するために知っておくべき人間の行動原理、人生の本質を学べる本!……………………………………世の中は変化し続ける。未来は誰も正確に予測できない。しかし、人間の本性は変わらない。本書は思考と行動に「不動の軸足」を与えてくれる。一橋ビジネススクール特任教授 楠木建氏 推薦……………………………………☆「期待」と「現実」のギャップ☆勝つのは「最高の物語」☆「数値化できないこと」の中に真実がある☆平穏は「狂気の種」を蒔く☆意気揚々と絶望せよ☆成功にはコストがかかる☆「優位性」はあっけなく陳腐化する☆「インセンティブ」という世界最強の力☆複雑にすると裏目に出る☆「長期的な視野」に立つには☆「経験」ほど説得力のあるものはない

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Posted by ブクログ

この本で私は考え方ががらったとかわった。世界の不確か性。この世は偶然の連鎖。未来を予想することの困難さ。今まで疑問に思っていたこととその答えがたくさん書いてあり、私の言語化できない抽象的な気持ちを言語化し、解決してくれた本。再読したい

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

長く変わらない普遍的な人間の行動を見極めることで、今後人間がとる行動が分かる。あれこれ難しく考えて将来を予測して予測を外して大怪我するよりも、想定外なことが起こっても受け止められる準備をして備えた方が良いのは、自分にあった考え方でとても分かりやすかった。再読して著者の考え方を身につけていこうと思う。

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2025年02月20日

Posted by ブクログ

生活をしていて、未来の事って本当に不確実なものだと思いました。良くも悪くも1年前の自身とは考えられない自分になっている事が感じられる。
今の職場は本当に環境が良くて、居続けたいと考えた場合、日頃の興味や関心など確実なものから視野を広めて行けば良いのではと考えました。

日頃から、学び続ける事は、リスクや思いもかけない場面で助けとなる。

継続は力なり!

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

タイトルは「人生戦略の立て方」とあるが、どちらかと言うと起業家向けの本書とも言える。開発新規開発などの会議において「世の中で決して変わることのないもの」など討論したことはあるだろうか。新たな発想の原点にもなるこの思考を与える本書である。人が求めているのは「優れた要約・物語」でありそれは事実や経験であると言う。「何を言うか」「何をするか」ではなく「どう言うか」「どう指示するか」である、と言う。世の中「値あるものに無料で手に入るものはない」また、「近道の誘惑には注意、魅力的だが危険」など「外から見るとなんでもよく見える」から欲望など何事も「ほどほど」が最良になると言う事だ。人生にあってモノ・事は全て栄子盛衰「優位性はあっけなく陳腐化・崩壊する」事を忘れず、世の中で最後に信頼できるものは「自らの経験ほど説得力のあるはない」を忘れない事かも知れない。

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

人間の共通して失敗する避けた方が良いことリストが書かれた本。

【幸福】
人生は期待値によって幸福を感じる。
幸福は期待値とのギャップから生まれる。

【価値】
価値は「忍耐」と「希少性」から生まれる。
希少性を育てるには忍耐が必要。

【リスクについて】
リスクは予想ではなく、備えることに投資する

【真実と物語】
真実より最高の物語が勝つ。
人は優れた要約を求めている。
既出のものを新しい形で提示する。

【数値と測定】
数値化できず、測定予想できないものが力になる。

【平穏と狂気】
平穏が狂気の種を蒔く
安定すると楽観的になる。 楽観的だとさぼる(借金する)。 さぼると不安定になる。

安定は不安定化する。

疑心暗鬼が成功につながる。しかしストレスは成功したら忘れる。
安全な時ことこそ最も危険。 最高の瞬間に悪魔はやってくる。

【革新が生まれる時】
スーパーマケットは客に棚から物を運ばせるシステム。

機械は奴隷になって働くようになった。
人々は知識労働に追いやられた。(他にやることがなくなって高校に留まる人が増えたから)

【ストレス】
苦難(ストレス)は問題解決の意欲。

【ストレスには2種類ある】
進化圧のかかる有用なストレス。
資源が枯渇すると、危機を脱するより、ただ生き延びることに集中する。

ストレスのない人生は、進歩を妨げる。

【リターン】
長く続けるためには、どれくらいのリターンがちょうど良いのか考える。

【悲観と楽観】
悲観は知的に見えてしまう。
悲観はリスクに備えられるし、馬鹿にみられないから楽。

悲観主義者のように計画して、楽観主義者のように夢を描く。合理的楽観主義者であろう

悲観楽観両極端は現実的じゃない。

悲観主義者のように貯蓄し、楽観主義者のように投資する。 悲観主義者のように計画し、楽観主義者のように夢を抱く。

悲観と楽観は両立した方が良い

【長い目】
長い目で見れば大抵うまくいく

【完璧主義について】
どんな種にも弱点はある。
完璧にすると別の能力が失われる。

【エラーと効率化】
エラーを許容できないほどの効率化は逆に非効率。
予想は、ほどほどに。

【成功にはコストがかかる】
近道について

欲しいものに見合った努力をする
価値あるものには代償がある。(ストレス、やる気どうなるかわからない、めんどくさい、話にならない、時間がかかるなど)
嫌なことも仕事の一環。

人生には「理不尽」「厄介ごと」はつきもの。
厄介事を受け入れよう、成功したいのならば。
値段を見極め、喜んで支払う。(対価を)

【優位性】
優位性はあっけなく陳腐化する

成功には重力がある。
ブームの間は、1つのことに特化していた方が儲かる。

優位性は長続きしない。
走り続けるしかない

【未来と脅威】
小さな発見からバリエーションが生まれる。
進化は分散が強みになる。

【人生は過酷】
才能を称賛される人と、意見を求めるべき人は別。

才能(実行力)と意見(判断力)は別。
スターはコーチではない

【インセンティブ】
インセンティブとモラル

【経験と長期視点】
経験しないとわからない。

【長期視点】
変わらないごくわずかな物以外変える。

時間軸より柔軟性。
考え方や判断に影響。

複雑さはやった気になる
忙しそうだと思われたい症候群

やることはシンプル

【外傷と心の傷】
意見の違いではなく、経験の違い。
辛い経験をすると、安全にすることを学ぶ

パブロフの犬と洪水。実験後に大洪水にあったのだが、ベルが鳴っても、よだれはたれなかった。心の傷が原因。

トラウマによって引き延ばされた心は戻らない。

【戦争と福祉】
敗戦の経験のつらい経験をさた日本とイギリスなどは国民皆保険。

意見の食い違いは、今までの経験の違い

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

変わりゆく世界の中で決して変わることのないものとは
確かに普遍的と思われることについて触れられており、なるほどと感じた。

メモ
・出来事は予測し得ない。人々の行動傾向に基づいて予測すべき。同族意識、欲、恐怖、チャンスなどなど
・最大のリスクはいつだって誰も予想していないこと。予測ではなく、備えることに注力を
・期待値が大きいと人生は苦しくなる。
•ユニークな考え方は丸ごと受け入れるしかない
•成功者は極めて極端
•忙しく感情的な人間には、無味乾燥な統計よりも優れた物語の方が影響力や説得力をもつ
•安定は不安定化する
•価値は忍耐と希少性から生まれる
•革新は切羽詰まった問題から生まれる
 大規模で急激な変化は必要に迫られた時にしか起こらない
 苦難こそが問題を解決しようとするいよくをなによりもしげきし、苦難こそが今を充実させているとともに、未来をさらに充実させるためのきっかけにもなっている
•進化もリスクも積み重ね。
 できるだけ長く続けるためにどのくらいのリターンを得るのがちょうどいいのかというのが大事な問い
•ほどほどに優れているというバランスの強み
•意求める価値のあるものに無料で手に入るものなんてない
•進化とは優位性の追求。その場に留まるために走り続けるということ。うまくいかないものを滅ぼすことで学びを与える
•大半のものは外から見た方が良く見える
•意見の不一致は何を知っているかではなく、何を経験したかに深く関係している

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2025年10月18日

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サイコロジーオブマネーの著者の新しい本だったため気になって手に取った。

世の中の心理や持っておくべき思考、心理についてわかりやすく書かれている。
特に以下の考え方は改めて大事にしたいと感じた。
・素晴らしい価値のあるものは『忍耐』と『希少性』という2つから得られる
・極めて重要なことは積み重ねから生まれる
・核となる重要なことだけを見極めればいい
・決して変わることのないものを知ることが重要

生きていく上で、覚えておくといい、特に心理面にフォーカスした話は、今までの本にも書かれていないような内容だったので参考になった。読んでおいて損はなく、おすすめしたい本です。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

昨今の不確実な世界を生きる際のヒントになりそうなことが書かれていました。

【参考になったこと】

運やアクシデント、巡り合わせに左右される個々の事象でなく、いつの世も決して変わらないものに目を向ける。

悲観主義者のように貯蓄し、楽観主義者のように投資する。
悲観主義者のように計画し、楽観主義者のように夢を抱く。
長い目で見ればたいていはうまくいくが、目先のことだけ見ているとたいていはうまくいかない。

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2025年05月11日

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サイコロジーオブマネーが私にとってバイブルすぎるため、同じ著者の本を手に取りました。

未来は予測できないけど、人の行動原理は何も変わってない。その歴史から学び、備え、諦め、そして楽観する。

出来ることはしてあとは楽観する、成功するかはわからないけど、いたってシンプル!

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2025年05月06日

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今後自分がどうすれば良いのか、人間は様々なシチュエーションでどうなってしまうのかが分かりやすく書かれていて、とても参考になった。

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2025年03月28日

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著者の前著は読んだことがないので言えるないのだが、本書は著名人たちの語録を交えながらどちらかというとメンタル面のことについて言及している内容が多いような印象の書籍に感じる。
良書であることは間違いない。

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2025年02月24日

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ネタバレ

個人的にはPsychology of Moneyよりこちらの方が好きだった
変わらない普遍的なものを見出すというアプローチがおもしろかった

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

「サイコロジー・オブ・マネー」の著者が、最新作を出版したと知って購入しました。前著書が非常に良かったので。

今回の著書も、各章が比較的短く、しかも非常に読みやすかったのが印象的でした。
前著書では、主にお金にまつわる話がメインでしたが、今回は人生戦略がテーマと、かなり壮大な内容でした。

本書では、投資全般に限らず、いろいろ心に刺さってくる文章がありましたが、私的に非常に刺さったのが、第18章「人生は思っているより過酷で、楽しくもない」の最後のページの、次の文章でした。

「誰もが他人には知られていない問題と戦っている。少なくとも、あなたがその人を知るようになるまでは。そのことを肝に銘じておけば、もっと寛大になれる。自分自身にも、他者にも。」

今の自分自身に、直球で投げられている言葉だと感じました。
他にも、ためになるスレーズが各章ごとに満載でした。お勧めできる書籍です。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほんの些細なきっかけや複利の力で進歩したり、進展したりする。それを予想するのは難しい。それよりももっとシンプルに変わらないものに目を向けようってことが書かれてる。近道はないし、悲劇は一瞬で起こるし、優位性はすぐに陳腐化するし、外傷は癒えても心の傷はずっと消えないし…柔軟に生きることかね。

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2025年08月05日

Posted by ブクログ

人生において、変わらない様々な事柄等が学べます。人生を歩んで行く上で頭の片隅に置いておきたいですね。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

世の中、とおり一辺倒ではうまくいかず、状況にあわせて柔軟に対応していける人ほど、長い目でみたら上手くいくような気がする。

みんなが憧れるような成功者でも他人から見える部分だけで評価されるし、一方的な側面だけで自分と比較して落ち込んだりする必要もない。

うまくいったから強気になったり、うまくいかないから落ち込んだりしがちだけど、できるだけ謙虚さを持ち続けたいと思う。

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2025年05月10日

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