虎哉孝征のレビュー一覧
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物凄く衝撃的な巻だった・・・ZZ本編でぽっと出てすぐ終わったムーン・ムーンとそこに生きる光族。宇宙世紀開闢以来、というかそれ以前から存在したコロニーの由来と開闢以来から溜まった泥がここに今明かされる。
これぞ天然の強化人間。宇宙世紀の強化人間はどれも不安定で、精神どころか、その身体の健康すら薬無しで...続きを読む -
小説本編の前後にあるエピソードを短編化したもの。宇宙世紀の予備知識なしでも読めると思う。あればあるで奥行きが増す。短編でも魅せることができるかと感心しつつ読み終えた。映像化して欲しいなー。と思わせる。いい話。Posted by ブクログ
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ガンダムユニコーンは素晴らしい作品だと思う。ファースト~逆襲のシャアをきちんと押さえ、新しい設定もうまく組み込みながら、古くからのファンも、新しいファンもどちらも納得させるクオリティーの高いストーリーに仕上がった。
「ラプラスの箱」の正体も、許容範囲というか、うまく説明したと思う。
そしてやっぱり、...続きを読むPosted by ブクログ -
二転三転する理と情の社会派ミステリと、リリカルなSFスペクタクル。ガンダム世界を、ニュータイプを自在にエンターテイメントの中で描いてしまう作者に脱帽。OVA・ゲーム派生のメカに形を与える2作とも、過去の映像作品に小説で戦ったUCらしい気がする。Posted by ブクログ
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全10巻(読書記録によれば、半年)の長丁場、十分以上に物語世界を満喫することができた。
まず感心したのは、物語の締め方。すごく真っ当に盛り上がって、ちょっと、ご都合主義を感じさせるところはあれど、落ち着くところに落ち着いた感動。最初から、プロットとラストシーンがしっかり構想されているのだろう。さらに...続きを読むPosted by ブクログ -
DVDより面白かった。説明不足だと思った部分が緻密に書いてあった。
マリーダが無事に戻って着て良かった。
何気にアルベルトも無事でよかった。Posted by ブクログ -
・ついに完結。福井晴敏の出した宇宙世紀への答えは「人の善意」だった。クソ面白かった。
・全編ガンダムへの愛で溢れてた。どのシーンもが過去のガンダムへのオマージュでありながらさらに高められてた。ガンダム好きじゃなきゃ書けない。必読。Posted by ブクログ -
・くっそ面白い。めっちゃ盛り上がる。彼我戦力差12:1で単艦テニスン艦隊に挑むネェル・アーガマ、鬼神の如きユニコーン、アンジェロとの精神交歓、フロンタルとの戦い、バンシィとの一騎討ち、そしてマリーダ・クルス…
・段々ガンダム終盤のモードに入ってきたと思ったら、ワッツだけじゃなくマリーダも散ったのは辛...続きを読むPosted by ブクログ -
一冊ごとに何かしらハッとさせられるシーンが存在する物語。
今回は現代の日本の姿がジオン共和国に投影されていることに気がついてハッとなった。
ジオン共和国の兵士の鬱屈はまさに某タモ神のソレだったと思う。
ミネバのジオン兵に対する一喝はオタメゴトでしかないのは分かるが
だからといってそれらの事象...続きを読むPosted by ブクログ -
迷っていた若者達がそれぞれの決意を固め
自分の道を突っ走っていく。
物語も終焉に向かうのか?
とりあえずバンシィは退けたが
今度は宇宙でシナンジュが待ってるな。
ミネバがオードリーであることを捨てた
道端のコーヒーの店のくだりは鳥肌ものだった。
自分自身もガンダムの歴史が
人類の負...続きを読むPosted by ブクログ -
福井晴敏版ガンダム第2弾。(第1弾はターンエー?)
やっぱり
暗い過去を持つヒーローと
何かを背負うヒロインと
自らの罪を自覚しながら生きているオヤヂ
といった福井的要素が入ってる。
いつもと一緒といえば一緒。
けど、地球とスペースノイドのイデオロギーに
焦点があたってるので本格...続きを読むPosted by ブクログ -
最終話。
ガンダムらしくありながら
福井らしく熱い物語だった。
ラプラスの箱の真相は思わず「なんってこった!」だった。
可能性の獣・ユニコーンが守っていたものは
未来の可能性のひとつだった。
繰り返される争いの歴史に絶望することなく
可能性を信じて「それでも」と言い続けるバナージはか...続きを読むPosted by ブクログ -
やっと最終ステージ。
マリーダに死亡フラグが立ったと思ったけど
きっと生かしてくれると信じてるよ、福井!
と思ったらサクっと跡形もなく殺してくれた・・・。
悲しすぎる・・・。
つーか、今回のオマージュはアムロの
「とりかえしの無いことを・・・」かよ!!
とにかく熱い。
そしてガンダム...続きを読むPosted by ブクログ -
熱いぜバナージ君の巻。
それに付き合うジンネマンも熱すぎ。
けど最後はやってしまわれたバナージ君、
次の巻ではガンガレ。
ユニコーン2号機はバンシィって名前あるのに
1号機はそのままユニコーンのままなのか?Posted by ブクログ -
1巻ごとに謎がひとつわかるが
今回は結構びつくりなネタだった。
つーかフル・フロンタルの正体ばれてないか?
正史の中で薔薇が似合って
ケレンみたっぷりな振る舞いできるのって
あの人ぐらいしかおらんけどな。Posted by ブクログ -
ついに最終座標、「インダストリアル7」への到着。
シナンジュ、バンシィとの邂逅。
アンジェロ、マリーダの死。
グリプス2の起動。
物語が順調に終幕に向かいつつある中、
いよいよ明かされる「ラプラスの箱」の中身。
ミネバとバナージはどういう決断を下すのか。
最終巻が楽しみです。Posted by ブクログ -
物語はいよいよ佳境。
ついにラプラスの箱への最終座標が示される。
正直、フロンタルの正体については、少し心寂しく思う部分があった。
確かにシャアは復讐やララァに囚われ、自身の心を解放することができない人間ではあったが、熱量はあった。
ここから先、それぞれがどういう未来を見、どういう選択をしていく...続きを読むPosted by ブクログ -
大人になる、という言葉はとても難しい。
歳を重ねるほどに、「大人である」という言葉を意識するようになるが、その意味の解釈の仕方は人それぞれだろう。
子供であり続けることはできないが、大人になることも、本当は難しい。
ということを、この巻を読みながら思っていた…気がする。Posted by ブクログ -
ついにストーリーが動き始める第2巻。ガンダムシリーズのスタートはいつもこういう展開だなぁ、とは思いつつも、ヒヤヒヤしてしまう。
至る所に伏線が張ってあり、今後その回収が楽しみという意味で星5つ。
「シャアの再来」も登場し、拡散した物語がどこまで収束しきれるか、ワクワクする。Posted by ブクログ