近藤弥生子のレビュー一覧

  • 台湾はおばちゃんで回ってる?!

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    日本の文化や考え方を否定するのではなく、台湾ではこういう制度や考え方があるよという書き方が良かった。

    夫婦間でも職場でも、生理ついてフランクに話せる関係性が羨ましいなと思った。
    日本ではどこかタブーな雰囲気があって、辛くても「辛いよー」って言えないことが多い。
    自分の身体の状況をもっと気楽に話せるような、そんな関係性を職場でも日常でも築きたいなと思った。

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    2025年05月07日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    台湾を代表するオードリー・タンという存在から、EQ=心の知能指数という概念とその実践を学び、自分の人生にも活かしたいという想いから手に取りました。

    前半はオードリー・タンの半生、特に幼少期の苦労話が丁寧に書かれており、天才的なIQを持ち、若くして台湾のIT大臣として活躍している人という曖昧な印象をアップデートして、彼女についての解像度を高める事ができました。

    彼女が大切にしているEQについての考え方はいつ学べるの?と思いながら読み進めていましたが、最後の第4章にしっかりまとめられています。(彼女の生い立ちなどご存じの方は4章だけ読む形でも良さそうです)

    メモに書き留めたくなる金言ばかりで

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    2025年01月29日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    2020年代の思想のひとつとして読みました。

    理想論すぎるところはあるかもしれませんが、コロナ前とは色々なことが変わった世の中で、生き方や考え方のヒントをいただけたように思います。

    SDGsへの向き合い方、とても腑に落ちました。

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    2024年12月31日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    オードリー・タンって顔はよく知ってるけど何者なんだろうと思ってエッセイを探していてたまたま手に取った本。
    幼少期からの事、考え方、何に興味があるかなど、浅く広く書いてあり、彼女についてよく理解できたと思う。

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    2024年11月18日
  • 台湾はおばちゃんで回ってる?!

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    旅行では知ることができないような台湾人や台湾の生活を知ることができる。
    周囲の意見や集団としてのまとまりを大事にする日本との違いが様々なエピソードから感じられた。海外に行くときに感じる、日本にいると自分のために自由に生きることが必要以上に優先順位が下がってしまってる感覚が言語化された。

    社会全体で子どもを育てていく雰囲気は昔は日本にももっとあったのだろうなぁ。

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    2024年11月09日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    IQ(知能指数)よりE Q(心の知能指数)を重要視する。
    会社は仕事ではなく商売するための場所。
    会社に骨を埋める考えはない。
    よりよい条件、成長できる環境を求めて2、3年で職場を変えて行く。失敗はチャレンジしたことの証。他人の失敗は分析はするが嘲笑う雰囲気はほぼない。
    台湾は何かを生み出すスピードが日本と比べ物にならないくらい速いというフレーズが印象的だった。
    考えに偏りがなくて自由で、いいなぁと思った。

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    2024年10月16日
  • 台湾はおばちゃんで回ってる?!

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    台湾のリアル生活。台湾人のおせっかいな優しさに心があたたまる。エモーショナルすぎずさらっとした文体なのもほどよくて、サクサク読めた。

    子どもや子連れを排除しない社会は素敵だけどそれでも出生率は世界でも最下位ちかく、理由は給料面の不安などとのこと。子どもを育てるにはお金がかかるから、まずそれを解消しないとやはりどうにもならないのだなあ。

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    2024年09月18日
  • 心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ

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    人でなくコトにフォーカスして理知線を保つ
    本能や感情に支配されることなく理性的に考える
    他人を変えることは無理、自分の捉え方次第でEQを高められる

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    2024年08月06日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    オードリーさんの素晴らしさはもちろんのこと、まず、台湾社会の柔軟性、フットワークの軽さに驚かされた。

    学歴や政治手法、性別などを問わず、国のために力のある人を積極的に登用する。そのような土壌が国をどんどん活性化させ、オードリーさんのような方を活躍させている。

    「相手を肯定し、讃えあうこと」「価値観から人を知る」「主役は人ではなく考え方」という言葉がとても印象に残った。加えて、相手を信じ、他者とフラットな関係を築くオードリーさんの姿勢が周囲の人の能力を最大限に引き出し、結果、社会を動かすことにもつながっているのだと思った。

    オードリーさんは、入閣の際に、「公僕の公僕になる」と言っている。イ

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    2024年06月23日
  • 心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ

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    EQ(Emotinal Intelligence)

    高EQ
    ・情動が安定している
    ・自己と他者の間に心理的な境界線(バウンダリー)を引くことができる
    ※ただの良い人ではなく、できないこと・やりたいこととやりたくないことを把握しておくこと

    EQのチェックシート ※教育現場ver
    1、情動の自己認識
    ・自分の感情に名称を与えられる
    ・感情の原因をよく理解できる
    、感情と行動の違いを認識できる

    2、情動の管理
    ・怒りをコントロールできる
    ・自分自身を肯定的に受け止める
    ・ストレスを適切に処理できる

    3、情動の建設的活用
    ・責任感が向上する
    ・目の前の課題に周知できる

    4、共感
    ・他人の立場

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    2024年06月13日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    確かにオードリー・タンは才能溢れる天才なのだろうが、彼女本人の姿勢(透明性、合意形成、協働)が民主主義そのものであり、それこそが素晴らしいと思った。
    そして著者には聞きたいこと書きたいことがちゃんとある。「一人一人の心に小さなオードリー・タンを宿そう」が本書のコンセプトとのこと。
    すごいなあ、こんな人がいたらなあ、とカリスマ性のあるリーダーに憧れて待つのではなく、自分ができることを考えよう、という気持ちになる。

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    2024年05月06日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    昨今の介護・福祉領域でも、しきりにデジタル化ですとか、介護DXなどと言われている今日この頃。自分でもそういう記事とかを目にする中で、いつか彼の言葉で綴られた本を読んでみたいなーと、ぼんやりと思っていました。

    一般的な新書本サイズなので、比較的読みやすいサイズ感だと思っていたのですが、内容がかなり濃く、咀嚼するのに相当時間がかかりました。
    デジタル担当大臣としての事柄だけに留まらず、SDGs、環境問題、民主主義についても本著では自身の考えを提言している。
    また、自身のことを『オープンソースである』と語り、政策や体制においても透明化『オープンガバメント』を実践している稀有な存在であることを知った

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    2024年04月07日
  • 台湾はおばちゃんで回ってる?!

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    台湾で「台湾企業に勤める一般社員として、駐在妻として、妊娠・出産を経験した母親として、フリーランスや経営者として、シングルマザーとして、子連れで再婚した日本人として」11年間台湾暮らしをしていらっしゃる近藤弥生子さんのエッセイ。
    いろいろな立場を経験されているだけあって、その体験や想いは生活に根ざしていて、広く深いです。

    人間味あふれ、パワフルで相手を気にかけて‥そんな台湾のおばちゃんパワーを中心に書かれていてとても楽しく愛がいっぱい。
    ますます台湾が好きになってしまいました。

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    2024年03月22日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    台湾の天才、お馴染みオードリー・タンの日本向け新書。
    考え方が分かって面白い。

    勿論本人名義で、自分の良いように書かれているが、何故台湾でできて、日本でこれができないのだとは思う。

    まあ、やはり中国に対する喫緊の緊張感、それにより優秀な人を上に付けようという発想があるからなんだろうなとは思う。

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    2024年02月23日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    台湾のデジタル担当政務委員のタン氏の著書
    技術、政策などをオープンし共有することで、デジタルトランスフォーメーションさせ、国や世の中を発展させる。誰も見たことのない未来をよきものにしようとする思いが読み取れる。

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    2023年11月23日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    金銭的な欲求や名誉などは、今の若者には不要なのかもしれない。新しい価値観こそ世界を変えると実感する。
    だからこそ、そんな声に合わせ、今までのやり方を変える必要があると感じるのだ。
    現状のやり方では、もうとっくに限界が来ている。
    それは国家の運営しかり、会社の経営しかり。
    今の地球環境を考えても、このまま化石燃料に頼って、大量生産、大量廃棄を繰り返していたら、近い将来に限界が来るのは見えている。
    この状況であっても、どこか他人事。
    「このままで生きていける」と心の底で思っているから、本気で変えようと思わないのではないだろうか。
    これは日本経済が停滞していることと関係があるかもしれない。
    「変えよ

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    2023年07月02日
  • オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解

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    オードリータンの成長記録と、母の李雅卿(リー·ヤーチン)と家族の手記やインタビューから当時を振り返っている。淡々と綴られているが、戦争というほど大変だったんだろうと思われた。

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    2023年03月13日
  • オードリー・タンの思考  IQよりも大切なこと

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    ネタバレ

    本書にて通算4冊目、しかも2020.9.30、2020.11.29、2021.2.18(本書)、2021.4.19と約1年半の間に発売された4冊を読み終えました。

    彼女の半生、それはもちろん4冊全て同じですし、「最年少のデジタル担当大臣」「マスクマップ」おそらくこの2つが彼女の存在を日本に広め、私自身がオードリー・タンに興味を持つきっかけであり、日本で彼女の書籍が注目を集めるようになった理由だと思います。

    小学校時代のイジメ、転校、中学を中退、ドイツ留学...そんな幼少期の記述、g0v(ガウ・ゼロ)、ひまわり学生運動などもどの書籍にも共通してくる内容で、何冊か手にしてきたからこそ少しずつで

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    2023年02月21日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    オードリータン氏が描く「未来」が来るのかどうか?
    民主主義が危機を迎える現在、「理想の社会」への道のりは非常に難しいようにも感じます。
    タン氏が語るように、重要なのは「参加すること」であり、無関心な傍観者では自分はならないように心掛けたいと思います。
    リベラリズムの実現には大きな政府が必要だと思っていましたが、タン氏の描く社内には「なるべく小さな政府」を目指しているように思えて、今後も注目していきたいと思います。

    日本にもタン氏のようなリーダーが必要ですね。

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    2023年01月03日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    ハッカーの意味合いが違った。
    =コンピューターや電子回路に詳しく、技術的な課題をクリアする人

    自分の思いついたことをオープンにして、他のひとに役立ててもらう

    。。。。。。。。。。

    反復性が高い仕事はITや機械に任す。
    人間はお互いのコミュニケーションに注力していこう!

    台湾の「デジタル民主主義」

    ハッカーの心得
    ①この世界には面白いものが待っている
    ②自分の思いついた問題解決の方法をシェアしよう
    (ほかの人が時間を無駄にしないように)
    ③単調でつまらないことは機械を使って自動化しよう!
    ④わたしたちは自由とオープンデータを追求する。どんな権威主義にも抵抗する。
    ⑤たえず学習する。

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    2022年09月04日