近藤弥生子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「読んで旅するよんたび」シリーズは3冊目。読む度に新しい世界や価値観に触れられて楽しい。
ニューヨーク、ルワンダに続き台湾もとても良かった。こんな優しい社会で子育てしたかったなぁと思いました。
「お互いさま」の精神が根付いていて、社会みんなで子どもを育てている。
今はご結婚されてますが、シングルマザーで台湾に渡り暮らしていた著者。その目を通して見えてきた台湾という国は、人も制度も子どもや母親に優しくて、人情深くて、日本より窮屈な思いをせずに育てやすそうな印象を受けました。
作中にあった「EQ(心の知能指数)」という言葉。IQではなく、数字でははかれない人間の内面性に目を向けたEQ。いいなぁ。
台湾のお昼寝事情、働き方、産後ケアシッター制度、実に興味深く読ませて頂きました。
仕事をするにしても心に余裕がある感じがいい。それに産後ケアシッター制度が最高すぎた!
台湾のおばちゃんのスタイルや考え方、パワフルさも見習いたいものです。自分軸で生きて、活力にあふれたおばちゃんたちはとても魅力的。
読みながら「あぁ、いいなぁ」と感じる文章があちこちにあり、感じ入ることの多い作品でした。
異なる価値観や文化に触れてみないと、長年植え付けられていた呪縛から解放されるどころか「呪縛」にすら気づかないかもしれない。
心に爪痕を残すような一冊でした。
次のシリーズ作品はタイか北欧を読もうと思います。
『おばちゃんたちは「自分軸」で生きている。好きなものを着て、好きなものを食べる。……人の目を気にする必要はなく、自分が納得すれば良いのだ。』
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Posted by ブクログ
IT革命は、人類の幸福を広げる力になる。
理由は、人と人のつながりが一気に増えるからだ。
距離や年齢をこえて、誰とでもつながれる。
つなぎ目のない社会は、より自由で流動的になる。
人は、だれかとつながっているときに幸せを感じる。
何歳になっても同じだ。
だからこそ、自分をオープンにすることが大切だ。
オープンソースのように、誰とでも学び合える状態にする。
この考え方は、行政にも必要だ。
情報を開き、市民とつながる。
それだけで、暮らしはもっと豊かになる。
「少し難しそう」「でも面白そう」
その一歩を超えること。
小さな挑戦の積み重ねが、イノベーションになる。
多くの人に否定されたこと。
そこに種がある。
批判されたらやめるのではない。
磨き続ける。
自分も常にアップデートする。
柔らかく、しなやかに。
それが、これからの進化だ。 -
Posted by ブクログ
触れ合い→親しみ→理解→掌握→実践→内在化→創造
自主学習の意義や方法?仕組みは理解できたが、とてもやれる気がしない
教職を持っている(又は学歴強者かつオールマイティに記憶していて仕事を持っていない)親でもない限り現実的ではないと思ってしまいました
不登校の子(選択的自宅学習者)は大変だなぁと感じていましたが、普通に通学できている子ですら、非常に大変だし調査書も厳しいので、通っていない子が厳しくなるのは、仕方がないと言うか、そりゃそうなのでは??当然では!?と思ってしまう
知り合いのお子さんで、母子(下の子)が父子(上の子)とは別居で他県引っ越し地方の有名ではない私立中学に行き、その後、不登校、母の機転で沖縄離島のフリースクール→様々な手回しで現役で東京の名門私立高校受験成功の方を1人だけ知っているが、直前期、猛烈家庭教師に鍛えてもらってはいたものの、なぜ入れたのか未だに謎
母が著名人かつ校長に手紙を書いたとの弁、完全に裏口入学では?!と思わざるを得ない
その子の地頭は悪くなかったのだとは思うも、名門かつ高校受験で調査書関係ない所は我が子の高校受験経験上知らない(無いと感じる)ので、不思議で仕方がないしズルイと感じている
勿論、知り合いのお子さん且つライバルではないと言う点では『良かったね』と思った
一方で1人入れた筈の子が入れていないものと推察する -
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オードリー・タンさんの母親の著書。
真の学びを仲間と模索しながら探求して教育機関も設立しちゃうスーパーママ。
自分の問いに真剣に向き合い生きていくことは本当にエネルギーがいるが、それを一つ一つやり遂げている著者は尊敬に値する。
何事も、問いに答えることからスタートする。
人はなぜ生きているのか
その通りに生きているのか
子供の人生をどのように扱おうと決めたのか
他人の答えは、参考にはできるかもしれないが、それはあくまでその人にとっての答えだから、自分の人生を生きるために、自分自身の答えを持つことが必要不可欠である。
人生にはそれぞれのペースとやり方がある。いろんなやり方を知って、自分に合う方法で学んでいけばいい。
この世界は変えられる。だから挑戦や努力ができる。
具体的な実践についても詳細に書いてあったが、著者も指摘している通り、実態と環境が変わればその対処法も変わってくるので省く。
学習者としても親としても、学ぶことが多い一冊だった。子ども達が将来本当の意味で独立し、幸せに生きていけるように、しっかり話を聞いて、彼らの成長を見守りながら過ごしていきたい。
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Posted by ブクログ
台湾を代表するオードリー・タンという存在から、EQ=心の知能指数という概念とその実践を学び、自分の人生にも活かしたいという想いから手に取りました。
前半はオードリー・タンの半生、特に幼少期の苦労話が丁寧に書かれており、天才的なIQを持ち、若くして台湾のIT大臣として活躍している人という曖昧な印象をアップデートして、彼女についての解像度を高める事ができました。
彼女が大切にしているEQについての考え方はいつ学べるの?と思いながら読み進めていましたが、最後の第4章にしっかりまとめられています。(彼女の生い立ちなどご存じの方は4章だけ読む形でも良さそうです)
メモに書き留めたくなる金言ばかりでしたが、通底しているのは「自分の瞬間的な感情や、元から持っている物差しで判断しない。」「相手の立場や性別などのレッテルではなく、相手の価値観を尊重し、理解しようと努める。」「それができる穏やかさ・思考力を保てるように、睡眠を大切にする。(自分もケアする)」というメッセージだと受け止めました。
コミュニケーション上のトラブルがあった時に、つい相手が悪い・自分が悪いと「人」を責めがちです。そんな時は一歩引いて、一拍置いて、「相手と自分の間に認識のズレがあるからでは?」「そのズレはどうすれば解消できる?」と考えて、相手に敬意をもって穏やかに歩み寄ることは大切ですし、彼女を含む多くの台湾人のように、それを自分の基本姿勢に出来たらとても素敵だと感じました。折に触れて読み返し、彼女の言葉を噛み締めたいと思います。 -
Posted by ブクログ
オードリーさんの素晴らしさはもちろんのこと、まず、台湾社会の柔軟性、フットワークの軽さに驚かされた。
学歴や政治手法、性別などを問わず、国のために力のある人を積極的に登用する。そのような土壌が国をどんどん活性化させ、オードリーさんのような方を活躍させている。
「相手を肯定し、讃えあうこと」「価値観から人を知る」「主役は人ではなく考え方」という言葉がとても印象に残った。加えて、相手を信じ、他者とフラットな関係を築くオードリーさんの姿勢が周囲の人の能力を最大限に引き出し、結果、社会を動かすことにもつながっているのだと思った。
オードリーさんは、入閣の際に、「公僕の公僕になる」と言っている。インタビューに対するシンプルかつ明解、穏やかな答えから、頭の中がとてもきれいに整理整頓され、曇りなく澄みきっている様を感じた。
日本にも素晴らしい能力をもっている方々はたくさんおられると思うが、その能力は日本で十分に、存分に発揮することができているのだろうか。自分の周囲の小さなところからでも、一人一人の力が引き出され、生かされる組織づくりを意識してみたい。
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Posted by ブクログ
EQ(Emotinal Intelligence)
高EQ
・情動が安定している
・自己と他者の間に心理的な境界線(バウンダリー)を引くことができる
※ただの良い人ではなく、できないこと・やりたいこととやりたくないことを把握しておくこと
EQのチェックシート ※教育現場ver
1、情動の自己認識
・自分の感情に名称を与えられる
・感情の原因をよく理解できる
、感情と行動の違いを認識できる
2、情動の管理
・怒りをコントロールできる
・自分自身を肯定的に受け止める
・ストレスを適切に処理できる
3、情動の建設的活用
・責任感が向上する
・目の前の課題に周知できる
4、共感
・他人の立場に立って見ることができる
・他人の感情を敏感に受け止め共鳴できる
・他人の話をよく聞ける
5、人間関係の処理
・人間関係を分析し理解できる
・自分の意見をはっきりと効果的に主張できる
・思いやりがあり思慮深い
・肯定的でグループの和を乱さない
・他人と共有し、協力し、助け合える
台湾式EQチェックシート
1、情動の自己認識
・人に弱点を指摘されてもむやみに傷つかない
・自分の感情にスイッチがどこにあるか理解している
・人から色々意見を言われても、自分がどうしたいかを理解している
・自分の感情を客観的に観察することができる
・自分がさまざまな感情にどのように反応するか理解できている
2、情動の管理
・怒りを感じても、そのまま爆発することはなく上手く処理することができる
・苦手なことでも、やると決めたら締め切りは守れるタイプだ
・自分の思い通りに物事が進まなくても、考えを切り替えることができる
・目標を達成するために必要な内在的条件(自分が達成すべき条件)を理解しその達成のために全力を尽くせる
・他人との付き合いの中で感情を交流の場に持ち込まない
3、情動の建設的活用
・自分の機嫌の取り方を心得ている
・チーム内にやる気がない人がいたとしても、自分のやる気は影響されにくい
・魅力的なお誘いや興味関心のあることがあっても、目の前の自分が集中すべきことに専念できる
・自分の感情を素早く調整することができる
・エネルギーが低下したりイライラしているときは、重要な決断をすることを避け自分を調整することができる
4、共感
・他社の立場に立って物事を考えることができる
・たとえ同じ体験をしていても、自分と他人の感じ方が全く違うということを理解している
・相手のミスや苦手なことを指摘するときは、相手が受け入れやすい方法や環境を考えてから伝える
・自分にとって都合の良い話だけでなく、相手の言いたいことや真意を汲み取るように気をつけている
・ポジティブ、ネガティブ問わず、他人の感情や情緒を感じとることができる。それが相手にも伝わっている
5、人間関係の処理
・人と違っていてもアサーティブ(相手を尊重しながら自分の考えを率直に表現する)に伝えることができる
・必要とあらば、知らない人とチームを組み協力できる
・他の人と意見が対立しても客観的に異なる意見を整理し、皆が受け入れられるコンセンサスに到達させることができる
・たとえ多くの意見に相違があっても物事の解決方法を人と一緒に見出すことができる
・嫌いな相手とも協力する方法を見つけることができる