安藤慈朗のレビュー一覧
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登場人物が今風
登場人物が今風ですがそれはそれでいいですよ。里見准教授が小腸癌の患者の検査にカプセル内視鏡を使う所は感動ですね。オリジナルなら造影剤を飲ませてXray photoで小腸内の通過障害を突き止めるところだけど。花森ケイ子もきっとかなり色っぽいお姉さんとして描かれると思ってたが現代受けすると思うw
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Posted by ブクログ
『BORDER』(金城一紀/小手川ゆあ)や『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』(神崎裕也)に匹敵するインパクトに目が眩んだ
これは結構、面白い異色な刑事漫画だな
脳でなく眼球それ自体が記憶している、記憶や感情による修正をかけられていない情報を手掛かりにし、怪事件の真相に迫り、犯人を追い詰めるストーリーは斬新だ
警察官としての信念を曲げない強さを持っている青葉が、実はかなり重い過去を秘め、超人的な身体能力を発揮できる、その設定も話をしっかりと支えている
また、青葉が班員として加わるE-BITを率いる橘警視も可愛い
若干、一つの事件が解明されるテンポが速いのが気になるっちゃ気になるので、今後、もう -
Posted by ブクログ
この本はかとりさんの一連の流れで知りました。
でも、普通に面白かったです。
ていうか、テイストとしては、ヒカルの碁に似た
感じ。女の人原作の少年誌の棋士漫画だしね。
ていうか、まさしくツボを的確についてきていて、やられた、みたいな爽快感すらあります。いちいちアイディアが小憎らしい。
やはり素人とは一線を画してるんだな。
特筆すべきは、見せ場のうまさ。
とんでもポリス時代から、それはきちんとしていたけど、それは健在。
あと、修羅場を潜り抜けたせいか、女の子に凄みが出るようになりましたね。
欲を言えば、大人の男に深みがありすぎて、少年達が薄くなりがちな感じ。
特に斉藤君…