犬飼ねこそぎのレビュー一覧

  • 密室は御手の中

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     新興宗教『こころの宇宙』の聖地で百年前に起きた密室状態での修験者の消失、そして現代で起きたバラバラ死体の密室殺人を少年教祖と女探偵が推理していく本格ミステリーで、密室にバラバラ死体、怪しげな宗教団体に見取り図という本格好きを唸らせる要素の数々と二重三重に組み立てられるロジックの素晴らしかった。また『信仰の在り方』について考えさせられたのも印象的だった。

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    2025年02月14日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    純粋に犯人当てを楽しみつつ読めた。
    短編集なので話の区切りが丁度良く、頭が疲れた頃に解答編に入って一旦終わり!って中断できるので、程よく疲れて程よく知的好奇心も刺激されて楽しかったです。

    綾辻行人さんのは比較的すぐ分かるかと思いますが、乾くるみさんのは腹を括って読んだにも関わらず見抜けなかった〜。
    作者さんそれぞれの癖も楽しめる一冊だと思います。

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    2026年03月16日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    なんだか、純粋な犯人あてではない作品が混じってたようなw
    でも、どのみち推理はできないし、面白かった♪
    冒頭の綾辻さんの作品が1番。まさに本領発揮。こういうひっかけって大好き。
    「殺人トーナメント」は、推理小説というより、ロジックパズルの問題みたいで、ますめを書いて〇×つけて解く感じだったけど。「少女殺人事件」も、犯人あて小説ではないような、ねぇ。ま、ノックスの十戒をからめたのは面白い。
    「三つの質疑」、「助教授」という職名を使ってるんだけど、この作品の発表の頃にはとっくに「准教授」だと思う。ま、お話の本質にからむところでないんだけど。
    『黒猫を飼うことにした』から2作品収録で、そろそろ積読か

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    2026年03月05日
  • 密室は御手の中

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    ネタバレ

    ある宗教施設で起こるバラバラ密室殺人。
    生首に電流を流してロックをかけるとか、切断した腕の死後硬直を利用して密室をつくるとか、トリックが類稀に見るグロさで悪魔的。生首はさすがに…と思ったが、腕のトリックはショッキングながらも気に入った。

    謎解きシーンはどんでん返しが続く。このような展開は個人的に好きではないのだが、本作では前の推理を覆す一手一手のロジックが鋭く、非常に好感度が高い。
    平坂犯人説を否定する延長コード、和音犯人説を否定するカレンダーの下から発見されたスマホに基づくロジックはもちろん、真犯人である楠田の用いた第2の密室トリックまで素晴らしい。
    第2の密室トリックは、人間の行動原理が

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    2025年08月01日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    アンソロジー最終巻
    延々と続いてほしいシリーズだった

    綾辻行人「意外な犯人」
    難易度低い

    辻真先「DMがいっぱい」
    まずまず

    井上夢人「殺人トーナメント」
    ややこしい論理パズルの転用
    オチは良かった

    乾くるみ「三つの質疑」
    面白い

    法月綸太郎「挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険」
    まずまず

    白井智之「「少女」殺人事件 」
    既読 まずまず

    犬飼ねこそぎ「スフィンクスの謎かけ」
    まずまず

    森川智喜「犯人当てショートショート キーワードは黒猫」
    まずまず

    北山猛邦「竜殺しの勲章」
    強引

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    2026年03月10日