青木さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
国語の教師だったお母様との確執、上京して芸人として売れる前の同棲生活の様子や、またブレイクしてからの生きづらさが書かれています。
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心に残った言葉~
「親になって気づいたことがある。自分を大切にしていないわたしは、自分の一番大切な存在である娘を、大切にするのがとても難しいのだ。」
「毎日は忙しい。いろんなことを経験したって、とても未熟だ。イライラするし、傷つくし、大切な人を傷つけることもあるし、消えてなくなりたい夜もある。
母が、生涯抱えていたであろう生きづらさのようなものをわたしが引き継いでいるような気がする。その因果を娘に渡したくなくて、それと自分の残りの人生のために、わたしは生き方 -
Posted by ブクログ
自分自身の母親も【毒親】の感覚があったので、
共感を感じて読んでみました。
他人と比べる、褒めない、など共通することも多いですが、
読んでいくと、青木さんと一緒で『だからといって、子供愛していなかったわけではない』と感じました。
自分が親になって、反面教師で育てています。
昔を思い返せば、イライラする部分もあるけれど、
歳をとった親を見ると『もしかして手探りで子育てをしていたのではないか、自分自身も愛情を感じず生きていたのではないか』と考えるようになりました。
本の内容は、『母』を軸に展開されていますが、
自分のことを話すときの会話など、詳細に綴る分には良いのだけれど、拙い方がとても感じられま -
Posted by ブクログ
ネタバレ文書はとても読みやすかったです。しかし母メインかと思いきや、生い立ち部分がちょっと長く感じられました。もちろん会話など面白いですが。母との関係、とくに関係修復についてもっと描かれているのかなと期待していたのでちょっと物足りなかったかな。
しかし子育てを通して母との関係を変えようとした青木さんには尊敬しかありません。私にはまだまだ無理だ。。私も青木さんのような境地になりたい。
また、一番共感できた部分は、
『親になって気づいたこと、自分を大切にしていない私は、自分の一番大切な存在である娘を大切にするのがとても難しいのだ。
娘を愛して受け入れるには、まずは自分自身を愛して受け入れるのが先だと気づ