青木さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロンハーをよく見ていた時期に青木さやかさんが出ていて
「どこ見てんのよ!」のギャグ?で笑っていた
その頃から「厄介」な人なのだろうなと思っていたけれど、
著作を読んでみると確かに厄介、でも親しみが持てる厄介だった
繊細なんだろうと思う
最終章の
もしいま「娘へ」という遺書をのこすとしたら
を読んで沁みました
娘さんを思いやる気持ち
でも母として娘の幸せを願うあまり押しつけがましくしてしまう気持ち
それを正直に書いてあってくすっと笑ってしましました
そう、母ってそんなものだなぁって
お母さんについて書かれたという前作も読んでみたいと思います -
Posted by ブクログ
芸人青木さやか氏の母とのお話。
と思って読んだら、それ以外の独身時代の話もあった。
やっぱり芸人、彼女にその意図があるかは不明だが、ところどころでクスっとしてしまった。
最後には母とのわだかまりが消えたようで良かった。
小川糸さん(彼女も生前の母親とは微妙な関係だった)が何かに書いていたが、人との関係は(その人が)亡くなってからでも変えていけるという言葉が印象にある。
青木さやかさんは、生前にある程度納得のいく関係を築けたし、やはりお互いが生きているうちにそうなるのが一番だけれど、亡くなってからでもという発想に人との関係というのは、一方ではその人と対峙している時の自分なんだと改めて思った(平野