あらすじ
母が嫌いだった。わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。母から逃げるように飛び出した東京、タバコとパチンコに溺れた日々、愛想もお金も無いわたしを雇ってくれた水商売&雀荘、ひと時の夢を見せてくれたオトコ、“笑い”で幸せを運んでくれた先輩たち、そして、自分より大事な存在となった娘……。自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。
母との確執やギャンブル依存症など、自身の経験を赤裸々に綴った「婦人公論.jp」で話題沸騰中の「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけのオリジナル原稿を加筆。
感情タグBEST3
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青木さやかさんの実母との確執を軸にしたエッセイ本です。結構前から気になっていた本でしたが、青木さやかさんのお話を聞く機会があり、手にとってみました。青木さやかさんのトークショー等、参加されたことある方、いらっしゃいますでしょうか?もう、あまりのトーク力にびっくり!!面白いだけでなく、号泣しました。もう少しで嗚咽するところでした。大人なので我慢しました。本書も、トークショーの内容と被るところが多かったのですが、笑って、泣いて、読後は清々しいような、切ないような、暫く何とも言えない余韻に浸れるお話でした。親から子どもへの愛って、人それぞれであって、それが上手く伝わらない場合ももちろんあり、歯痒いなぁ。そんななか、あとがきの最後の一文が、この本を綺麗にまとめてくれていると思います。エッセイといえば向田邦子のさんのお話も好きでしたが、青木さやかさんも同じくらい面白かったです。
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面白かった。
オダギリジョー似の人の話が一番笑った。
娘さん、頭の回転の速い子なんだろうなと感じた。
毒親関連からずっと青木さんのことは気になっていたので、このエッセイで色々知れて良かった。
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これは、青木さやかさんの生き直しのお話。
母に愛されなかった、母にとっていい子になれなかった自分自身を好きになれず、それを母のせいにも自分のせいにもして、どうしようもなく息苦しく過ごす日々。
かつての自分に重なる部分もあって、苦しくなったり温かくなったりしながら一気に読んでしまった。
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妊娠後期、実母のことが嫌いで仕方がなくて、子どもに同じ思いをしてほしくなくて、心理カウンセリングを受けている最中。産休に入り、2月に新書を出されるとのことでたまたま手に取っただけだったけど、(勝手に)感情が重なる部分が多くて涙が止まらなかった。青木さんが向き合ったように、私も向き合ってみたい。嫌だけど。
自分の気持ちと重る本
家族構成が似ていて自分と重ねて
感情移入して読むことができました。
親の離婚、母親の価値観の押し付け、
母親の愛情が欲しくていい子になろうとする
自分。
重い内容なのに、泣きながら読んでも
青木さんの本音が箇所箇所笑いに変えてくれました。苦しいのは自分だけじゃ無い、
私も母親と娘と向き合って生きていきたいと
思わせてくれる本でした。
Posted by ブクログ
母に対しては、う〜ん…となんとも言えない感情を持っているわたしがおそるおそる読んでみた
多くを語っていなくてもすごく伝わったし
よくわかったよ。
書きたくないことだってあるもんね。
皆まで言わんでいいのだ。それでいい
恩師に「親が死んでも親孝行はできるんですよ」って言われたって。
家族みんなと幸せでいられるよう頑張ろう。楽しく生きてゆこう
青木さやかさん脚本書いてみてほしいな、
会話とても楽しかった
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テレビに出ている姿と全く違って意外だった
強い人なのだと思う
被害者意識、分かる。
だけど嫌われたくなくて尽くしてしまうのもわかる。
母親への気持ちはわかる気がする
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オーディブルにて。
著者ご本人による朗読ということでより一層面白かったように思う。青木さやかさんの独特なテンポや間が、声のトーンが味わい深かった。
母娘の関係って本当に複雑だなって改めて思った。私の母は青木さんのお母さんとは真逆だけれど、それでも今でも過去の出来事を思い出すと湧き上がる嫌な感情がある。それは多分一生消えないしそういうものなんだなと思う。
お母さんとの確執だけがテーマではなく、青木さんの人生の色々な時代が描かれていた。芸能界で成功して幸せいっぱいに見えるのに他人に見えているのはほんの一部分なのだなって思った。芸能人に限らずみんなそうだね。
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audible56冊目。
audibleは青木さやかさんが朗読しているので、本人の経験や想いを直接話してもらっている感覚でした。
青木さんに限らず、お笑いで大成した人たちって頭の回転が速く、会話も巧みだなあと思います。
青木さんに癌が見つかった時の医師との会話が面白すぎて、思わず笑ってしまいました。
明るくポジティブな声の出し方や言葉選びは、青木さんの素敵なところだなと思いました。
結局、お母さまとの確執を乗り越えていけたのは、ご自身が母になったことや、お母さまの最期の日々に向き合ったことが大きかったのかなと感じます。
具体的に、決定的な何かがあったから関係が劇的に良くなるとか、母に対する思いが180℃変わるとか、そういうものでもないのだと思います。
わたしも母を大切にしたいと思いながら、なかなか実家にも帰らず、連絡もしていない。
母に会いに行きたいなと思います。
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淡々と書かれている場面も多いが、青木さんが経験した様々な時間の中でどれほどのエネルギーが消費され、心情の変化があったのだろうと想像すると、重くずっしりと気持ちにのしかかってくるような感覚になる。
青木さんは否定するかもしれないけど、どんな状況でも自分の道を切り開ける強かで美しい人だなと思った。
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とても読みやすい文章だった。
一番興味のあったお母さんとの確執(?)がどうやって修復されたのかという話はなく、気になるまま。
子供が生まれた後の話で、「子育てを通してみんな違って良いという事を学び直している」という文章は素敵だなと思った
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私の母は、青木さんの母親ほど厳しかったわけではない。少なくとも外面的にはそうだった。でも、物心ついたときから私は「母に見られる」ことが怖かった。学芸会などの行事では、「絶対に見に来ないでほしい」と懇願した。それでも当然見に来るので、本当に嫌だった。
母に見られていると、私は無意識に「正解」を探してしまう。自分がどうしたいかではなく、母が何を望んでいるか。授業中に教師に当てられて、答えなければいけないのに、答えがわからなくて硬直してしまう生徒。それが私だ。そんな私のことを母は「無愛想で不機嫌」としか見てくれず、理解してもらえない失望でいっそう傷ついた。
結局、和解の糸口を見出せないまま、いまも確執を引きずっている。ただ、このままではいけないというしこりみたいなものもずっとあり、ヒントだけでもつかみたいという気持ちで本書を手に取った。
読み終えた感想は、「どちらかというと、こりゃ自叙伝だわな」だった。もちろん、青木さんが自分の人生を振り返ることは、彼女の母子問題を語る上で必要条件だというのはわかる。ただ、自分の人生に答えを出せるのは結局自分しかいないな、と私は再確認した。
唯一の収穫は、私もやはり被害者意識を持っていたということだ。どこかで自分のことを「かわいそう」と思っていた。でも、これは〈加害者─被害者〉という図式では解決できない問題だった。今回はそれに気づけただけでよしとする。
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1973年愛知県生まれ、青木さやかさん、「どこみてんのよー」でブレイク、超貧乏から急に金持ちに。2007年結婚、2010年出産、2012年離婚。厳格な母親との確執を描いたかに見える本ですが、ご自身の半生記のように思えました。全般的に、とてもわかりやすくて、読みやすかったです。「母」、2021.5発行。著者は、母と娘の関係だけでなく、人間関係そのものが苦手な印象を受けました。
Posted by ブクログ
なんとなく、母親との描写が少ない感じだけど、青木さやかさんを最近好きなので、面白く読んだ。
やましたひでこさんの断捨離の番組がすごく良かったんですよねー。
印象的なのは、雀荘や、義母や、入院生活の同室の方など、人生のなかですれ違った人々との関わりを大切にしていたんだなと。
本質的に人が好きなんだろうな。
色々なジャンルで軽やかに活躍されていってほしいなって応援しています。
Posted by ブクログ
そう厚くはないし、とても読みやすい文章なのであっという間に読み終え、面白かった。
まあ、母娘でも合うとか合わないとか、色々あるよな〜と私も実感。
昔、切れキャラだった青木さやかさんが、こんな本を書くまでになったんだな〜と変に感心、、
離婚はしたけど良い人との出会いで、今は幸せそうで良いですね。
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以前、ネットでこちらのエッセイの1話を読み、(パチンコの話でした)
青木さんの文章、良いな、と思ったのを
思い出し、購入。
良かったです。
お母様との確執については、
人により見え方は違うと思うし、
苦しさはご本人にしかわからないと思うので
特段思うことは無いです。
各話、
短編小説を読んでいるような感覚で、
とても良かったです。
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内容は少し切なかったり、重かったりもするのだが、読後感が爽やか。気持ちの表現の仕方が分かりやすいというか、ストンと入ってくる。
特に病気になり、その不安を描いた部分。私自身ではないが、親がガンになった時の不安感がまさにこんな感じだなぁ〜と。
他の作品も是非読んでみたい。
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青木さんも長年、母との関係性に悩んでいたそうで読んでみたいと思った本。
親子関係というのは、人生を左右させるものなのだということを実感します。
Posted by ブクログ
私自身が母との関係に確執しており、著者の他の作品をよんで、こちらも閲読。
彼女が、どう母との関係性を乗り越え、母を愛せる(受け入れられる?)ようになったのか、具体的なエピソードは出てこない。
でも読み物としては面白い。「」のセリフで展開されるシーンが多すぎる印象はあるが…
青木さやかさんの新たな一面を知るきっかけになる本。
Posted by ブクログ
国語の教師だったお母様との確執、上京して芸人として売れる前の同棲生活の様子や、またブレイクしてからの生きづらさが書かれています。
~
心に残った言葉~
「親になって気づいたことがある。自分を大切にしていないわたしは、自分の一番大切な存在である娘を、大切にするのがとても難しいのだ。」
「毎日は忙しい。いろんなことを経験したって、とても未熟だ。イライラするし、傷つくし、大切な人を傷つけることもあるし、消えてなくなりたい夜もある。
母が、生涯抱えていたであろう生きづらさのようなものをわたしが引き継いでいるような気がする。その因果を娘に渡したくなくて、それと自分の残りの人生のために、わたしは生き方を変えることにした。」
青木さやかさん、カッコいいです!
私も、時々、生きづらいと感じることがある。
残りの人生、どう生きるか考えてみよう。
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お母さんとのわだかまり‥
1番知りたかったところ、どうなっていったのかが不明瞭だった。
青木さやかという人の心の内がほんの少し覗けた作品。次も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
自分自身の母親も【毒親】の感覚があったので、
共感を感じて読んでみました。
他人と比べる、褒めない、など共通することも多いですが、
読んでいくと、青木さんと一緒で『だからといって、子供愛していなかったわけではない』と感じました。
自分が親になって、反面教師で育てています。
昔を思い返せば、イライラする部分もあるけれど、
歳をとった親を見ると『もしかして手探りで子育てをしていたのではないか、自分自身も愛情を感じず生きていたのではないか』と考えるようになりました。
本の内容は、『母』を軸に展開されていますが、
自分のことを話すときの会話など、詳細に綴る分には良いのだけれど、拙い方がとても感じられました。
小説ではなく、エッセイかと感じます。
母の事だけ綴られていた本ではないと感じました。
Posted by ブクログ
青木さやかさんが、お母様との確執を語っていたのを
テレビか何かで目にして読んでみたかった。
謝辞で
〈LINEで書いた原稿〉とあるように文章も淡々としている。
華やかな世界で脚光を浴びるようになり最初は戸惑う。
孤独で強気で、そして病気になり手術を2回。
P224
〈わたしは、わたしを、いつも傷つける〉
身体だけでなく、心も傷つけてしまうのだろうか。
最初から最後まで青木さやかさんらしさが窺え
テレビで拝見したら、もっと身近に感じるかもしれない。
Posted by ブクログ
文章はうまいなと思った。
タバコスパスパ、パチンコ三昧、イケメン彼氏に捨てられる、サラ金は貯金箱など、私の中では優等生のイメージがあった青木さやかさんとは程遠いものだった。
よくこんなんで売れたなと感心するが、きっと光るものを秘めていたんだろうなと思う。
母との確執、それが原動力なのかな。彼女のエネルギーの源なのかな。理想の母に育てられたら芸人として成功できたか?していないだろうし、青木さやかさんが一般人として生きるのももったいない。
「母」と言う存在は必要悪だったようにも思える。
Posted by ブクログ
青木さやかさんはそんなにもギャンブル的なことが好きだったとは。タバコ、パチンコ、麻雀などなど。母との関係はだいぶ拗れているようだけど、娘にはそうさせまいとされていることが感じられた。
Posted by ブクログ
文書はとても読みやすかったです。しかし母メインかと思いきや、生い立ち部分がちょっと長く感じられました。もちろん会話など面白いですが。母との関係、とくに関係修復についてもっと描かれているのかなと期待していたのでちょっと物足りなかったかな。
しかし子育てを通して母との関係を変えようとした青木さんには尊敬しかありません。私にはまだまだ無理だ。。私も青木さんのような境地になりたい。
また、一番共感できた部分は、
『親になって気づいたこと、自分を大切にしていない私は、自分の一番大切な存在である娘を大切にするのがとても難しいのだ。
娘を愛して受け入れるには、まずは自分自身を愛して受け入れるのが先だと気づいた。』
私も親になってから気づきました。本当にそうなのです。青木さんもそうでしたが、あまりに今までの自分を蔑ろにしていた。本当の意味で自分を大切にするって事がわかりました。