小井湖イコのレビュー一覧
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匿名
購入済み電子限定番外での暴走っぷり笑
電子版出版を待ち購入でき一気読みの時間を確保し… 大満足! Web版で何周もしましたが電子版でもグ〜ルグ〜ルしそうです笑。
ハイスペαくんに気持ちが持って行かれて泣いちゃうし爆笑しちゃうしキュンキュンしちゃうし。ホント最高!
彼ならば育休産休の先を行っちゃうのも納得〜 さすがスパダリαくん! でも最愛のΩくんとの話し合い、大事! 忘れてはいけませんよ〜
ちょっと残念なのが挿絵です。30歳前後の男性なのに絵柄が幼過ぎると思いました。ごめんなさい! つまりはわたくしの好みでは全く無かった、ということですが、実は別作品の表紙絵(アンダルシュノベルズ2025年1月刊)が素晴らしかったし、今作の -
ネタバレ 購入済み
小学生であっても性暴力しあらダメだしなんて酷いαと思って読み出したけど、Ωの家族も(特にお父さん)が鬼のようにタフだしα家族も逃げずに罪を償い続けて。自然と二人が再会できるようにバックアップしているのが良かった。明るいお話に仕上がってるのでおすすめです。
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ネタバレ 購入済み
優しく温かいオメガバース
すっごく面白かったです!こんなオメガバース作品、初めてです!
小学生αが加害者で中学生Ωが被害者。加害者は被害者に接近しないように海外暮らし。第二性犯罪の加害者と被害者として出会った2人の15年後の物語です。重苦しい設定なのでシリアスでデリケートな物語を想像しますが、むしろ爆笑ポイント多めでコミカルな作品になっています。何回吹き出したことやらww
αたち(透麻と灯莉のお父上)の暴走っぷりに対する灯莉の突っ込みは読者の思いそのまんま。特に透麻と灯莉が直接顔を合わせない序盤は灯莉パパの息子を想うが故のゆえの暴走(迷走?)が笑いを誘います。
その後もアプリの操作で出てくる確認メッセが芸細過ぎたりと灯 -
Posted by ブクログ
聖獣の祝福の紋を持ち魔法を使うことの出来るのが当たり前の中、紋を持たないヨアンは家族、他の人達から疎まれていたけれどある時前世を思い出しそこで出会って「おまえは私の宝だから」と言葉をくれた人と出会い、けれど聖獣は覚えていてはくれなくて…。
とにかくヨアンの疎まれ方が酷くて涙がじわりとが止まらなく。
家族、特に兄からの侮蔑には腹立たしかった。
恐れられている聖獣が実は前世で暖かい言葉をかけてくた人で、見返りをと求めず過去の償いも込め聖獣の為に尽くすヨアンには早く報われて欲しいと思っていました。
とあるきっかけで聖獣に記憶は戻らないけれどヨアンが聖獣にとっての大切な存在であることが分かりヨアンを -
ネタバレ 購入済み
人間ではないものの感覚
物語は、ケリーの視点で語られ、ケリーとともに小さい窓から世界を眺めているような感覚がありました。なかなか全容がみえずもどかしいような。そこが面白いと思いました。全容が見たいが見れない。もがき続けているような。それが一般の人間の視点なのかもしれないなどと考えました。
全容を見わたせるのは、悠久な特別な存在のみ。しかしその大きな視点からでは、小さな人間の恋心を理解できないのでしょうか。自分が愛されていることを、自分が愛していることを知ることはないのでしょうか。
人間でないものの感覚。ここまで具体的に考えたことはありませんでした。それを実感できそうな作品です。しかし、神と渡り合うのは命懸けです。 -
購入済み
なんて秀逸な作品揃いだろうと驚いています。全て1話で飽きるということがなく続きが気になります。これまで存じ上げなかった作家様ばかりなのが不思議です。こういう機会があるのはとてもありがたいです。
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Posted by ブクログ
初めて読む作家様で…。
神から一方的に愛されてしまうというとんでもない話で驚きました。
騎士のケリー。
闇の祠へ向かいそこで…。
心も身体も病み療養に8年。
そして出会ったラドネイドからの隠すことの無い好意にどんどん引き込まれていってしまうのがとにかく凄い。
何故なのかが分からず、逆らう事も出来ずと。
ラドネイドの正体、訳を知るとただただケリーにとっては私からすれば可哀想でしかなく。
ラドネイドにしてみればそれは当たり前の行動であるのも分かるしと。
長い時を経てようやく「花嫁」を手に入れられたラドネイド。
ケリーの幸せは…。
天の神、地の神、闇の神と神々の関係とか中々で。
私には中々難し -
匿名
ネタバレ 購入済み『緑土なす』著者の新刊
いつもながら読み易い文体と、ユーモラスな雰囲気をそっと醸し出すのがお上手な作者様。とてもとても愉しませて頂きました。
異形の神が一つの魂に執着し追いかけ続けて数百年を拗らせた挙句の、その魂が入った器(=現世の人物)へぶつける愛の物語、と存じましたが、邂逅の初っ端は凄まじいものでした笑… いや笑えないのですが。
前作『緑土なす』でも人智を超える現象がたくさん描かれていましたが、今作『前々世から決めていた』も、作者様の想像力の質量に圧倒されながらやはり面白さに惹き込まれてしまいました多謝。
あと色が、絵画のようにまた視えるのが作者様の良さと存じているのですが、今作ももちろん健在です。前作で -
ネタバレ 購入済み
前回きれいに終わっていたからまた二人に会えるとは思わなかった!
2巻は恋人として始まるので最初からラブラブな二人が見れます。基盤はシリアスで差別が辛いけどフランがポジティブでお調子者だから全体的には暗くないのが良い -
ネタバレ 購入済み
良かったー
幼少期がまあまあ長くて恋愛するまで遠い。大きくなっても思いを自覚するのがお互い時期が違うのでラブラブ見られるのは随分先だけど。
ほぼフラン視点で進むけどサモン視点もあるので感情移入しやすい。
最後の恋人になってからのサモン視点の話はニヤニヤしてしまう笑