白蔵盈太のレビュー一覧

  • 実は、拙者は。

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    第18回啓文堂大賞時代小説文庫大賞

    笑った〜!ドタバタ系の時代劇で、凄腕の剣客が次々と登場してわくわくする。
    一方、主人公の八五郎は地味で圧倒的に存在感がないことで、キャラが確立している。
    ストーリーがおもしろいし、お決まりだけどたまらない展開だった。
    鳴かせの一柳斎の忠誠心は泣けた。

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    2026年07月10日
  • 実は、拙者は。

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    旅のご隠居が実は先の副将軍だったとか、旗本の次男坊が実は将軍様だったとか、時代劇でよくある「実は…」の設定。
    が、これだけ「実は…」がてんこ盛りなのは見たことない。
    登場人物それぞれに“裏の顔”をもっていて、それをひた隠して表向きの日常を送っている。
    ある事件をきっかけに、それぞれが互いの思惑・目的に向かって交錯していくことに。

    ありそうでなかった時代小説。

    黒幕の正体とか、ラストの展開とか、途中でなんとなく読めてしまうのだが、水戸◯門とか◯れん坊将軍とか、ご長寿時代劇って、みんなそんな「お決まりパターン」で愛されてきたわけだし、そういうところも含めて、最初から最後まで楽しく読めた。
    とい

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    2026年06月25日
  • なさけの左甚五郎

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    死後幽霊になって木像に入り込んだお美弥を成仏させるべく
    甚五郎は弁天様に会いに近江の竹生島に向かった。
    が、そおこで弁天様に会って聞いた話が衝撃的過ぎて、
    腑抜けて江戸に帰還して終話@@

    次巻でどうなるかな?

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    2026年06月13日
  • 画狂老人卍  葛飾北斎の数奇なる日乗

    匿名

    購入済み

    葛飾北斎に弟子入りした常次郎が、北斎やその娘のお栄(応為)の常識外れの言動に振り回される日常。
    北斎もお栄も、とにかく絵が好き、というより、絵をかいていないと死んでしまう、みたいな感じ。
    創作かと思ったら、割と史実(伝説?)に近いとのこと。
    画狂老人卍というのも、数ある北斎の画号のひとつだそうだ。
    楽しく読めました。

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    2025年12月23日
  • みぎての左甚五郎

    匿名

    購入済み

    木彫りの名人左甚五郎が、宿場町を渡り歩き、泊まった宿の困りごとを解決するために木像を彫る。
    彫っている間は精進潔斎して納屋にこもりきり、決して中を覗かないでくれと言う。
    宿場町を渡り歩いていたのは、妻美弥の幽霊を探すためで、妻の死因と、幽霊になった理由が後半に明かされる・・・。

    続きも楽しみです。

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    2025年10月24日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    こんな時代小説、初めて読んだ。プロットが面白すぎる。登場人物一人一人主役級。シリーズにもしても良さそう。

    端々に描かれる心意気の痛快感。
    先の読めない展開。
    ボスは何となく想定できたけど、最後にあのお方が。また、そこに張られていた伏線は時代劇のドラマ好きな自分が気づけなかったのは、悔しいけどやられた!

    今回も、歴史トリビアと人情を、エンタメ(ストーリー)を楽しみながら味わえる。

    ・永代橋は、町衆が負担して共同で支える橋だった
    ・契約書の中の細かい文字での詐欺
    ・全く最近の御公儀はいつもそうじゃ。弱き者はいつも虐げられる
    ・行き場を失った鬱憤を誰か顔の見える相手にぶつけぬことには、腹の底か

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    2025年09月21日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    主人公の棒手振りの八五郎が愛すべきキャラクターでよい。設定はよくある時代劇のモチーフであるが、ハラハラドキドキの展開であっという間に読めた。楽しく読めるエンターテイメント。この著者の他の作品も読んでみたい。

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    2025年06月10日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    とても面白かったです。著者は、いつも面白いタイトルの本を書いていますが、内容は史実に則ったわかりやすいものばかりです。
    今回の作品は、フィクションではありましたが、本当にうまく作られているなと感心しました。

    話は、江戸中期。吉宗の治世。
    主役は、深川で棒手振り(天秤担いで野菜売り)をする八五郎。何の取り柄もなく、影が薄いのが特徴。
    まわりに住む人たちは、皆いい人ばかり。
    隣に住む侍崩れの雲井源次郎。
    思いを寄せる浜乃。その父藤四郎。
    親方の辰三。
    たまに出現する旗本の三男坊新さん。
    また、八五郎は定回り同心(犯罪の取締役)の村上典膳に情報屋として雇われている。

    実は、これらの人々は皆裏の顔

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    2025年03月15日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    あー面白かった!

    その一言に尽きる

    大好きな作家さんの一人、白蔵さんの小説だけに、期待値マックスでしたが、予想を裏切らない、痛快で、しんみりする人情味も味わえ、大満足だった

    主人公の八五郎は影が薄い、という現代でもネガティブな特性の持ち主であるが、その特徴を活かして次々と悪事を働く侍や商人の秘密を暴いていく

    深川という下町の人情もその解決に一役かうところが白蔵さんの小説らしい

    人はそれぞれに役割があり、その特性を活かす事が出来れば、自分では思いもつかない大きな事をやってのけるのだ、というメッセージを読み取った

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    2025年02月01日
  • 関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手

    匿名

    購入済み

    副題「天下分け目の小牧・長久手」とあり、作者さんが「はじめに」と「あとがき」で
    「小牧・長久手は誰が天下人になるかを決める戦い」だと仰っているけれど、
    話は合戦そのものだけを描いたものではなく、
    織田信長が斃れた本能寺の変からスタートして、
    織田家の跡目相続の話が
    要は信長の息子たちの不甲斐なさのために、
    羽柴秀吉VS徳川家康に集約していくところや、
    「合戦に勝ったのは家康だが、戦いに勝ったのは秀吉」
    という結果になったことが
    秀吉と家康の交互の独白によって、わかりやすくかつ面白く書かれていました。

    #タメになる

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    2024年08月11日
  • 義経じゃないほうの源平合戦

    ネタバレ 購入済み

    朝廷と一線を画す武士の時代を確立した源頼朝(源義朝三男)と、類稀なる戦術家義経(九男)兄弟の間に挟まれて、イマイチパッとしない六男蒲殿範頼を語り手にした珍しい源平合戦記。
    実はあまり期待しないで読み始めたのだけど、敵の平家などより、冷徹な兄と、無邪気な弟の板挟みになって翻弄される凡人(?)ゆえの苦悩が描かれていて、後半になるほど引き込まれました。
    部下の天野遠景が優しい(^^)あと、犬のようなと表現される義経が好みかも(^o^)
    しかし、戦に兵糧は大事^^;

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    2024年02月09日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    すごく読みやすくて2時間くらいで読んでしまった。
    登場人物みんな秘密を抱えてる。
    まさかのあの人も出て来たけど、名前で分かってしまったね。

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    2026年06月21日
  • 実は、拙者は。

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    人は皆、他人に言えぬ裏の顔を持って生きておる

    なかなか粋な言葉と時代劇だった

    初めて時代小説を読んだが、こんなに痛快な時代劇に出会えたことが良かったと思う

    講談話になったら尚いいような作品だった

    現代ではない長屋の隣人たちの関わりと、その関わりで分かるが本当の顔

    痛快でしかなかった!

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    2026年06月18日
  • 実は、拙者は。

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    「次はお前か!」と言いたくなるほど、登場人物たちが次々と裏の顔を明かしていく展開がとにかく面白い。章タイトルも「実は〇〇は」と意味深で、「次は誰の正体が暴かれるのか」とワクワクしてページをめくる手が止まらなかった。

    普段は深川の町に溶け込んでいる彼らの裏の顔は、どれも魅力的で驚かされるものばかり。
    どこか昔テレビで見た「必殺シリーズ」を彷彿とさせる格好良さがある。著者の軽妙なタッチの文章はとても読みやすいが、ここぞという対決シーンでは臨場感たっぷりでドキドキさせられた。
    黒幕の正体は途中でなんとなく予想がついてしまったものの、それでも失速することなく最後まで一気に楽しめた。

    主人公・八五郎

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    2026年06月06日
  • 実は、拙者は。

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    YouTube「ほんタメ」動画内で紹介された作品。全体的に面白かったが、ラストシーンは特に良かった。

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    2026年03月11日
  • 実は、拙者は。

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    どこかの時代劇でみたような 誰かの落語で聞いたような それでいて飽きることなく次々とページをめくらされる とても楽しい時間でした 

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    2025年10月25日
  • 実は、拙者は。

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    まだ出会っていない面白い作家さんを探し、本屋でジャケ買い。
    これは今までにない視点(ヒーロー?)の話かも!
    先読み、伏線、回収、一捻り、全貌となかなかに楽しい時間でした。
    八五郎、いいぞ!

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    2025年09月01日
  • 実は、拙者は。

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    時代小説初めて読んだけどめちゃくちゃ読みやすかった。ハラハラドキドキで一気に読めちゃう。まわりみんな重要人物かい!

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    2025年08月06日
  • 実は、拙者は。

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    人にはみな裏の顔がある、という話。
    主人公は小心者で他者を思いながらも、自己愛があり時には誰かを傷つける事を考えたりもするごくありふれた人間味のあるキャラクター。
    そんな彼が関わっていく人々の裏の顔を知ってしまい、正体を知るが故に翻弄される。展開的にはドカンと目新しい何かがある訳では無いが、こんななろう系みたいな展開の時代物もあるんだなぁと新鮮な感じで読んだ。わりと軽く読める。

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    2025年07月15日
  • 実は、拙者は。

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    裏長屋に住む棒手振りの八五郎を狂言回しに、江戸の裏社会で暗躍する者たちを描く。辻斬り、義賊、公儀御庭番が同居する長屋って……落語以上に豪華なキャスティング(笑)。時は八代将軍・吉宗の治世。幕府重臣の職をいいことに、悪逆の限りを尽くす者どもを、片や隠密影同心が、片や公儀御庭番が追う一方、亡主の仇討のために辻斬りに身をやつした浪人が一所に集まる筆運びの良さ! 最後はまさに暴れん坊将軍さながらの大団円でスッキリ。八五郎にも、彼の類まれな異能を生かして、公儀御庭番に就職してほしかったな。

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    2025年06月06日