白蔵盈太のレビュー一覧

  • 大谷吉継の終わらない関ケ原

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    何度戦っても勝てない相手、徳川家康。どんな作戦を立てても、どんなに準備しても、それらを全て覆す。そんな相手に大谷がたどり着いた答えとは?どんな展開になるかわからない、面白い小説だった。

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    2026年09月27日
  • 大谷吉継の終わらない関ケ原

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    ネタバレ

    ドラマ『ブラッシュアップライフ』の戦国版、とでもいうべきだろうか。

    正直に言うと、刑部が他責思考で熱血な感じのイメージはなかったので(どちらかと言うと落ち着いている悟りキャラなイメージ)、あの手この手で家康を出し抜こうと、優柔不断な小早川、毛利を罵倒したり、三成とガチンコで喧嘩したりするのは解釈違いだった。

    とはいえそれを上回るほど、歴史のif展開が面白く、特に私は家康が好きなので、どんなに刑部が頑張っても、家康もその時々に応じて勝っていくので改めて家康の強さに痺れた。

    またやり直しが重なることで、刑部自身の心情の変化や経験値の積み重ねから見える戦局の違いが細かく設定されていて、次はどうなる!?と読んでいて楽しかった。

    あとは一点、今年の大河ドラマへの忖度からなのか、「いい人」秀長が(回想含め)要所要所で出てくるのだが、それでいて大河より多面的な(というか説得力のある)人格者設定だったので、大河よりも魅力的に描けていたように思う。今年の大河が口に合わなった人にも、お口直しとして勧めたい。

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    2026年09月02日
  • 大谷吉継の終わらない関ケ原

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    関ヶ原で敗れて切腹した大谷吉継。現れたデウスの挑発に乗り再度関ヶ原を戦う事になったが、今度は間違いなく勝てるはずが思わぬトラブルで…何度デウスによって再生させられてもその都度狂いが生じて切腹。虐めのように何度も戦いを挑ませるデウスの意図は。三成や秀吉の人物設定も面白い

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    2026年08月02日
  • 大谷吉継の終わらない関ケ原

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    【どうする吉継!?終わりの見えない関ケ原】

    「大谷吉継って誰よ?」
    ってところから始まった本書の読書。

    先日読んだ『関ケ原より熱く』の興奮冷めやまぬうちにと手に取った作品。
    関ケ原といえば徳川家康と石田三成が定石だけど、あれ、確か著者の白蔵盈太氏って「関ケ原はつまらない」と公言していなかったか?

    そんな著者がわざわざ関ケ原を描く!これは何かあるなと即購入。
    著者らしく脇役を主役に据えた、もう一つの関ケ原。いやいや、白蔵版の関ケ原もめちゃくちゃ熱かった!

    初めは誰だか分からなかった大谷吉継が、読み進めるとめっちゃおもろいおっさん。ある事情からまさかの関ヶ原無限ループ!
    いつ終わるか分からないループを抜け出そうとアレやコレやと策を練り、「今度は大丈夫!」と満を持して臨んでも、裏切りや予想外のハプニングにてんやわんや!

    徳川家康のチートすぎる力の前に、負け戦→切腹→復活の鬼連チャン!まるで死にゲーのよう。
    そして、回数を重ねるごとに「切腹の技術」だけが神レベルに達するという、要らん能力だけ最高レベルになるのが最高にシュール。
    そんなドタバタ劇をアリーナ席で拝めるのだから最高。

    この物語がどこに着地するのか分からず、脳内は歴史の迷宮の迷子状態。ラストはまさに「お釈迦様の掌で転がされている孫悟空」のような壮大さで、最早神レベル!

    歴史考証を丁寧に積み重ねてありながらも、史実と異なるifの展開には心も体も踊るほどワクワクさせられた一冊!著者の次のターゲットがどんな偉人になるのか今から楽しみだ。

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    2026年07月22日
  • 大谷吉継の終わらない関ケ原

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    今、はやりのタイムリープを取り込んだ、戦国のifもの。なかなかどうして、読みやすく面白かった。
    戦国武将の中でも義に熱く、私の好きな武将である大谷吉継が主役。関ヶ原を勝利するために何度も繰り返す。小早川秀秋の裏切り(2回目)、前田利長の翻意(3回目)、毛利輝元の弱腰(4回目)、そして、秀吉の朝鮮出兵(5回目)。これらを吉継は事前に潰していくが、しかし、一つ歴史が変われば、そのあとの歴史も今まで通りには進まない。最後のどんでん返しまで楽しめた。

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    2026年07月14日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    すごく読みやすくて2時間くらいで読んでしまった。
    登場人物みんな秘密を抱えてる。
    まさかのあの人も出て来たけど、名前で分かってしまったね。

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    2026年06月21日
  • 実は、拙者は。

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    人は皆、他人に言えぬ裏の顔を持って生きておる

    なかなか粋な言葉と時代劇だった

    初めて時代小説を読んだが、こんなに痛快な時代劇に出会えたことが良かったと思う

    講談話になったら尚いいような作品だった

    現代ではない長屋の隣人たちの関わりと、その関わりで分かるが本当の顔

    痛快でしかなかった!

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    2026年06月18日
  • 実は、拙者は。

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    「次はお前か!」と言いたくなるほど、登場人物たちが次々と裏の顔を明かしていく展開がとにかく面白い。章タイトルも「実は〇〇は」と意味深で、「次は誰の正体が暴かれるのか」とワクワクしてページをめくる手が止まらなかった。

    普段は深川の町に溶け込んでいる彼らの裏の顔は、どれも魅力的で驚かされるものばかり。
    どこか昔テレビで見た「必殺シリーズ」を彷彿とさせる格好良さがある。著者の軽妙なタッチの文章はとても読みやすいが、ここぞという対決シーンでは臨場感たっぷりでドキドキさせられた。
    黒幕の正体は途中でなんとなく予想がついてしまったものの、それでも失速することなく最後まで一気に楽しめた。

    主人公・八五郎の「影の薄さ」には、喜んでいいのか悲しんでいいのか戸惑うが、その天性の薄さを活かして大活躍する姿には「お前は一体何者なんだ!」と思わず笑ってしまう。ラストも勧善懲悪でスッキリ爽快。最高の読後感だった。……でも読み終えた今、「もしかして私の隣にいるあの人も……」なんて想像してしまう。

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    2026年06月06日
  • 実は、拙者は。

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    YouTube「ほんタメ」動画内で紹介された作品。全体的に面白かったが、ラストシーンは特に良かった。

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    2026年03月11日
  • 実は、拙者は。

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    どこかの時代劇でみたような 誰かの落語で聞いたような それでいて飽きることなく次々とページをめくらされる とても楽しい時間でした 

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    2025年10月25日
  • 実は、拙者は。

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    まだ出会っていない面白い作家さんを探し、本屋でジャケ買い。
    これは今までにない視点(ヒーロー?)の話かも!
    先読み、伏線、回収、一捻り、全貌となかなかに楽しい時間でした。
    八五郎、いいぞ!

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    2025年09月01日
  • 実は、拙者は。

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    時代小説初めて読んだけどめちゃくちゃ読みやすかった。ハラハラドキドキで一気に読めちゃう。まわりみんな重要人物かい!

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    2025年08月06日
  • 実は、拙者は。

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    人にはみな裏の顔がある、という話。
    主人公は小心者で他者を思いながらも、自己愛があり時には誰かを傷つける事を考えたりもするごくありふれた人間味のあるキャラクター。
    そんな彼が関わっていく人々の裏の顔を知ってしまい、正体を知るが故に翻弄される。展開的にはドカンと目新しい何かがある訳では無いが、こんななろう系みたいな展開の時代物もあるんだなぁと新鮮な感じで読んだ。わりと軽く読める。

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    2025年07月15日
  • 実は、拙者は。

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    裏長屋に住む棒手振りの八五郎を狂言回しに、江戸の裏社会で暗躍する者たちを描く。辻斬り、義賊、公儀御庭番が同居する長屋って……落語以上に豪華なキャスティング(笑)。時は八代将軍・吉宗の治世。幕府重臣の職をいいことに、悪逆の限りを尽くす者どもを、片や隠密影同心が、片や公儀御庭番が追う一方、亡主の仇討のために辻斬りに身をやつした浪人が一所に集まる筆運びの良さ! 最後はまさに暴れん坊将軍さながらの大団円でスッキリ。八五郎にも、彼の類まれな異能を生かして、公儀御庭番に就職してほしかったな。

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    2025年06月06日
  • 実は、拙者は。

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    最初は立て続けに秘密がある人物が出てきて稚拙なアニメみたいと思ったけど、中盤からみんなが重要人物で逆に面白くなってきた(笑
    江戸ものあるあるで名前が読みにくかったけど、最終的に影の黒幕が誅せられて良かった。
    このメンバーでまた続きが読みたいな。

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    2025年05月18日
  • 実は、拙者は。

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    時代モノが苦手な人にこそ読んで欲しい。小難しいことはわからずとも、深く考えず楽しめます。スピード感ありさくさく読める!登場人物の裏の顔が絡み合い、ドタバタの展開が面白かった。

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    2025年05月03日
  • 実は、拙者は。

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    難しいことを考えずに楽しく読んだ。歴史小説に馴染みがない人でも、気軽に読めると思う。

    ひとつ注意点があるとすれば、登場人物の名前が難しい。最初の登場の時にしか振り仮名がついていないので、ちゃんと覚えておこう。

    最終的に個性的な登場人物の布陣がばっちり決まるので、続編を期待したくなるが、どうなんでしょうね。

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    2025年04月20日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    運の悪い主人公の周囲で、隣人町人の裏の顔が次々明らかになり、江戸を揺るがす事件に巻き込まれていく痛快時代小説。最後はバカ殿志村けんが頭をよぎる。

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    2025年04月19日
  • 実は、拙者は。

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    まるで2時間完結ドラマのように濃厚で、重要な人物達が全て揃った物語。
    サクサク進んで面白かった!
    主人公からして設定が凝っているし、暴れん坊や必殺を観ていた世代はニヤニヤする事間違いなし。
    殺陣描写が私は特に好きでした。

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    2025年04月16日
  • 実は、拙者は。

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     多少そうなるであろうとは想像はつくものの、展開の速さと、一人一人の登場人物のキャラクター設定の確かさと上手い具合に江戸享保?時代に溶け込ませている著者の手腕に、痛快さと面白さが込み上げている。
     全ての主要登場人物に裏の顔があるが、それは何もこの小説の人物だけでなく、現代を生きている我々にも当然有するものであり、そういった潜在的な意識や、少しの変身願望的なところを燻られてしまい、何処か落語を思わせるような筆致ぶりにこの小説の素晴らしさはあるのではなかろうか。

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    2025年03月08日