白蔵盈太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【どうする吉継!?終わりの見えない関ケ原】
「大谷吉継って誰よ?」
ってところから始まった本書の読書。
先日読んだ『関ケ原より熱く』の興奮冷めやまぬうちにと手に取った作品。
関ケ原といえば徳川家康と石田三成が定石だけど、あれ、確か著者の白蔵盈太氏って「関ケ原はつまらない」と公言していなかったか?
そんな著者がわざわざ関ケ原を描く!これは何かあるなと即購入。
著者らしく脇役を主役に据えた、もう一つの関ケ原。いやいや、白蔵版の関ケ原もめちゃくちゃ熱かった!
初めは誰だか分からなかった大谷吉継が、読み進めるとめっちゃおもろいおっさん。ある事情からまさかの関ヶ原無限ループ!
いつ終わるか分から -
Posted by ブクログ
「次はお前か!」と言いたくなるほど、登場人物たちが次々と裏の顔を明かしていく展開がとにかく面白い。章タイトルも「実は〇〇は」と意味深で、「次は誰の正体が暴かれるのか」とワクワクしてページをめくる手が止まらなかった。
普段は深川の町に溶け込んでいる彼らの裏の顔は、どれも魅力的で驚かされるものばかり。
どこか昔テレビで見た「必殺シリーズ」を彷彿とさせる格好良さがある。著者の軽妙なタッチの文章はとても読みやすいが、ここぞという対決シーンでは臨場感たっぷりでドキドキさせられた。
黒幕の正体は途中でなんとなく予想がついてしまったものの、それでも失速することなく最後まで一気に楽しめた。
主人公・八五郎 -
Posted by ブクログ
いわゆる死に戻りのタイムリープもの。関ヶ原で死ぬ大谷刑部が神様の力で家康に勝つために何度でもやり直す。が原因を修正して工作するがその度に違う事案が発生し失敗を繰り返す。
よくあるパターンと思うが、その失敗の理由も筋が通っており納得できる。まあ5回で良かったね。と最近の何百、何千と繰り返す話に比べてだけど。
うんざりする前に最後の戻りで結末を迎えれたのもよかった。同じパターンでなかったし。
ただ現実は空想では変わらない。残酷であるが当人が気づかないなら、まあ良いか。
人の評価は自分だけでなく、周りの人からの思いもある。あの人が選んでくれたのならと思ってもらえる人間でありたい。