白蔵盈太のレビュー一覧

  • 実は、拙者は。

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    まるで2時間完結ドラマのように濃厚で、重要な人物達が全て揃った物語。
    サクサク進んで面白かった!
    主人公からして設定が凝っているし、暴れん坊や必殺を観ていた世代はニヤニヤする事間違いなし。
    殺陣描写が私は特に好きでした。

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    2025年04月16日
  • 実は、拙者は。

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     多少そうなるであろうとは想像はつくものの、展開の速さと、一人一人の登場人物のキャラクター設定の確かさと上手い具合に江戸享保?時代に溶け込ませている著者の手腕に、痛快さと面白さが込み上げている。
     全ての主要登場人物に裏の顔があるが、それは何もこの小説の人物だけでなく、現代を生きている我々にも当然有するものであり、そういった潜在的な意識や、少しの変身願望的なところを燻られてしまい、何処か落語を思わせるような筆致ぶりにこの小説の素晴らしさはあるのではなかろうか。

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    2025年03月08日
  • 実は、拙者は。

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    電車の中で本を読んでいて思わず声出して笑っちゃう、というのを久々にやりました。
    王道てんこ盛りの時代劇なのだけど、最後にページを閉じて膝を打ちました。あ!これは落語だ!思わず笑っちゃうって、まさにそれ。
    はい、一席、十分に楽しませていただきました。

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    2025年02月21日
  • 実は、拙者は。

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    途中から展開が読めるようになりいやいやいやwと突っ込みながらもそのテンポの良さに最後まで読んでしまったエンタメ時代劇
    最後まで新さんの正体に気付けなかったのはちょっと悔しかったというか、あんなチョイ役で出すんじゃないよwwと更に突っ込みたくなったというか
    これはもう、ラノベ版暴れん坊将軍と呼んでも差し支えないのでは笑

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    2025年02月01日
  • 実は、拙者は。

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    面白かった!
    テンポ良くキャラが立っててお約束みたいに実は…ってなってくるの、最高。

    これ映像化しそうね。

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    2025年01月13日
  • 実は、拙者は。

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    聞いていたラジオで紹介されていて購入。面白くて一気読み。

    勉強になったこと。権力社会では、どうしても魚は頭から腐る。自分では何もできない無力な状況の中で、勧善懲悪してくれる「裏」ヒーローが居れば頼もしいけど、現実はあり得ないよなと感じた。そう感じても、自分に出来ることは必ずあるということに気付けた作品。

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    2025年01月01日
  • 実は、拙者は。

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    めちゃおもろいなこれ!!
    いやぁ〜久々に痛快におもしろい作品を読んだ!!

    主人公八五郎の特技?、影の薄さが、
    次から次へと巻き起こす、
    "実は"、"実は"、のドタバタ劇。

    冒頭から歯切れの良い語り口で
    惹きつけて離さなず、
    最後まで"まさかまさか"の、いやいや、
    "てことはあれもこれも全部もしや?"
    の展開がめちゃくちゃ楽しかった〜

    これは他の作品も読んでみたくなるな〜

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    2025年12月06日
  • 実は、拙者は。

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    いっぷう変わった時代小説を描く、白蔵さんの作品。何故かミステリー界隈で話題となり読んでみる。棒手振りの八五郎を狂言回しの主人公に置き、周りのメンバーが動き回るという作品はよくあるがここまで振り切ったのは珍しい。主人公の八五郎が空気のような存在というのが効果的なのも面白い。筋立てはよくあるのだが、時代劇ドラマ全部盛りのような作品で楽しくなってくる。

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    2025年07月23日
  • 実は、拙者は。

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    人には裏の顔が、、、と言いつつ、凄腕ぞろいで、そんなバカなあ!となりつつ楽しく読める。
    まさに暴れん坊将軍。

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    2025年07月15日
  • 実は、拙者は。

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    全ての事柄が綺麗に回収されていく様子は読んでいて楽しいが、なんとなく展開の予想が出来てしまった。しかし、時代背景が江戸という事もあって予想がつく展開でも最後まで楽しく読むことができた。どんな人にも裏の顔があると同時に、主人公にも自分では気が付かない得意なことがあり、現実世界と似ていると感じた。

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    2025年03月21日
  • 実は、拙者は。

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    ページ数も少なく、サクサク読める。ストーリーも面白い。ちょっと重厚な読み物に疲れたけれど活字からは離れたくないような時に丁度良い、と言ったら作者さんに失礼かな。

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    2025年03月06日
  • 実は、拙者は。

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    痛快な時代小説でした。登場人物が皆善意の顔と悪意の顔を持つ、ミステリアスなストーリーにスピード感も加わり一気読みしてしまいました。エンターテイメント性が高く、最後の登場人物には暴れん坊将軍を見ているような気がした。

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    2025年02月23日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    時代小説超入門編!みたいな本だった。
    江戸時代が舞台の最近はやってるアニメ
    みたいなイメージ

    すごく読みやすいし、内容もおもしろいし
    テンポもいいし、あっという間に読み終わった!

    いろんな人に焦点を当てて
    話が進んでいくので
    どうしても話全体で見ると
    若干薄っぺらい感は否めなかったかな、、

    わたしは一柳斎が推しでした

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    2025年01月24日
  • 実は、拙者は。

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    ネタバレ

    子どもの頃からずっと、テレビで時代劇やってた。ここ数年なくなったけど。
    「水戸黄門」「大岡越前」「鬼平犯科帳」「桃太郎侍」「遠山の金さん」など。
    そして、徳川吉宗が旗本の三男坊、新さんとして市中に現れる「暴れん坊将軍」
    この本に「新さん」が出てくるんで、ははーん、と笑ってたら、やっぱりそうだった。
    これってたぶんオマージュなんだな。
    エライ人が悪人で、悪徳商人とつるんでる。
    時代劇の定番設定だね。
    ちょうど今、某テレビ局で女性に性的な接触させてたのでは?といった問題が巻き起こってて、読みながら連想してしまった。

    隣の部屋の浪人が実は一柳斎だったり、辰三親方が実は八ツ手小僧だったり、浜乃ちゃん

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    2025年01月24日