磯貝友紀のレビュー一覧
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サスティナビリティという言葉が生まれて久しいですが、企業が追求すべきサスティナビリティとは何か、なぜ行う必要があるのか、といったことが対談形式でまとめられています。
企業活動として「儲かるサスティナビリティ」、すなわち、社会的価値を発揮しながら、同時に経済的価値をも生み出す事業を生み出すことが必要である…これが本書の根底に流れるメッセージです。
すでにビジネス視点でサスティナビリティ事業を行っている企業も紹介されています。会社の目的である「儲け」を出し、かつ税金とはまた違った社会的な貢献を行うことで企業の存在感を高めていく、といった、ある意味野心的な試みともいえます。
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サステナビリティ経営について。
基本なところから、サステナビリティトランフォーメーション(SX)を進めていくにあたって、途中具体的な企業の事例も交えてまとめられている。
SXは外部環境や現在の自分で自分の首を締めている状況を理解し、断ち切るための戦略を考えていくもの。
現在は環境、社会、経済が完全に重なっており、環境がこければ、経済活動は成り立たないというのを3世代の亀でわかりやすく書かれていた。
統合思考のフレームワークは今や各社統合報告書などの価値創造ストーリーで使われており、インプットもアウトプットも同じ外部環境の中にあるんだとイメージしやすい。
全部この通りにはうまく進められない -
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シナリオプランニングによって、サステナビリティという新しい且つ今後の世界の重要論点に対しても道を描く。その具体がわかる本。かなり良かった。
・未来は一定予想できる。特に①規制、②市場の価値観、③テクノロジー、を抑えるべき。
・規制は、ムードを一歩越えたソフトロー(何らか宣言を機に一気にプレイヤーの方向づけがされるみたいな)を指すわけだが、そのタネを探す上で、NGOのテーマをウォッチしておく、というのはナルホド。
・投資よりも売上(利益)が上がることが大前提。加えて機会損失も防ぐべき。ただしそこまでは当たり前のことで、これに環境や社会的な価値を乗せることがSXでは大事。 -
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サステナビリティ経営の前線や、各社の事例を中ぐらいの広さ・深さで学べる。個人的には、トランプ第二次政権になって、一時、多くの金融機関が脱退したNZBA(ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス)の仕組みが勉強になった。
「世の中にいいことをすれば中長期的には儲かる」というCSV的な思考は、まあそうだろうな、と思いつつ、紹介されている企業が生存者バイアスが入っているように感じるし(その裏で、綺麗なことを言って多くの企業が倒産したり株価を落としてたりしているでしょう)、「地球にやさしい」という言葉も違和感。人類が地球に与えている影響なんて、地球の体積1%にも満たないことでしょう。せいぜい「人間にとっ -
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本書の執筆の目的は、読者の会社で取り組んでいるサスティナビリティ経営を見直し、再構築するためのフレームワークを提供することとある。サーキュラ―エコノミーに興味があって読んでみて、業界ごとのフレームワークや先行事例の紹介など参考になった。個人的な知識不足から難しく感じるところもあったが、サスティナビリティ経営はこれからの時代の必須の考え方と思うので、勉強していきたい。
・サスティナビリティ・トランスフォーメーション(SX)
・サスティナビリティ経営のキーワード:人間中心主義、サーキュラ―エコノミー(CE、循環型経済)
・環境・社会と経済成長を両立させるにはCEしか道はない
・ASEANととも -
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ネタバレ【環境・社会は経営の根幹】
2021年4月に出版されたこの本では、近年ビジネス界でも盛んに話されるようになったサスティナビリティ・トランスフォーメーション(SX)について、重要となっている背景、それの意味する具体的な変革、手法、事例を論じている、とても分かりやすい内容となっている。
個人的にSXについて学ぼうと手に取った初めての本であり、他との比較は現時点ではできないけれど、筆者らは民間コンサルタント会社PwC社員であり、彼らのチームの使うSXコンサル事業のアプローチなども紹介されている。
海外の有名SX先進企業が多く事例として出され、SXのプロセスをカテゴリー化するなど、実際ににどのよう -
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#メモ
経済価値=孫亀 / 社会価値=子亀 / 環境価値=親亀
企業が主語:サステナビリティ / 投資家が主語:ESG / 国際社会が主語:SDGs、PRI
北極星を見つけるためのステップ
ステップ1:既存事業領域のビジネスモデルで抜本的変革を検討する
ステップ2:新しいビジネスモデルや新技術・新商品の開発を検討する
ステップ3:顧客企業の外部不経済を最小化する新商品・サービスを検討する
全社目標を設定する→インパクトパスを設計する
・プレ財務情報の「見える化」を実現する方法
社会・環境インパクトを可視化する(金銭価値で示す)
→社会・環境インパクトを測定する(プレ財務指標にかける係 -
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ネタバレサステナビリティ・トランスフォーメーション戦略。
略してSX戦略。
企業が生き残るには、環境ありき。
環境を守るための自主ガイダンスを作るなどの取り組みが必要。
こうしたサステナブルな取り組みをしていることをアピール材料にして、単価アップなどをしていく。これはサステナブルなためのコストをお客様と分かち合うということ。
2030年には人口は85億人といわれている。
食糧問題もそうだし、レアメタルなども不足することが予想されている。
サステナビリティの最初の一歩はトレーサビリティがしっかりしていること。経済活動の全プロセスにおいて、サステナブルを意識しているかが重要。
富士通では、「富士通ト -
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DXという言葉はよくきくが、SXとは何だ?という疑問から手に取った一冊。
最近、サステナビリティ、持続可能性、SDGsなどの言葉をよく聴くようになったが、ESGはあまり耳なれていなかった。そもそもサステナビリティとは何なのか、なぜ欧米企業はこぞって取り組み始めているのか、取り組みを利益との共存につなげるポイントは何なのか、取り組まなければどうなるのか。そういったことが広く知れる一冊かと思います。
また最初に設問に取り組んだ上で、読み進めれるようだが
こんなバカな答えをする経営者がいるだろうか?と少し感じた。少し導入おんために大げさに設問を作ったのだろうか?
事例はあるが、具体的な手段の深掘り