浮雲宇一のレビュー一覧
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購入済み
まだ1話目を読んだだけですが、小学生向けの子供の本としてはちょうどいい内容ではないでしょうか。私が小学生だったらたぶん怖い…と思いつつも、つい読み進めてしまう、くらいの怖さレベルで良かったと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレいじめのターゲットになってしまった大樹。ある日、図書室で見つけた怪談の本を読み進めているといじめの加害者が本と同じような目にあっていった。不気味に思いながらも、何故か読む手が止められず、次々に怪談が現実になっていく。
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ポプラポケット文庫から多数出ている本の怪談シリーズの新たなシリーズ。冊数がかなり出ているので、ポプラポケット文庫シリーズは数冊しか読んだことがないが今度また順を追って読んでみたいところ。この作者が書く怪談の本シリーズは読んでいる怪談が現実世界に影響を及ぼすスタイルが主流なのかな?
この本も読んでいる怪談が現実となって回りの人達に襲いかかる緊張感がありドキドキしながら読み進めた。ただ、他の話と違ってこれは一部を除いていじめの加害者がひどい目にあっているので、読んでいてあんまり同情できなかった。怪談話と主人公の日常話が同時進行で進められ、どちらも非常に面白い展開に。怪談話はなんとなく聞いたことがある話もあったが、それでも恐ろしい話もあり夢中で読んでいった。 怪談話のなかでお気に入りなのは藁人形の話。児童向けのホラー本のため明るい文体だが、怪談の語り手の友人が行ったことはかなり常軌を逸してしまっている。脳裏にその光景を描くだけで不気味で気持ちが悪くてしかたがなかった。 本編の方もラストに向かうにつれ不穏な展開や、急展開が待ち受けていてハラハラしっぱなしだった。 このシリーズは始動したばかりなので残った謎がかなりあるが、主人公を助けてくれた黒い服の男が背負っている、業のようなものが、今のところ一番気になる謎である。 -
Posted by ブクログ
ビブリオバトルがテーマの児童書。
中学校の読書部で本が大好きな川崎童夢はビブリオバトルで本を読まないと公言している放送部の吉住さくやに負けてしまう。本を読まないさくやに負けたことが悔しくて讀書部の仲間と巻き返しを図る。
最終戦は全国レベルの大会、そこまでの2人の葛藤が描かれている。
ビブリオバトルが本を紹介して読みたい本を選ぶ、というより、いかに上手く伝えるか、になっているような感を受けた。
まあ戦いではあるのだが、語りが重要ではあるのだが、何だかそこにばかりいっているような。
とにかく本を読むことの面白さを広めるためにビブリオバトルが広がっていったらいいのになあと思った。
ビブリオバトルってなあにと覗いてみるにはいいのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレビブリオバトルについてサクッと把握するのに読んでみた。
お話自体は、ビブリオバトルの醍醐味やパフォーマンスの仕方うんちくや、主人公童夢の成長と友情が描かれて、中学生の青春!て感じでよかったけれど、ライバルの優等生さくやの上から目線でちょっと失礼な性格が苦手でいまいち作品としては好きになれず・・・。
童夢の、ストーリー始めの頃の本をたくさん読んでいて知識を自慢したい気持ちも、ビブリオバトルを重ねる中気づく本が好きで紹介したいんだという純粋な気持ちも、どちらも本好きなら持っていると思う。結局は、相手がいる場合はそに相手のことを考えてどれくらいの配分でコミュニケーションをとるかが大事なのであって、本を読む・すすめる理由は人それぞれでいい!となんとなく読後に思った。
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Posted by ブクログ
中学生の主人公が、友人たちと協力したりいざこざがあったりしながらも、ビブリオバトルに挑戦する物語。
ビブリオバトルは、「バトル」と名がつくイベントだけど、大事なことは勝敗ではなくて、本を通じて人と繋がること。本の面白さを伝えること。
ビブリオバトルを知らない人でも、その面白さや意義が理解できるお話になっている。
また、最初は嫌々出場して、自信がなくてボソボソ早口で喋るだけだった主人公が、活き活きと楽しめるようになっていく過程が良かった。友人との練習、分析、また練習…その中で培われたのは、トーク技術だけではない。
中学生らしい純朴さとひたむきさがまぶしい青春物語でした! -
Posted by ブクログ
ネタバレ従兄弟を事故で失い、失意に沈む楓。突然の別れを受け入れきれず、悲しみの日々を過ごしていた。その日も宛もなく校内を歩いていた楓は図書室で死者を呼び出すおまじないを見つけ、実行しようと試みる。それが全ての始まりだった。
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前回の巻から舞台と主人公を変えた図書室の怪談シリーズ第二段。
従兄の克己をひき逃げ事故という最悪の形で失った楓はいまだにそのショックから立ち直れず、鬱々とした日々を過ごしていた。
その日も何とか授業をこなしたものの、何をする気にもなれず、あてもなく図書室をぶらついていた。ふと、一番奥の本棚の前に水色のファイルが落ちていた。中には、昔作成された学級新聞がファイリングされており、何となく興味をひかれた楓がページをめくると、とある記事で目が止まる。楓の通う学校にある七不思議の特集。その中に、死者を呼び出せるという七不思議があった。克己にもう一度会いたい一心の楓は、この記事に書いてある七不思議を実行しようと試みたのだが。
作中で楓が手にした読んではいけないとされる本に書かれている怪談話を読みながら、身の回りに起こる様々な怪異を追体験していく。
本の中に書かれている怪談は、いい話になりそうな雰囲気にして一度安心させておいて再度落とす話が多かった。
そこで追い打ちするんかい!という感じ。
そして、怪談本に書かれている怪談話もさることながら、楓が読む話と現実の出来事が徐々にリンクする演出はいつもヒヤッとさせられる。流石。
前作は周りの人間に危害が加わるタイプだったが、今回は楓を直に蝕んでいっており、恐ろしい。
楓も体調の異変が本のせいだと気が付いているのだが、やめようとしないのはそれだけ従兄に会いたいのか、それとも何かに操られているのか……。
操られているといえば、度々楓の前に現れる「綾目」という女子生徒がかなり怪しい。怪しいというかもろに黒幕だろう。前作も怪しさ満載で楓の周りに都合よく出没していたし。
黒幕の綾目に踊らされ、惑わされる形で従兄の克己の復活を試みる楓。しかし、すんでのところで復活の儀式は妨害され、事なきを得たが、企みごとを常に胸に秘め、前作同様暗躍する綾目の詳細は分からずじまい。
何が目的で、主人公たちに読んではいけない本を読ませ、暗躍するのか。その目的はまだわからないが、シリーズを追うごとに分かっていくはずなので、楽しみである。
また、楓を助ける役割として登場した久我の正体も分からずじまい。
綾目と対の存在のようだが、彼の存在もかなり意味深で気になる存在である。
こちらもシリーズを追うごとに、彼の正体が知れるといいなぁ。
今のところ、既刊はあと1冊。おそらくあと1冊ではすべての謎は解明されないだろうと思うので、先は長そうで、今から楽しみ。