【感想・ネタバレ】なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(1)のレビュー

あらすじ

第39回うつのみやこども賞を受賞した著者による新シリーズ、第一弾!

気をつかって、盛り上げようと思っただけなのに、なんでわたしが悪者に!?
目の前にあらわれた「なんとかなる本」に、「なんとかして!」とさけんだら――。

気づけばそこは、不思議な図書館。
中央には、本が実のようになってぶらさがっている大きな木が!
声をかけてきた「一級コトバ使い・樹本図書館の司書 ヨウヒ」と名乗る女の子に
こまっている事情を話すと、
「たいていのことはコトバの力をかりれば、なんとかなります。」
と、「コトバの術」をかけられて……。
コトバの力で、無事にピンチから脱出できるの!?
こまった事態になってしまった5人の子の物語。

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Posted by ブクログ

読書好きの小3長女も楽しく読める一冊◎
この本、本当に面白い!
親子で楽しく読ませてもらってます(^^)

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

児童書って、集団からはずれてうまくなじめなかったり、クラスの人気者からいじわるされたりする子が主人公になる傾向があるけど、この本では、人気者の機嫌を取りたいがために、人を傷つけるようなゲームを考え出してしまったり、注目されたいがためにネットでさがした名言をコピペして自分のもののように使ったりする子が主人公の短編がいくつもあってちょっと新鮮。そういう子たちの心情に踏みこみつつ、「ことば」という切り口で、説教くさくなく、自分自身のことばを使えるようにするというストーリーに持ってくのさすがにうまいなと思った。それにしても『なんとかなる本』て、ちょっとほしくなるかも(笑)

0
2024年03月25日

Posted by ブクログ

コトバの価値について考えさせられました。
小学生らしい悩みがたくさん詰まっているけど、
意外と大人になってからも変わらないところが たくさんあるのかなと思いました。

例えば
周りの目を気にして思っていることを
口にするのをためらってしまうのは、
私は今でもあります。
大きくなってからの方が、
より周りの目を気にしている気もします。

一つひとつの言葉を大切に、
使っていきたいと思います。

0
2023年12月27日

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