図書室の怪談 死者の本

図書室の怪談 死者の本

小説・文芸
748円 (税込)

3pt

3.0

「本の怪談」シリーズの著者による、新怪談シリーズの第2弾。従兄が亡くなって落ち込んでいたわたしは、校内新聞のバックナンバーの中に「七不思議特集の〈四時四十四分の噂〉」を見つけた。中学校の屋上で、四時四十四分ちょうどに強く願うと、死んだ人と会えるというのだ。屋上で死者との再会をねがっていると、名札に〈綾目〉とある見知らぬ女の子が「あなた、死んだ人に会いたいんでしょ?」と声をかけられ……。

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図書室の怪談 の一覧

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1~5件目 / 5件
  • 図書室の怪談 悪魔の本
    748円 (税込)
    「本の怪談」の緑川聖司がおくる、図書室で出会う"呪われた本"を巡るホラー新シリーズ! 大樹は、いじめられていたクラスメイトをかばったことで、自分がいじめの対象に。ある日、図書室で見つけた「悪魔の本」を読み始めると、周囲でおかしなことが起こり始めるーー。大樹の周辺に現れる女の子、幼馴染、謎の青年、神主さんはそれぞれ秘密がありそうで、真実を言っているのは誰なのか、大樹は呪われた本から逃れられるのか! 電子書籍特典:『トム・ソーヤーの冒険』冒頭試し読み収録
  • 図書室の怪談 死者の本
    748円 (税込)
    「本の怪談」シリーズの著者による、新怪談シリーズの第2弾。従兄が亡くなって落ち込んでいたわたしは、校内新聞のバックナンバーの中に「七不思議特集の〈四時四十四分の噂〉」を見つけた。中学校の屋上で、四時四十四分ちょうどに強く願うと、死んだ人と会えるというのだ。屋上で死者との再会をねがっていると、名札に〈綾目〉とある見知らぬ女の子が「あなた、死んだ人に会いたいんでしょ?」と声をかけられ……。
  • 図書室の怪談 黄泉の本
    748円 (税込)
    冬休みを利用して、温泉旅館へ家族旅行にでかけたぼく。到着して早々、旅館の中を探検しているうちに、本がたくさん置いてあるスペースを見つける。図書室、とプレートがかかっている。そこで『黄泉の本』というタイトルの不思議な本を見つける。その怖そうな本に興味を持ったぼくは、どんな本かなと読み始めるが……。 人気の「本の怪談」シリーズ著者による「新・本の怪談」シリーズ、怖さ倍増の第三弾
  • 図書室の怪談 魔女の七不思議
    748円 (税込)
    夏休み。フリーライターをしている父親の取材と旅行を兼ねて、田舎の叔父さんの家に行くことになった守人。家に向かう途中、父親が子供の頃、二年間だけ通っていた廃校に立ち寄る。「当時は、魔女が出るって噂があったんだ」と、父。『魔女の七不思議』と呼ばれていたらしい。その話に興味を持った守人は、調べることにしたのだが……。新たな『図書室の怪談』の闇と恐怖が展開するシリーズ第4弾! 果たして“魔女”の正体は!?
  • 図書室の怪談 闇の図書室
    770円 (税込)
    「怪談収集家」シリーズ(ポケット文庫)で山岸良介の助手を務めていた高浜浩介が語り手として登場。山岸とともに「闇の図書室」へと足を運び、自称民俗学者の久我も加わり、新たな怪談本を探しに奔走する。「闇の図書室」にいる謎の司書、そして、本シリーズでお馴染みの謎の女性・綾目さんも登場。新たな怪談本を巡り、徐々に明らかになっていく久我と綾目さんの正体……。 "呪い"と"恐怖"満載のシリーズ第5弾!

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図書室の怪談 死者の本 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    従兄弟を事故で失い、失意に沈む楓。突然の別れを受け入れきれず、悲しみの日々を過ごしていた。その日も宛もなく校内を歩いていた楓は図書室で死者を呼び出すおまじないを見つけ、実行しようと試みる。それが全ての始まりだった。

    ***

    前回の巻から舞台と主人公を変えた図書室の怪談シリーズ第二段。
    従兄の克己をひき逃げ事故という最悪の形で失った楓はいまだにそのショックから立ち直れず、鬱々とした日々を過ごしていた。
    その日も何とか授業をこなしたものの、何をする気にもなれず、あてもなく図書室をぶらついていた。ふと、一番奥の本棚の前に水色のファイルが落ちていた。中には、昔作成された学級新聞がファイリングされており、何となく興味をひかれた楓がページをめくると、とある記事で目が止まる。楓の通う学校にある七不思議の特集。その中に、死者を呼び出せるという七不思議があった。克己にもう一度会いたい一心の楓は、この記事に書いてある七不思議を実行しようと試みたのだが。

    作中で楓が手にした読んではいけないとされる本に書かれている怪談話を読みながら、身の回りに起こる様々な怪異を追体験していく。
    本の中に書かれている怪談は、いい話になりそうな雰囲気にして一度安心させておいて再度落とす話が多かった。
    そこで追い打ちするんかい!という感じ。


    そして、怪談本に書かれている怪談話もさることながら、楓が読む話と現実の出来事が徐々にリンクする演出はいつもヒヤッとさせられる。流石。

    前作は周りの人間に危害が加わるタイプだったが、今回は楓を直に蝕んでいっており、恐ろしい。
    楓も体調の異変が本のせいだと気が付いているのだが、やめようとしないのはそれだけ従兄に会いたいのか、それとも何かに操られているのか……。

    操られているといえば、度々楓の前に現れる「綾目」という女子生徒がかなり怪しい。怪しいというかもろに黒幕だろう。前作も怪しさ満載で楓の周りに都合よく出没していたし。

    黒幕の綾目に踊らされ、惑わされる形で従兄の克己の復活を試みる楓。しかし、すんでのところで復活の儀式は妨害され、事なきを得たが、企みごとを常に胸に秘め、前作同様暗躍する綾目の詳細は分からずじまい。
    何が目的で、主人公たちに読んではいけない本を読ませ、暗躍するのか。その目的はまだわからないが、シリーズを追うごとに分かっていくはずなので、楽しみである。

    また、楓を助ける役割として登場した久我の正体も分からずじまい。
    綾目と対の存在のようだが、彼の存在もかなり意味深で気になる存在である。

    こちらもシリーズを追うごとに、彼の正体が知れるといいなぁ。

    今のところ、既刊はあと1冊。おそらくあと1冊ではすべての謎は解明されないだろうと思うので、先は長そうで、今から楽しみ。

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    2022年05月22日

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