午後のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
特別な本になりつつある。頻回にお菓子作りをするわけではないが、夜中や明け方にお菓子を作る、ケーキを焼くという空気感、匂いは独特で特別で、自分との対話となることは分かる。自分の中の闇や漆黒に引きずりこまれそうになる夜。これまでの幾つかの引き摺り込まれた夜。程度の差こそあれ、誰にもある自分だけの何か。そうしたものが、ケーキの焼ける甘い香りが包んでくれる。今が完璧なわけでもなく、最高に幸せでもないけど、とりあえず今はケーキがいい匂いだから良しとしよう、という気持ちにさせてくれる。
どのレシピもとても優しく感じるのは、午後さんが経験してきた苦しい何かが昇華されたからだろうか。
眠れぬ夜があっても、寝過 -
購入済み
優しい気持ちになれます
私もあまり活動的な人間ではなくて自己嫌悪に陥ったり、自分の自信がなくなってしまうことが多くありますが作者様の考え方に感銘を受け、自分を受け入れることができました。心苦しかったり今寂しい気持ちがある人におすすめです。
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購入済み
素敵
読んでいるとしんしんと降り積もる雪に包まれてるみたいな、深夜の静かな空気にいつの間にか取り込まれてるような(怖い意味では無く)、
私にとって鎮静作用、浄化作用があってとても好きです。
猫との距離もどことなくドライで、そこがまたツボです。
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Posted by ブクログ
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』で知った午後さんの片づけ本。
お菓子づくりも片づけながら手早く作っているので、もともと片づけは好きなんだろうと思っていたけれど昔は違ったんだなぁと。
オオカミ(作者)と猫との絡みも微笑ましく、わかりやすくて参考になるものもあった。
自分の暮らしを整える〜自分のスペースを考え、家具の適量と見直し、動線と収納の工夫。
ご機嫌な暮らしをつくるもの〜買ってよかったもの。ゴミ箱を作ったり、ハンガーをそろえたり、体型に合った服選びと基本はベーシックな色を選び柄ものは、ボトムスのみにする。
内側に目を向ける〜現状を受け入れる。捨てすぎずもちすぎずバランスをとることが大切。