あらすじ
「こんな夜に焼くのは、
明日につながるようなケーキがいい」
第8回料理レシピ本大賞コミック賞受賞作の第二弾!
Twitterで人気の作家・午後さんが描く
眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイです。
バナナケーキ、レアチーズケーキ、ホットケーキ、ジャムなど、
孤独な夜のおともとなるレシピを、心に残るエッセイとともにお送りします。
著者Twitterアカウント:@_zengo
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1巻に引き続き、読みやすくてスッと言葉が心に入ってくる。午後さんの言葉は耳を傾けたくなる。
閉鎖感や孤独感や絶望感など、ひとまとめに何と言葉に表せないモヤモヤした気持ちの時の解決方法として、「過去の誰かが記したものを読む。誰かの思考の軌跡をたどることだ。それが救い」という言葉にグッときた。
身に覚えがある。辛い時期に本を読んで、心が軽くなったり、自分の思いを客観視できるようになったり、救われた経験があるから。読書を再開して本当に良かったなと、この言葉を読んでしみじみ実感してる。
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第2巻。1巻のテイストはそのまま。
第5話 真夜中にカロリーご飯を食べる話
(天体観測)
第6話 どうしようもない日に近所を放浪する話
(混沌とした空気の中にいると見つけられること)
第7話 真夜中にバナナケーキを焼く話
(全ての人間の相関図を書き表すと一本の木のようになるのではないか)
このあたりの話がとくに響きました。
あと、お風呂に入るの。しんどいことありますよね。
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【目次】
1 真夜中にジャムを煮る話
2 昼下がりにひとり花見に行く話
3 早起きした朝にホットケーキを焼く話
4 家ごもりの日にマスクアイテムを作る話
5 真夜中にカロリーご飯を食べる話
6 どうしようもない日に近所を放浪する話
7 真夜中にバナナケーキを焼く話
8 真夜中にお風呂に入る話
9 暑い日にミルフィーユ・レアチーズケーキを作る話
10 真夜中に映画を観る話
11 秋の日にクッキーを焼く話
12 休日に美術館へ行く話
おまけ クリスマスの話
おまけ うちの猫の話
おまけ うちの家族の話
あとがき
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ミルフィーユレアチーズケーキ美味しそう。
オーブンがない私でも作れそう。
ケーキの作り方以外にも、午後さんの生き方、考え方が参考になる。進路をまわり道をされた話が印象的。
メモ
風呂は命の選択
困難は分割せよ
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午後さんのエッセイ本第2弾。
じめじめしてなかなかやる気が出ない日や、春に桜が咲いた日。
何よりも眠れない日。
美味しいケーキを作れば問題解決!
午後さんなりの、人生の解釈も読めてしみじみ読めます。
この本を読むと、頑張りすぎなくても力を抜いてもいい日があってもいいんじゃない?って思えます。
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人間なら誰しもある心の沈みや気持ちの波に寄り添った本です。暖かで優しいタッチで描かれています。レシピも掲載されているので、午後さんのように作ってみたいなあとなる本です。
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この作家さんは とても好き。
世界がゆっくり流れている感覚。
ゆっくり流れている?んー。
丁寧に流れている。の方が正しいのか。
私もこの作家さんのように
世界を丁寧に生きていきたい
と思わせてくれる本です
夜に待っていてくれる本
映画の話や、夏の思い出など、Twitterで見て何度も救われていた話を書籍として手元に置けて嬉しいです。
午後さんの苦しさは午後さんだけのものだと理解していますが、私自身の苦悩と重なる部分が多く、どうしようもなく眠れない夜に読み返しては慰められています。
レシピも楽しみの一つで、休日に真似して作っています。
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元気がない時でもページをめくる手が止まらない。すっごく読みやすい。美味しそうな食べ物が沢山出てきたが、特にたらこバター醤油ご飯が美味しそうだった。
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読むと心が暖かくなって、また頑張ろうと思えるお話。
午後さんの考え方がすごくステキだなあと思う。
「たまには暗闇に潜るのもいい
光がより鮮明に感じられるから」ー本文よりー
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午後さんの憂鬱さへの付き合い方や考え方が好き。
無理に抗おうとはせず、身を任せながらも向き合って行く感じ。
私もメンタルが落ちやすいから、同じような人がいると思うと救われる気持ちになる。
少し回復してきたら、ケーキをつくる。
私にとっては、それが読書なのかもしれない。
昼下がりにひとり花見を見に行く話、進路を回り道された話が特に好きだった。
猫ちゃんもいやされる、すっかりファンになった。笑
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面白かったけど、前作の方が良かった。
マスクストラップの作り方などは2025年に読んだのもあり、個人的には不要かな…お菓子のレシピが多い方が良い。
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シリーズ1作目が面白かったので2作目も手に取りました。誰しもが抱える何気ない日常の鬱々とした気持ちを晴らしてくれるお菓子と家族と飼い猫さんとのエピソードをほんわかする絵で楽しませてくれる。コミックエッセイって良いな、他の作品も楽しみ。
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眠れないとき、私はスイーツを作る気力はないけど、この方の話を読むと 不思議と落ち着いてきて昔よく作ってた事を思い出してきます。
自分で作ったスイーツって不恰好でも どうして魅力的なんでしょうか。
台所仕事は見ているのも好きだなぁ。
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自分の機嫌を直せるのは、自分しかいない。
と、むかしどこかで聞いたことがあり、折に触れてそのことばを思い出す。
自分で自分を慰める術をもっている、というのは、生きていく上で非常に役に立つスキルだ。
ピンクのパッケージのお菓子を買い、ひとりで満開の桜を見に行く。
真夏に自由研究気分で、ひんやりしたレアチーズケーキをつくる。
バターが扱いやすくなる秋には、教科書に載っていた名作の一文に思いをはせながら、クッキーを焼く。
クリスマスにコンビニで、チキンとケーキを一人分買って、お店を出たところで寒い中、まだサクサクのチキンをかみしめる。
どれも、自分の気分を「ちょっと」あげるものだけど、この「ちょっと」が大事なのかな、と思う。
自分のペースで、自分とつきあっていく。
その方法を知ることが、おとなになる、の第一歩かもしれない。
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絶妙に自分より少し陰な感じが落ち着く。
陰過ぎると引くし、参考にならないけど、
何でもかんでも前向きにポジティブにって言われるのもキツいときもあるし、疲れるので、
ネガティブになってたり積極的に何もできないって思ってる時に読みたい本。
そしてスイーツって作り方見てるだけでも癒されるんだな。すごい‼︎
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第2弾。
相変わらず、オオカミさんは、美味しそうなケーキやクッキーを作ります。
手際よく、片づけしながらサクサクと作る姿が、可愛らしい。
第1話〜第12話まで。
ジャムとミルフィーユ・リアチーズケーキは、ぜひ作ろう。
今回は、マスクアイテムを作る話もあり、うちの猫の話と家族の話もあり、中でも映画を観る話でオオカミさんの言葉になるほど…と共感。
登場人物の選択や物語の結末は必ずしも正解ではなくて だからこそ 人生の遠回りを肯定してくれているような気がするのです
ゆるゆると日々を過ごしていくのも良いと今は思う。
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冷蔵庫の衣替え
桜味でお花見
風呂は命の洗濯
前作に引き続き今回も、午後さんの習慣や感じ方がとても素敵で共感しかありませんでした。クッキー大好き人間なので、レシピでは秋の夜長のクッキーが一番気になりました。今度作るときは真似をしてドライチェリーをのせて焼いてみようと思います。
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生きにくそうな作者さんだが、大丈夫だよーって言ってあげたいと、読んでいる間思っていた。
手書きの字はびっくりするほどきれいだし。
片付けの行程まで入っているのがかわいらしい。
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眠れない夜、憂鬱な日、少し休みたいときの気分転換にお菓子を作ってみるのはどうでしょう?
1に比べてレシピ数がちょっとだけ少ないかな?その変わりに辛い夜の過ごし方などが前よりたくさん載っている。
生きにくいと感じるとき、試してみるのも良いかもしれない。
Posted by ブクログ
気を付けないと地の果てまで心が沈み込んでしまう者にとって無理は禁物で様子をみながらそろそろとしか動けない辛さがある。
午後さんはそれを知っているから心を上向きにする方法もささやかで安心して最後まで読めた。