山根洋士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【感想】
14のノイズのほとんどが自分に当てはまっていた。
コップの飲み物をほんの少しだけ残す癖は、「出る杭は打たれる」と考えて100%の力で物事をできない人の特徴とのことで、ぴったり自分に当てはまっていたのでドキッとした。
今までに勇気が出なくてやりたかったことを出来ずに後悔した経験があるけど、深層心理ではそれを選択しなかった、現在の自分は選択して決めた結果、という考え方に救われた。
【これから実践したいこと】
悩んだ時や上手くいかない時は、とりあえずノイズのせいにする。
やりたいと思っているのになぜかできないことは、やりたくないこと。そのことについて、やった時のメリットとデメリ -
Posted by ブクログ
【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。
「傾聴の三原則」
受容=相手の価値観や考え方を無条件に受入れる。
共感=相手の感情を想像して理解を示すこと。
自己一致=自分の心身の状態をできる限り分かっている。ありのままの自分で生きていけている状態。
・「上手く聞ける」は武器になる。「聞く技術」は課題解決に寄与する。
・多くの人は対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。ドラッカー
・徹底して聞くことで相手は受容と共感を感じられ、自然と考えが整理され、自分の中で自己一致が起こって発言や行動が変わる。
・感情を吐き出すことですっきりする効果=カタルシス、心の浄化と -
Posted by ブクログ
ネタバレこの系統の本を何冊か読んでわかったことは、とにかく「人の話をちゃんと聞くことの難しさ」だ(笑)
人の話を聞こうと思って聞いていても、
ちゃんと聞けているのか?
人間はそもそも自分のことを話したい生き物。
どれだけ意識していても気をつけていても、
ふとした時に「聞いてるつもり」になっているかもしれないなと改めて思った(笑)
大切な人たちの相談に乗る時、
大切なのは「何を話すかではなく何を話さないか」「解決するのは相手であって自分ではない」「それぞれみんな自分で解決する力を持っている」と思いながら聞くことだ。
相手にいかに気持ちよく話してもらえるのか。
いかに自己一致している状態で心の中を話しても -
Posted by ブクログ
Cにチェックが多かったので、抵抗反応タイプだった。
ダメな自分に抵抗しようとする。
典型的なのがマウンティング。
人のミスを指摘したり、SNSでリプライの応酬をしたりする。
それは一見、自信があるように見えるが、自己肯定感の低さを抗おうとする姿勢や余裕のなさの表れらしい。
クレーマーとは言わないが、不満に思っていることを問い合わせフォームなどに載せることがあるので、人のミスを指摘したいという気持ちはあるのかもしれない。
本書にも書いてあったが、自己肯定感を上げるための本ではなく、自己肯定感を高めようなんて思わなくてもよくて、それよりも自己納得感が必要だということ。
それがないと悩みは解決 -
Posted by ブクログ
今まで実際に自分自身が会話の中で実際に実践していた事柄なども多く含まれており、自分自身の認識の見直しと新たな価値観の発見につながった。
今すぐにでも使える会話に対するエッセンスもたくさん含まれており、勉強になった一冊。
中でも、心電図のように会話をしながらポリグラフをつけていくと言う考え方が面白かった。
無意識に映画を見る時などには、感情が乗る言葉の時だけ見るようにし、後は本を読んだりしていたこともあり、自分が無意識にしていた事は、重要な部分を無自覚にも拾っていたのだなと新たな発見だった。
会話でもそれは同じことが言えるのだと知るきっかけになった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで、自分で自分のことを「自己肯定感が低い」と思ったことがなく、こういう類いの本を読もうと思わなかった。
今回は人に勧められて読んでみたが、
結果、読んでよかったと思う。
本書では、自己肯定感を「自分はありのままでいい、生きているだけで価値がある、という感覚」とし、
自己肯定感とは高めようとするものではなく、
自分の良いも悪いも含めて、今の自分に納得することが重要としている。
「どうしても今の自分に満足できない、納得できない。
もっとやれるはずだ。こんなはずじゃない。」
私はいつも心の中でそう唱えながら
しかし大胆な行動を取れるわけでも無く、
理想ばかりが大きくて行動ができない自分に、 -
Posted by ブクログ
うまくいかないと思う時、潜在意識に埋め込まれたメンタルノイズが邪魔をしている。
メンタルノイズは偏見のようなもので、幼少期の経験が元になって生まれていることが多い。
親が子供を守るために作った約束事が元だったりする。(泣いちゃダメ、太り過ぎは良くない、ルールを守る、など)
大人になってからも、幼少期に無意識に植え付けられたノイズのせいで苦しむことがある。だったら、大人になった自分の価値観でノイズを解消していったらいい。
(そもそも、子供の頃と大人になってから、時代が変わってからで価値観が変わるのが普通というもの)
この本では、心を悩ませる代表的なノイズとその解決法、またネガの観点で分析す -
Posted by ブクログ
誰にでもなんでも話してもらえる人になりたいと思いつつ読んだ。
印象に残ったことまとめ。
なにを話さないかの順番(べからず集)
•アドバイスしない
•自分のエピソードを話さない
•意見しない
•でもと言わない
○アドバイスがほしいと言われたら答えればいい
○一部の会話を聞いて、勝手に解釈しない
⇨私たちの頭の中には生まれてからの経験を元に膨大な言葉とそれに連なるイメージが蓄積されており、それを【言葉マップ】という。相手の浮かんでいることと自分の浮かんでいるものは完全に一致することはない。そのため、間違って解釈することも。
○共感しても同感はしない。
○ミミッキング(おうむ返し)で会話は繋がる