山根洋士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
常に頭の中でぐるぐる考えてしまう人には良い気づきが得られると思います。
本書では「メンタルノイズ」という潜在意識から思考の邪魔をしてくる自分の考え方のクセのようなものが例として14個あげられており、それらをどのように見つけて対処していくかが紹介されています。
私はこの例から、「あるある!」と思うものから「少し当てはまるかも?」と思うものまで全てカウントしていった結果、11個のメンタルノイズが見つかりました。(そりゃ生きづらさを感じるわけだ...)
中でも私が一番課題に感じたのが「完璧主義ノイズ」です。
本書で紹介されているノイズを発見する思考法を行ってみて気づいたのですが、私は常に理想の自分に近づくべく「◯◯しなきゃ」という焦りを感じながら生活をしているようで、そのせいで他のことに手が付けられていないことに気づきました。
ここ数年は夢中になれる趣味がほとんど無く、その原因にもなるのかなと思います。
このように、本書でのワークを通じて自分の潜在意識にあるメンタルノイズの存在を認知することができ、思考中にモヤッとしたときに「これってメンタルノイズ?」と気づきやすくなることで、永遠にぐるぐる考えてしまうことへの対処が可能になりました。
本書で紹介されているノイズキャンセルのエクササイズの一つに、「やめることリスト」を作る方法があります。
前述した通り、私の頭の中は「◯◯すべき」で頭がいっぱいになることが多いので、これを機に実はやめたいことを手放すのも手だと思いました。
私を縛るメンタルノイズが多すぎるが故に、これからも色んなノイズに邪魔をされてしまうのだと思いますが、一つずつその呪縛を解いてあげられるようゆるく頑張っていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
【感想】
14のノイズのほとんどが自分に当てはまっていた。
コップの飲み物をほんの少しだけ残す癖は、「出る杭は打たれる」と考えて100%の力で物事をできない人の特徴とのことで、ぴったり自分に当てはまっていたのでドキッとした。
今までに勇気が出なくてやりたかったことを出来ずに後悔した経験があるけど、深層心理ではそれを選択しなかった、現在の自分は選択して決めた結果、という考え方に救われた。
【これから実践したいこと】
悩んだ時や上手くいかない時は、とりあえずノイズのせいにする。
やりたいと思っているのになぜかできないことは、やりたくないこと。そのことについて、やった時のメリットとデメリットを6個以上書き出す。それより後に出てきたものが潜在意識の奥の方から出てきた考え。
稼ぐには苦労が必要と思わない。楽しんで仕事できる方法を考える。
To Doリストはやることが溜まっていって、できないと落ち込んでしまうので、代わりにStopリストをつくってやることを減らしていく(寝る前のスマホをやめるなど)
ネガティブな言葉が頭に浮かんだ時、とにかくそれを打ち消す言葉(ネガティブに対するツッコミ)を直後に浮かべるようにする。 -
Posted by ブクログ
【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。
「傾聴の三原則」
受容=相手の価値観や考え方を無条件に受入れる。
共感=相手の感情を想像して理解を示すこと。
自己一致=自分の心身の状態をできる限り分かっている。ありのままの自分で生きていけている状態。
・「上手く聞ける」は武器になる。「聞く技術」は課題解決に寄与する。
・多くの人は対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。ドラッカー
・徹底して聞くことで相手は受容と共感を感じられ、自然と考えが整理され、自分の中で自己一致が起こって発言や行動が変わる。
・感情を吐き出すことですっきりする効果=カタルシス、心の浄化ともいう。
・どうして人間はこんなにも話したいのか。それは本能的に「知ってほしい、聞いてほしい」という欲求があるから。→承認欲求の前段階である所属欲求
・人間はまず「自分はここにいてもいい」という安心感が欲しい。
・所属欲求は、人間同士だからこそ満たすことが出来る。
・カウンセリングは受容・共感・自己一致の段階を経て、自己解決を助ける。
・「かなり苦しいだろうな」と溺れている人の感情を想像するのが、共感はしても同感しない人。→溺れている人が自力で岸へ上がるのを支える存在。
・同感の弊害は「自己解決できない習慣」をつけてしまうこと。
・「あなたはこういう人」と言われると、そのように振る舞う。→ラベリング理論、相手を心理的にコントロールできてしまう。
・気の利いた話をして評価を上げたい気持ちは分かるが、相手を受け入れていると伝えるには、相手が気持ちよく話せるよう会話をつなげるだけで十分。
・話し手の自己一致が始まらないと、本音・本心にはたどり着かない。
・「答えは必ず相手が持っている」という確信があるからこそ「相手の問題は自分の問題ではないし、相手の問題に深入りする必要もない」と分かる。
・本当の気持ちとは、相手が蓋をしている、我慢している気持ち。
・本音・本心を知るから、親身になれる。
・コミュニケーションのスタンスが変わると、相手が自分から変わっていく。
・「話を聞いてくれる=自分を分かってくれる=信頼できる人」になる。
昔は「なんでイライラしたの?」今は「何にイライラしたの?」違いは、前者は解決策を私が考えるための質問。今は「あなたの話を聞かせてください」が目的。スタンスが変わるだけで、相手は自分のことを話しやすくなる。
【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。
・聞き方の本質は、どう話すかではなく「どう話してもらうか」
・人は本来、話したくて仕方ないもの。
・生活の至るところ、もっと聞くチャンスがある。
・上手な話の聞き方は技術的に身につけられる。むしろ、積極的に話をしなくても相手との良い関係が構築できる。
・心理的安全性=他人が自分の発言を否定・拒絶しないと安心できること。
・心理的安全性を高める、とは「躊躇せず何でも言える状態にすること」
・ハーバードの社会的認知・情動神経科学研究→「自分語りは快楽」心理・生理学的にも正しい欲求「人とはそういうもの」とおおらかに聞くのが健全。
・上手な聞き手はテニスコーチのよう。打ちやすいところにボールを的確に返してあげる。
・脳は、相手が話すスピードよりも早く情報処理してしまう。
・「要点だけ!結論を早く」と思うことはあるが、それは情報を得るためであり、人間関係を築く目的は達成されない。
・先生タイプが会話で気になるのは、相手の話より「教えるためのネタ」
・聞けない人その2、ジャッジする審判タイプ。
・解説者タイプは、相手の話の腰を折ってまで確認作業を始める。
・「何かが出来ないと自分には価値がない」と思っていると(自己肯定感低め)聞いてあげる行為に価値を見いだせない。
・「相談を受ける=自分が上」と思ってしまうと、上手な聞き方はできない。
・相手が、ジャッジや間違いを正して欲しいと思っていることはほぼ無い。
・相手にとっては、共感で十分。
・話を聞くのは、相手を評価するためではなく「受容と共感のため」
・聞くのが苦手な我々は、なかなか脇役(聞き手)に徹せない。相手の話を受け入れるより「会話中でどう自分をアピールしよう」と考えてしまう。
・「つなぎ」を意識するだけで、相手との会話は心地よいものになる。
・自分のままでいることを許可し・できるようになると、自己一致しているわけなので自分の本音・本心以外話せなくなる。
・カウンセラーにだって、相手が抱える問題は解決できない。本人に成り代わってできることなどほとんどない。
・ただ聞いて欲しいだけ。聞いて欲しいのだから、聞けばいい。
・他人の経験には必ず学びがある。「人の話を上手に聞ける人」でなければ、学びのチャンスを失う。
プロジェクト・アリストテレス、素晴らしいチームに必要な要件とは? 最も生産性の高いチームにあったのは「心理的安全性」チームのメンバー全員が本音で意見を言える環境があった。
【TODO】今後、これらを実行していきます。
・相手が考えを整理して自ら答えに気がつき言語化する、そんな営みを邪魔せずアシストするために話を聞く。→自己解決のお手伝い
・自分の大切な人にとって、世界で一番よく話を聞いてあげられる人になる。
・他人が抱える問題を「自分なら解決できる」などと思わないこと。
・次に何を話す?が気になるのを防ぐため対策を考える。例えば「アドバイス、自分のエピソード、『でも』を言わない。意見しない」
・つい自分から口を挟まないよう、上記の対策をかなり強く意識する。
・「相手のことを100%理解することはできない」と分かった上で聞く。
・どんな相手からでも「教えてもらう=ラーニング」のスタンスを忘れない。
・上手な聞き手になりたいなら「少し下の立場」と思うくらいがいい。
・少し間口の広い質問をする。例えば「最近の好きなこと、面白いことは?」
・「とにかく会話をつなげること」を考える。
・相手が自分のリズムで話せる安心空間を作る。
・相手の話に合わせて相槌を打ち、所々質問する。これが「上手に聞く」
・「でも」で返されても「でも」で返さない。
・会話をつなぐことだけを意識。相手はとにかく話したいだけなので、話したいだけ話してもらう。そのため相槌を打ちながらひたすら会話をつなぐ。
・批判も、説教も、見下すこともなく、ただひたすら話を聞く。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの系統の本を何冊か読んでわかったことは、とにかく「人の話をちゃんと聞くことの難しさ」だ(笑)
人の話を聞こうと思って聞いていても、
ちゃんと聞けているのか?
人間はそもそも自分のことを話したい生き物。
どれだけ意識していても気をつけていても、
ふとした時に「聞いてるつもり」になっているかもしれないなと改めて思った(笑)
大切な人たちの相談に乗る時、
大切なのは「何を話すかではなく何を話さないか」「解決するのは相手であって自分ではない」「それぞれみんな自分で解決する力を持っている」と思いながら聞くことだ。
相手にいかに気持ちよく話してもらえるのか。
いかに自己一致している状態で心の中を話してもらえるのか。
それは自分の相手への聞く姿勢で変わってくる。
自分自身も自己一致した状態で、ありのままでいることがとても大切なんだな。
ついつい要らぬアドバイスをしてしまったり、
要らぬ説明(話をまとめて解説)をしてしまったり、
要らぬジャッジを下してしまったり、
要らぬ質問をしてしまったり、、、
そう言った無自覚な言動は意外と多い。
本当に気をつけようと思った。
あと、印象に残った学びは、
「自分の価値観を一旦置いておく」ということ。
自分の価値観をちゃんとわかっているからこそ、置いておくことができる。
そして、相手の価値観も認めることができる。
「受容、共感、自己一致」
忘れずに心に置いておきたいな。 -
Posted by ブクログ
今まで実際に自分自身が会話の中で実際に実践していた事柄なども多く含まれており、自分自身の認識の見直しと新たな価値観の発見につながった。
今すぐにでも使える会話に対するエッセンスもたくさん含まれており、勉強になった一冊。
中でも、心電図のように会話をしながらポリグラフをつけていくと言う考え方が面白かった。
無意識に映画を見る時などには、感情が乗る言葉の時だけ見るようにし、後は本を読んだりしていたこともあり、自分が無意識にしていた事は、重要な部分を無自覚にも拾っていたのだなと新たな発見だった。
会話でもそれは同じことが言えるのだと知るきっかけになった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで、自分で自分のことを「自己肯定感が低い」と思ったことがなく、こういう類いの本を読もうと思わなかった。
今回は人に勧められて読んでみたが、
結果、読んでよかったと思う。
本書では、自己肯定感を「自分はありのままでいい、生きているだけで価値がある、という感覚」とし、
自己肯定感とは高めようとするものではなく、
自分の良いも悪いも含めて、今の自分に納得することが重要としている。
「どうしても今の自分に満足できない、納得できない。
もっとやれるはずだ。こんなはずじゃない。」
私はいつも心の中でそう唱えながら
しかし大胆な行動を取れるわけでも無く、
理想ばかりが大きくて行動ができない自分に、
いつも嫌気が差していた。
「何で自分はこうなんだろう。
考えてばかりでいつまで経っても行動しないからだ。
いつも思いつきで、計画性がないからだ。
こんな自分はダメだ。でも、どうしたら良いかわからない...。」
私は本書で14上げられていたノイズの中で、
11 (完璧主義ノイズ)が非常に強いと思う。
行動するなら成功しないといけない。
そんな思い込みが強い人間だ...
このような考え方や解釈のクセ(ノイズ)に気づいたことは
本書を読んだ成果の一つだ。
(ノイズを知ることを心理学で「自己認知」や「メタ認知」と言うらしい。名前は聞いたことあったけど、こういうことだったんだと初めて知った。)
本書を読んだこれからは
自分のノイズに気づき、
時にノイズをそっと手放すこと
ノイズも自分の1つだと認めること(これは一番難しいし、できるまでに時間がかかりそう...)
↓そのために
最もやってみたいのは、「裏表思考法」(①うまくいったら実は困ること②うまくいかないほうが実は得することを6つ以上書き出すこと)だ。
以上まとまりのない文章だけど、
完璧にしすぎないことの第一歩として。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「もっと頑張らなきゃ」「何もしない時間はもったいない」
そうやって、無意識に自分を追い詰めてしまうことはありませんか?
他人からどう見えているかは分からなくても、自分の中の自分にパワハラをしてしまう。
そんな心のつかえを解きたくて、最近『「自己肯定感低めの人」のための本』を読みました。
自己肯定感とは、ありのままでいい、生きているだけで価値があるという感覚。
けれど、真面目で目の前の課題に全力で向き合う人ほど、
・自分に自信が持てない「ダメ出しノイズ」
・くつろぐことに罪悪感を持つ「幸福恐怖ノイズ」
・時間に追われ続ける「タイムイズマネーノイズ」
といった心の雑音に邪魔されてしまうそうです。
人は1日に約6万回も思考し、その8割はネガティブなこと。
だからこそ、モヤモヤした時は「〜とも言い切れない!」と、自分を全肯定してあげる心のツッコミが大切なんだと学びました。
頑張ることも、前向きに諦めることも、どちらに転がっても◯。
大切なのは「どう次の一歩を踏み出すか」を自分で選ぶこと。
完璧じゃない、ダメな自分もまるごと受け入れて、まずは自分が一番の味方でいてあげたい。
いつも誰かのために、そして自分の理想のために一生懸命走っている皆さんが、ふっと肩の力を抜いて、健やかな夜を過ごせますように。