【感想・ネタバレ】なぜ、あの人には何でも話してしまうのか 心理カウンセラーのすごい「聞く技術」のレビュー

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Posted by ブクログ

仕事内容を質問するのは得意な反面、人との雑談や関係を深めるのが下手な自分にとって読みごたえがある本。
様々なマインド・スキルの提案の中でも、冒頭にある受容・共感・自己一致の説明に馴染みが無い人ほどお勧め出来そう。

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2024年06月05日

Posted by ブクログ


仕事復帰に不安で読みました。
こちらからは特に話題を出さなくても相手から話してくれる。そうなればいいなと思います。
何度も読み返してお客様との会話に活かしたいです。

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2023年04月20日

Posted by ブクログ

頭の中でポリグラフを
描き、

感情が乗ってるところ
だけを聞く。

これまで話を聞くとき
一から十まで聞こうと
していました。

それが真摯に話を聞く
姿勢ではないかと。

しかしその結果いつも
途中で疲れてしまい、

そこから先は聞いてる
ようで聞けてない状態
に・・・。

聞き疲れしないように
することも聞く技術。

気の利いたコメントは
いらない。

ただただ会話をつなぐ
ことだけを意識する。

聞く技術はいかに楽に
聞くかという技術なん
ですね。

話を上手に聞ける人は、
仕事もプライベートも
良いことばかり。

ぜひ身につけたいです。

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2023年04月18日

Posted by ブクログ

課題の分離は一読の価値あり。

また、やらない事を決めるのが大事とは良く耳にするが何を話さないか?決めるのも大事と気づいた。
準備して次に何を話そうとアジェンダ通り進めようとする程、相手のニーズとズレていく可能性が高くなる。

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。
「傾聴の三原則」
受容=相手の価値観や考え方を無条件に受入れる。
共感=相手の感情を想像して理解を示すこと。
自己一致=自分の心身の状態をできる限り分かっている。ありのままの自分で生きていけている状態。

・「上手く聞ける」は武器になる。「聞く技術」は課題解決に寄与する。
・多くの人は、対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。ドラッカー
・徹底して聞くことで相手は受容と共感を感じられ、自然と考えが整理され、自分の中で自己一致が起こって発言や行動が変わる。
・感情を吐き出すことですっきりする効果=カタルシス、心の浄化ともいう。
・どうして人間はこんなにも話したいのか。それは本能的に「知ってほしい、聞いてほしい」という欲求があるから。→承認欲求の前段階である所属欲求
・人間はまず「自分はここにいてもいい」という安心感が欲しい。
・所属欲求は、人間同士だからこそ満たすことが出来る。
・カウンセリングは受容・共感・自己一致の段階を経て、自己解決を助ける。
・「かなり苦しいだろうな」と溺れている人の感情を想像するのが、共感はしても同感しないカウンセラー。→溺れている人が自力で岸へ上がるのを支える存在。
・同感の弊害は「自己解決できない習慣」をつけてしまうこと。
・「あなたはこういう人」と言われると、そのように振る舞う。→ラベリング理論、相手を心理的にコントロールできてしまう。
・気の利いた話をして評価を上げたい気持ちは分かるが、相手を受け入れていると伝えるには、相手が気持ちよく話せるよう会話をつなげるだけで十分。
・話し手の自己一致が始まらないと、本音・本心にたどり着くことはできない。
・「答えは必ず相手が持っている」という確信があるからこそ「相手の問題は自分の問題ではないし、相手の問題に深入りする必要もない」と分かる。
・本当の気持ちとは、相手が蓋をしている、我慢している気持ち。
・本音・本心を知るから、親身になれる。
・コミュニケーションのスタンスが変わると、相手が自分から変わっていく。
・「話を聞いてくれる=自分のことを分かってくれる=信頼できる人」になる。

昔は「なんでイライラしたの?」今は「何にイライラしたの?」違いは、前者は相手のイライラ解決策を私が考えるための質問。今は「あなたの話を聞かせてください」が目的。スタンスが変わるだけで、相手は自分のことを話しやすくなる。

【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。
・聞き方の本質は、どう話すかではなく「どう話してもらうか」
・人は本来、話したくて仕方ないもの。
・生活の至るところ、もっと聞くチャンスがある。
・上手な話の聞き方は技術的に身につけられる。むしろ、積極的に話をしなくても相手との良い関係が構築できる。
・心理的安全性=他人が自分の発言を否定・拒絶しないと安心できること。
・心理的安全性を高める、とは「躊躇せず何でも言える状態にすること」
・ハーバードの社会的認知・情動神経科学研究→「自分語りは快楽」心理・生理学的にも正しい欲求なので「人とはそういうもの」とおおらかに聞ける方が健全。
・上手な聞き手はテニスコーチのよう。打ちやすいところにボールを的確に返してあげる。
・脳は、相手が話すスピードよりも早く情報処理してしまう。
・「要点だけ!結論を早く」と思うことはあるが、それは情報を得るためであり人間関係を築く目的は達成されない。
・先生タイプが会話で気になるのは、相手の話より「教えるためのネタ」
・聞けない人その2、ジャッジする審判タイプ。
・解説者タイプは、相手の話の腰を折ってまで確認作業を始める。
・「何かが出来ないと自分には価値がない」と思っていると(自己肯定感低め)聞いてあげる行為に価値を見いだせない。
・「相談を受ける=自分が上」と思ってしまうと、上手な聞き方はできない。
・相手が、ジャッジや間違いを正して欲しいと思っていることはほぼ無い。
・相手にとっては、共感で十分。
・話を聞くのは、相手を評価するためではなく「受容と共感のため」
・聞くのが苦手な私たちは、なかなか脇役(聞き手)に徹することができない。相手の話を受け入れるより「会話中でどう自分をアピールしよう」と考えてしまう。
・「つなぎ」を意識するだけで、相手との会話は心地よいものになる。
・自分のままでいることを許可し・できるようになると、自己一致しているわけなので自分の本音・本心以外話せなくなる。
・カウンセラーにだって、相手が抱える問題は解決できない。本人に成り代わってできることなどほとんどない。
・ただ聞いて欲しいだけ。聞いて欲しいのだから、聞けばいい。
・他人の経験には必ず学びがある。「人の話を上手に聞ける人」でなければ、学びのチャンスを失う。

プロジェクト・アリストテレス、素晴らしいチームに必要な要件とは? 最も生産性の高いチームにあったのは「心理的安全性」チームのメンバー全員が本音で意見を言える環境があった。

【TODO】今後、これらを実行していきます。
・相手が考えを整理して自ら答えに気がつき言語化する、そんな営みを邪魔せずアシストするために話を聞く。→自己解決のお手伝い
・自分の大切な人にとって、世界で一番よく話を聞いてあげられる人になる。
・他人が抱える問題を「自分なら解決できる」などと思わないこと。
・次に何を話す?が気になるのを防ぐため対策を考える。例えば「アドバイス、自分のエピソード、『でも』を言わない。意見しない」
・つい自分から口を挟まないよう、上記の対策をかなり強く意識する。
・「相手のことを100%理解することはできない」と分かった上で聞く。
・どんな相手からでも「教えてもらう=ラーニング」のスタンスを忘れない。
・上手な聞き手になりたいなら「少し下の立場」と思うくらいがちょうどいい。
・少し間口の広い質問をする。例えば「最近の好きなこと、面白いことは?」
・「とにかく会話をつなげること」を考える。
・相手が自分のリズムで話せる安心空間を作る。
・相手の話に合わせて相槌を打ち、所々質問する。これが「上手に聞く」
・「でも」で返されても「でも」で返さない。
・会話をつなぐことだけを意識。相手はとにかく話したいだけなので、話したいだけ話してもらう。そのため相槌を打ちながらひたすら会話をつなぐ。
・批判も、説教も、見下すこともなく、ただひたすら話を聞く。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この系統の本を何冊か読んでわかったことは、とにかく「人の話をちゃんと聞くことの難しさ」だ(笑)
人の話を聞こうと思って聞いていても、
ちゃんと聞けているのか?
人間はそもそも自分のことを話したい生き物。
どれだけ意識していても気をつけていても、
ふとした時に「聞いてるつもり」になっているかもしれないなと改めて思った(笑)
大切な人たちの相談に乗る時、
大切なのは「何を話すかではなく何を話さないか」「解決するのは相手であって自分ではない」「それぞれみんな自分で解決する力を持っている」と思いながら聞くことだ。
相手にいかに気持ちよく話してもらえるのか。
いかに自己一致している状態で心の中を話してもらえるのか。
それは自分の相手への聞く姿勢で変わってくる。
自分自身も自己一致した状態で、ありのままでいることがとても大切なんだな。
ついつい要らぬアドバイスをしてしまったり、
要らぬ説明(話をまとめて解説)をしてしまったり、
要らぬジャッジを下してしまったり、
要らぬ質問をしてしまったり、、、
そう言った無自覚な言動は意外と多い。
本当に気をつけようと思った。
あと、印象に残った学びは、
「自分の価値観を一旦置いておく」ということ。
自分の価値観をちゃんとわかっているからこそ、置いておくことができる。
そして、相手の価値観も認めることができる。
「受容、共感、自己一致」
忘れずに心に置いておきたいな。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

今まで実際に自分自身が会話の中で実際に実践していた事柄なども多く含まれており、自分自身の認識の見直しと新たな価値観の発見につながった。
今すぐにでも使える会話に対するエッセンスもたくさん含まれており、勉強になった一冊。
中でも、心電図のように会話をしながらポリグラフをつけていくと言う考え方が面白かった。
無意識に映画を見る時などには、感情が乗る言葉の時だけ見るようにし、後は本を読んだりしていたこともあり、自分が無意識にしていた事は、重要な部分を無自覚にも拾っていたのだなと新たな発見だった。
会話でもそれは同じことが言えるのだと知るきっかけになった。

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2023年10月04日

Posted by ブクログ

この本を読んで自分がつい色んなことを話してしまう人って、否定せずに話を聞いてくれるな、と改めて気付きました。
後輩とどうコミュニケーションを取ればいいのかな、と悩んでいたので、相手の思っていることを引き出すためにこちらがどうしたらいいのか、すごく勉強になりました。
ついこうしたら、とアドバイスしたくなってしまいますが、そうなんだ、と話を聞いてみたいと思います。

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

とても読みやすいです。さらさらとあっという間に読みました

人の話を聞く、ということって全力で聞いたら本当に疲れるんです。ついつい、それって違うと思うとか口を挟みたくなってしまうし…

この人、話しやすいな
そう思われたい欲求は強い笑。

受容と共感、自己一致
これが大切ってよく聞くけど、これがなかなか難しい

近くに話を聞いてくれる人が、たった一人でもいるだけでいい

このフレーズには共感しかない

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2023年05月12日

Posted by ブクログ

全体的にカウンセリングをどう進めていくか?の内容と受ける。カウンセラーの方が記しんたんだから至極当然。
既知の内容も多くあったが、今後に活かせる内容だった。

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2022年11月10日

Posted by ブクログ

自分がしている「聞く」と、あまりにも乖離してい
て、本当にカウンセラーの技術はすごいと思いました。

実践できたら、かなり仕事に役立ちそうですが、なかなか難しそうです。。

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2022年08月09日

Posted by ブクログ

一対一の会話で最初の10分だけ話をして、残り無言だったっていう話があって、嘘だろ?と思って自分には到底出来ないな、次元が違いすぎて信用ならないなと思い、そこからあまり頭に入ってこなかった。読者に親近感を持たせるのも大事だと思う。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

心理カウンセラーの著者が人の話を聞く際の技術やノウハウについて著述している本書。
特に実例などは出てこないし、1つ1つのテーマが短いのでちょっと物足りなさはあるものの、覚えておくとどこかで使えそうなノウハウは載っているため有益と思った。

覚えておきたい事。

・受容、共感、自己一致
・解決しようとしない
・感情が載るところのみを聞く
・価値観を強くする
・沈黙は自己理解の時間
・5W1Hはつなぎの質問
・抽象度を上げると答えやすくなる
・思考を深める6の質問

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分かってはいてもいつもつい自分の話をしてしまう。
周りの職場や友達で人気のある人はみんな聞き上手。
相槌をドラムのように打つ。全て100で聴くのではなく感情の乗ってるところを聞く。
疲れるから時間制限を設ける。
今日から友達に実践してみんなをいい気分にさせたい。

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2023年07月24日

Posted by ブクログ

話の聞き方の入門書です。
項目は多いけれど、小難しい内容ではなく、非常に読みやすい!

「相手の言葉を否定せず、自己解決に向けて相槌や質問を投げかける」
「相手の問題は相手のものであって、自分の問題ではないから共感はしても同感はしない」
という基本の聞き方を、言葉を変えて項目を複数にわけて紹介しているため、シンプルでわかりやすかった!

やっぱり人は、自分の話を聞いてくれる人を好み、信頼する傾向にあるからこれを機に聞き方のトレーニングをしようと思えた。

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2023年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いいなと思ったこと
・何を話すかより、何を話さないか。
・わかる、は禁句。わかるわけないから。
・聞き手は相手のことを100%理解できない前提で聞く。
・答えは相手の心の中にある。
・本当の親身とは、相手が悲しんでいたら一緒に悲しむのではなく、相手の気持ちを受け止めてあげること。

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2022年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心理カウンセラーという文言と、職業柄カウンセリングスキルが少しでもあると良いと思い購入した。

以下読書メモ
〇心理カウンセラーの聞く技術
・相手を受け入れ・共感・心を開いてもらう→最終的に自己解決まで導くこと
①受容②共感③自己一致

〇受容
・「そうですよね」「そうだよね」「そっか」一言返す
素直な返答 「なるほど」「そうなんですか?」とは違う
・他者に存在を認めてもらることから、初めて自己受容できる
・上手な聞き手はテニスのコーチのような存在
→打ちごろの球を出してあげる
 →助言を相手から求められない限り、こちらからは助言しない
★まずは相手に話をさせる
・助言しない(相手に求められない限り)
・自分のエピソードを挟まない
・意見しない
・「でも」は使わない

〇共感
・受容と共感
→「そうなんですね」「つらいですね」が無難
 →「わかるよ。」とかは禁句。分かるわけがないから。(親友なら別として)
・聞き手は相手のことを100%理解できないことがわかった前提で聞くこと
・聞き手は自分の倫理感や常識・価値観などすべてを棚の上にあげて聞くこと
→自分の意見を話したくなるため。素直に聞くことができない
・共感はしても同感はしない。
→主役が自分にすり替わってしまう。
・カウンセラーとは
→溺れている人が自力で岸へ上がるのを支える存在(一緒に溺れてあげるのも優しさだがカウンセラーとは異なる)

〇自己一致
・課題の分離→他者の問題は他者の問題。自分の問題ではない
・沈黙は必要な時間→沈黙は相手が考えている。自己一致に向かっている
→沈黙が長引きすぎている場合・こちらから思考を深める質問を投げる
・どうしてそう思うの?
・そうすると何が起こる?
・そうするとどうなる?
・そうするとどんなメリット、得している?
・そうすることでどんな損していることがある?
・そうするとどんな気持ちですか?どんな気分ですか?

・話を聞くとき相手の話すときの波を探る
→ポリグラフを書いてみる。感情が乗っている部分だけ聞けるようになれば自分が疲れ辛くなる

・でも、だってちゃんは「塩対応で!」
・なんでイライラしたの?ではなく、何にイライラしたの?
→こちらが解決するのではなく、相手に解決させるこちらは聞く姿勢を崩さない

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2022年08月12日

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