あらすじ
本当のコミュニケーション能力は
「話す力」より「聞く力」です!
8000人以上の話を聞いてきた
人気カウンセラーが教える
プロの聞き方。
<あなたの周りにもこんな人、いませんか?>
口下手なのに、お客さんからニーズをどんどん引き出す営業。
飲み会や面談が苦手な部下からも、本音を話してもらえる上司。
仕事の能力や成績に関係なく、よく相談を受ける先輩。
なんでもない雑談も、つい聞いてもらいたくなる同僚や友達。
「何でも話してもらえる人」に共通するのは、面白く話すトークスキルでも、盛り上げ上手な性格でも、圧倒的な知識や経験でもありません。
話の聞き方の本質は、「どう話すか」ではなく「どう話してもらうか」。
この本では、プロの心理カウンセラーが
・相手と信頼関係を築き
・本心を打ち明けてもらう
ための心得から実践的なテクニックまでを解説します。
<“うまく聞ける"はあなたの武器になる! >
・頑張ってしゃべらなくても会話が続けられる
・人の話を聞くのがらくになる
・営業先で相手が要望を話してくれる
・部下や後輩が本音を話してくれる
・上司や先輩の話を素直に聞ける
・クレームや苦情にうまく対処できる
・人と無駄に衝突しなくなる
・いろいろな人の考え方や価値観を学べる
・初対面でも好印象を与えられる
・苦手な人と話すストレスを減らせる
・自分にも自信が持てるようになる
・小さなことでイライラしなくなる
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
結局のところ、自分の価値観や考え方と相手のそれは一致しないけど、それを認めて理解することからコミュニケーションは始まる。言うは易し、行うは難し…面談の前などにこの内容を意識したい。
Posted by ブクログ
この系統の本を何冊か読んでわかったことは、とにかく「人の話をちゃんと聞くことの難しさ」だ(笑)
人の話を聞こうと思って聞いていても、
ちゃんと聞けているのか?
人間はそもそも自分のことを話したい生き物。
どれだけ意識していても気をつけていても、
ふとした時に「聞いてるつもり」になっているかもしれないなと改めて思った(笑)
大切な人たちの相談に乗る時、
大切なのは「何を話すかではなく何を話さないか」「解決するのは相手であって自分ではない」「それぞれみんな自分で解決する力を持っている」と思いながら聞くことだ。
相手にいかに気持ちよく話してもらえるのか。
いかに自己一致している状態で心の中を話してもらえるのか。
それは自分の相手への聞く姿勢で変わってくる。
自分自身も自己一致した状態で、ありのままでいることがとても大切なんだな。
ついつい要らぬアドバイスをしてしまったり、
要らぬ説明(話をまとめて解説)をしてしまったり、
要らぬジャッジを下してしまったり、
要らぬ質問をしてしまったり、、、
そう言った無自覚な言動は意外と多い。
本当に気をつけようと思った。
あと、印象に残った学びは、
「自分の価値観を一旦置いておく」ということ。
自分の価値観をちゃんとわかっているからこそ、置いておくことができる。
そして、相手の価値観も認めることができる。
「受容、共感、自己一致」
忘れずに心に置いておきたいな。
Posted by ブクログ
分かってはいてもいつもつい自分の話をしてしまう。
周りの職場や友達で人気のある人はみんな聞き上手。
相槌をドラムのように打つ。全て100で聴くのではなく感情の乗ってるところを聞く。
疲れるから時間制限を設ける。
今日から友達に実践してみんなをいい気分にさせたい。
Posted by ブクログ
いいなと思ったこと
・何を話すかより、何を話さないか。
・わかる、は禁句。わかるわけないから。
・聞き手は相手のことを100%理解できない前提で聞く。
・答えは相手の心の中にある。
・本当の親身とは、相手が悲しんでいたら一緒に悲しむのではなく、相手の気持ちを受け止めてあげること。
Posted by ブクログ
心理カウンセラーという文言と、職業柄カウンセリングスキルが少しでもあると良いと思い購入した。
以下読書メモ
〇心理カウンセラーの聞く技術
・相手を受け入れ・共感・心を開いてもらう→最終的に自己解決まで導くこと
①受容②共感③自己一致
〇受容
・「そうですよね」「そうだよね」「そっか」一言返す
→素直な返答 「なるほど」「そうなんですか?」とは違う
・他者に存在を認めてもらることから、初めて自己受容できる
・上手な聞き手はテニスのコーチのような存在
→打ちごろの球を出してあげる
→助言を相手から求められない限り、こちらからは助言しない
★まずは相手に話をさせる
・助言しない(相手に求められない限り)
・自分のエピソードを挟まない
・意見しない
・「でも」は使わない
〇共感
・受容と共感
→「そうなんですね」「つらいですね」が無難
→「わかるよ。」とかは禁句。分かるわけがないから。(親友なら別として)
・聞き手は相手のことを100%理解できないことがわかった前提で聞くこと
・聞き手は自分の倫理感や常識・価値観などすべてを棚の上にあげて聞くこと
→自分の意見を話したくなるため。素直に聞くことができない
・共感はしても同感はしない。
→主役が自分にすり替わってしまう。
・カウンセラーとは
→溺れている人が自力で岸へ上がるのを支える存在(一緒に溺れてあげるのも優しさだがカウンセラーとは異なる)
〇自己一致
・課題の分離→他者の問題は他者の問題。自分の問題ではない
・沈黙は必要な時間→沈黙は相手が考えている。自己一致に向かっている
→沈黙が長引きすぎている場合・こちらから思考を深める質問を投げる
・どうしてそう思うの?
・そうすると何が起こる?
・そうするとどうなる?
・そうするとどんなメリット、得している?
・そうすることでどんな損していることがある?
・そうするとどんな気持ちですか?どんな気分ですか?
・話を聞くとき相手の話すときの波を探る
→ポリグラフを書いてみる。感情が乗っている部分だけ聞けるようになれば自分が疲れ辛くなる
・でも、だってちゃんは「塩対応で!」
・なんでイライラしたの?ではなく、何にイライラしたの?
→こちらが解決するのではなく、相手に解決させるこちらは聞く姿勢を崩さない