鈴木ファストアーベント理恵のレビュー一覧

  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    フィクションであれば破滅的な大戦やハッピーエンドを志向してしまうが、これは国際秩序の根底の破壊というシナリオで恐怖。軍事的に占領された地域はわずか小さな都市かもしれないが、それによって破壊された集団安全保障体制や自由民主主義理念といった社会的な影響は計り知れないという恐怖がひしひしと感じる。

    0
    2025年10月06日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    本当に有り得そう、、、と思い込ませるような迫力だった。全てはウクライナで起きているこの紛争の結果如何によるのだろう。

    一方で、ヨーロッパのブレーンには著者のような、ロシアを見くびっていない人達がいる。本作ではロシアは「西洋はロシアを頭脳的な打算なく衝動的に動く存在として見ている」と考える事で、思いのままにアメリカもヨーロッパも操っていた。

    だが、権威あるドイツの学者による、この本の出版そのものがロシアにそういう思考をもたせることを許さない。大衆にワーストシナリオへの警鐘を引き起こすと共に、ロシア陣営に対しては牽制するような、何ともソフトパワーに詰まったような本だった。

    0
    2025年10月02日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    中々リアルなストーリーだけど、そうはならないと思いつつも、若干の可能性も感じるなど。
    ろしあ、中国、北朝鮮に囲まれた日本の将来が、本当に心配。

    0
    2025年09月30日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    ウクライナは領土の20%を失って停戦。米欧の支援疲れ。野心を抱くロシアはNATO同盟国エストニアに軍事侵攻。核の脅威に怯えるNATOは集団自衛権条項を発動できず、機能を喪失。背筋が寒くなるが、認識すべきシナリオ

    0
    2025年09月05日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    ミュンヘンの軍事・安全保障の専門家が、ウクライナ侵攻において「もしロシアが勝ったらどうなるのか」を想定した仮想戦記。「もし」と仮定形になっているが、日本から遠い欧州の戦後ではなく、世界的なパワーバランスが焦点になり、世界の政治を決する有様を示している。
    日本近辺の海にも不審船が現れる現在、憂慮すべきと痛感した。

    0
    2025年09月03日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    著者は国際政治専門のミュンヘン連邦軍大学教授。本書はシナリオ分析として可能性の一つを示したものである。著者が「はじめに」で述べているように、本書の目的は、読者に考えるきっかけを与えることであり、さらに大事な点は、そこに描かれた未来が起こらないようにすることである。
    このシナリオは、2028年3月27日エストニアの小都市ナルヴァへのロシア軍の侵攻から始まる。名目は「ロシア系住民の保護」である。溯ること3年前(2025年)にロシアのウクライナ侵攻はウクライナ領土の20%割譲で「和平条約」が結ばれている。EU、米国、欧州各国首脳は協議したが、エストニアがNATOに要請した第5条(集団的自衛権の行使)

    0
    2025年08月24日
  • もしロシアがウクライナに勝ったら

    Posted by ブクログ

    仮想戦記っぽい体裁なんだけど、安全保障の専門家が書いてるだけあって政治的にも地政学的にも軍事的にもリアルだった。特にこの本からわかる重要な点は、ロシアのウクライナ侵攻が今後の世界の向かう方向を占う形になっているということ。もしロシアがウクライナに勝てば、米国やNATOの立場は明確になるし、力による現状変更がまかり通る世界が本当に来るかもしれないという予感がある。

    NATOって同盟国が攻撃されたら自動的に集団的自衛権が発動するものだと思ってたけど、この本によると実際は会議で一致を取る必要があって、仮にロシアが東欧の小国に侵攻しても、大西洋の向こう側にいるアメリカが本土への核報復のリスクを冒して

    0
    2025年08月10日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    ●2025年8月2日、築地の座談会の日。有楽町/交通会館内・三省堂書店 有楽町店にあり。2階。

    「SNSは強力なストレス源」

    0
    2025年08月02日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    睡眠についての本。
    具体的な解決策を提示するというより、こんな実験結果があるのでこういう風にしたほうがいいんじゃないですかといった感じの本。
    前半は良かったが、後半は睡眠不足がもたらすアルツハイマーのリスクや睡眠時無呼吸症候群の危険性など自分に関係がなかったので、あんまり興味をそそられなかった。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ・睡眠中には脳の廃棄物が清掃される
    ・睡眠は4つの異なるステージからなる
    └第1ステージ:覚醒から睡眠
    睡眠全体の5%しか占めていない
    └第2ステージ:睡眠紡錘波が出る
    睡眠全体の50〜60%を占めている
    睡眠紡錘波が多いほど、まとまった睡眠が

    0
    2025年07月25日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠の概念が変わった1冊。睡眠時間を十分にとっていれば良いのだと思っていたけど,それは間違いだと気付かされた。睡眠の質は丸1日の自分の行動に比例しているのだと知ったら今までしてきた行動を直ぐにでも直すべきだと思えた。睡眠も仕事だ。

    0
    2025年03月27日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠不足が身体に与える影響があまりにも大きいということを学びました。
    最近質の良い睡眠が取れていないので、まずは寝る前の電子機器を見る習慣をなくしたいと思います。

    0
    2025年02月22日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    睡眠の大切さが書かれています。
    成人では7~9時間の睡眠をとると有病率が最も低いそうです。
    予防接種の効き目にも影響があるそうで、なんと接種当日にしっかりと睡眠をとらないと免疫ができないという話(実験)が紹介されていました。
    睡眠不足だと肥満や認知症にもなりやすいそうです。

    よりよい睡眠をとるためには、太陽の光を浴びることが大切だそうです。そのためには、以下を気に留めるとよいそうです。
    ・朝型になるよう意識する(運動する時間帯が肝)
    ・就寝前は光をあびないようにする
    ・入院時は窓際のベッドがよい

    0
    2025年01月27日
  • TwitterからXへ 世界から青い鳥が消えた日 ジャック・ドーシーからイーロン・マスクへ、炎上投稿、黒字化、買収をめぐる成功と失敗のすべて

    Posted by ブクログ

    ぎっしりと400ページにわたるルポ。
    こういう本、人物相関図とか年表とかがあったらもう少し理解できるのかなぁ、せっかく力作?書くのなら、ぜひ一緒に作ってほしかったなぁ(わがまま笑)。

    私はTwitterを(に限らず)ほとんど見ないので、このプラットフォームが誰をどう魅了?して、なぜこんなに大騒ぎになったのか、ほんと、よくわからないのだけれど。

    この本のおかげで、ドーシー氏が想い描いたTwitterという世界とその企業文化、利益最大化を最重視する株主の元での苦悩、非上場の手段としてマスク氏単独保有への道筋をつけるに至った流れ、としてなんとなく理解できたように思う。
    でも、本に書かれているよう

    0
    2025年01月19日
  • TwitterからXへ 世界から青い鳥が消えた日 ジャック・ドーシーからイーロン・マスクへ、炎上投稿、黒字化、買収をめぐる成功と失敗のすべて

    Posted by ブクログ

    Twitterというプロダクトおよび企業をめぐるジャック・ドーシーの苦悩と、それをイーロン・マスクの剛腕がXに変えるまで。奇しくも日本でmixi2がローンチされたタイミングで読み終える形に。創業者の思い描いた未来図からどんどん遠ざかる前半と会社が大混乱に陥る後半。外野として読む分にはまぁ面白いし、会社員である自分は今の仕事の悩みも本書に出てくるあれやこれやに比べれば全然マシだと思えてきたw2022年に買収から始まった諸々が世界中を騒がせたのがもはや懐かしく思えてくるが、歴史をまとめた書籍として現在以上にインターネット史を振り返る未来に読まれる一冊な気がする。

    0
    2024年12月17日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠がいかに大事かを再認識させられた。
    運動、心身の健康、学習といったパフォーマンスに直結することがよく解説されていた。
    読み終わった今、ある種寝ることが楽しみになったし十分な睡眠時間を確保できるよう頑張ろうと思った。

    0
    2024年06月25日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    睡眠不足がなぜ体に悪いか?を様々な調査や実験結果をもとに解説した一冊。徹夜するとジャンクフードを欲する、平日の睡眠が足りないと休日に寝溜めしてしまう等、自覚症状がある事例もたくさん出てきて、脳内のメカニズムとの関連性がわかったのも興味深かった。

    以外、心に留めておきたい箇所
    ・成人は7〜9時間の睡眠をとる場合に有病率が最も低い。ティーンは最低8時間、学童期は9時間、幼児は約11時間。
    ・睡眠、覚醒リズムの最適化を図るには、午前中に運動するとよい。7〜8時の間、もしくは15〜17時の間に持久系のスポーツをすると、光の有無に関係なく、体内時計が朝型へ調整される。
    ・睡眠とは、丸一日、24時間の行

    0
    2024年04月24日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠の大切さを科学的に分析されていてわかりやすかった。睡眠の重要さがとてもわかる本。
    やはり睡眠不足は食欲を増加させ肥満につながる。ダイエットには睡眠が大切だとわかった。

    0
    2024年04月04日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠の質を上げたくて読んだ1冊。

    ★9時間以上の睡眠をとる人は、質の悪い睡眠を補うために追加的な睡眠時間を必要としている
     →個人的に一番納得した部分。
      睡眠アプリのスコアが低く、レム睡眠やステージ3の睡眠の割合が低いときほど長時間眠っていた。

    ★夜に画面のブルーライトから受ける影響の大きさは日中に浴びた光の量に影響される。
     午前中に長時間、日の光を浴びた場合は夜間のブルーライトが与える影響は減少する。

    ★うつ病患者は平均よりもレム睡眠の時間が長く、入眠すぐの好ましくない時間に発生する傾向がある
     →一方で抗うつ薬はレム睡眠の時間を減らし、服薬中は夢を見なくなる傾向がある

    0
    2024年03月24日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠の質は夜だけでなく1日全体の過ごし方が影響しているということは重要だと思った。

    また、睡眠の質が下がることで日中のパフォーマンスも下がり、衝動的になってしまう。そのため、それが影響して夜更かしをしてしまうという負のループにハマってしまう可能性もあると思った。

    睡眠は一つの大きな土台だと考え、軽んじずに毎日を過ごそうと思う。

    0
    2024年01月23日
  • 熟睡者

    Posted by ブクログ

    睡眠の重要性をそのメカニズムを踏まえて丁寧に説明している本。自分は他にも何冊も睡眠に関する本を読んできたため、既知の内容ばかりではあったが、再度睡眠の重要性を復習することが出来た。自分の生活も既に睡眠優先とする習慣としており、この本に書かれている重要事項は継続して実践し続けたい。

    0
    2024年01月04日