平野紗季子のレビュー一覧

  • 私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。

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    は〜〜好き。ほんとこの方の表現が好きです。
    例え方や視点の置き方が、シンプルに感じ取ったことをそのまま書いてるから直に伝わる。
    食◯ログとか他サイトレビューより、うんっっと食べに行きたくなる文章載ってます!!しかも、コロナ前の雑誌掲載だったせいか、発売日時の閉店情報も丸わかりなのも助かる。
    美味しいものを食べたら、顔に手をあてちゃうの分かる。おでこに手あてちゃう。

    背表紙のケーキがすごく美味しそうで気になったのですが、本編に載ってない??探したけどカット見つけられなかった(^_^;)
    白と赤のコントラスト素敵!食べたーい!!

    元々雑誌のコラム?をまとめたものだからか、本のサイズがデカくて!

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    2023年05月16日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    読みながら何度頷けば良いのだろう。
    小学生からつけてる日記も楽しめたけど、平野さんの言葉というか文章が好きです。

    『のさばるレモン考』でレモン牛乳・レモナックに物申す様は流石ですと思うほど。レモンを名乗るなら無果汁は無いだろう…

    パッケージ裏の成分表記とか、普通ならこんなにまじまじ見渡さないだろうというところまで余すことなく追求しちゃうところとか…も。

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    2023年02月10日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    食への探究心と愛がエグい。
    生まれた時から今までの食遍歴に度肝…。そして、自分にはない食べ物への向き合い方に新鮮味を感じ、時にクスッとなったり、???が一杯になったり、心が忙しい読書となりました。

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    2022年06月04日
  • 私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。

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    何かとグルメサイトの評価に頼っていた自分が情けない。料理の味だけでない、店の魅力が沢山詰まった良いガイドブック。

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    2022年06月03日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    ことばの選び方、表現、食の捉え方、どれも新鮮だった。食べたらなくなるものだけどその空間と時間、経験が自分の感性に与えるものは大きいのかも。

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    2022年03月30日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    最近電車に乗っている時にSpotifyのpodcastの味な副音声を聞くのにハマっている。
    ドラマのナレーションみたいに日常を彩ってくれる。
    平野さんは本当に人が作るごはん、レストランやそのメニュー設計に至るまで食回り全てを味わうのが好きなんだな。
    食と向き合うために個食が好きなのも意外。
    流行ではなく自分のモノサシで善し悪しをはかるのが平野さんのモットーだけど、それを共有することで社会にひとつの流行を生み出しているのが何とも言えない循環。
    今度外食をするときは、メニューや作り方などつくり手の裏の部分まで目を配ってみよう。

    87/100

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    2021年11月06日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    平野紗希子の7年前のエッセイ。変わらぬ食への愛がひしひしと伝わってきて良い。
    個人的には、ロイヤルホストの小林さん(仮)が一番面白かった。

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    2021年08月08日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    この本で初めて著者のことを知ったが、文章が素直に心に入ってくる感じがして、好き。
    感性が直で読み取れて、著者の考えもしっかり入っていて、でも高尚ではなく、スッと心に入ってくる読みやすい文体。

    超有名店の料理とアンパンマングミが同じ系列ではないかという指摘が面白くて、ニヤニヤしちゃった。

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    2019年06月11日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    以前「天然生活」の本の特集で紹介されていて、気になっていた本。
    平成世代の考え方が新鮮でおもしろい。
    私はちょっと上なので反発しつつ共感しつつ。

    エッセイのほかに、ツイートみたいなところや対談なんかが出てくる雑多なかんじも、
    サブカルのにおいがぷんぷん。
    ちょっと前の(若い)自分が好きなかんじだなあと思いました。
    今は、こういう若いギザギザしたものに少し身構える自分もいます。
    孤食最高と言っちゃったり。生まれた頃からアルデンテだったり。
    そうだよね。言われてみれば自分もかも。
    「21でそんな固定概念に囚われているとあなたは即座に老け込む」にはっとしました。
    宇一さんという人との対談もおもしろ

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    2019年04月18日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    なんかの雑誌で、食に対して面白いエッセイ書くなぁで知った人。このセンスと内容で本が一冊かけるのがセンスだなぁ。食って食べ物だけじゃない!沙希子さんの舌ではなくて、脳内物質の本でした。

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    2018年09月28日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    2018.4.24
    面白かった!読み終わりたくなかったくらい。
    セブンルールに出てた平野さん。
    独特の食を表す言葉選びがおもしろい。くすっと笑える文章がたくさん〜。それに手元においておきたい文章がいくつかあって、フレーズにしたためた。
    「人の家の麦茶」の話はめっちゃ共感やし、「脳みそのおしるこ味」はたしかに!ってなった。
    あと、ショートケーキはお尻から食べるようになったな。

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    2018年05月19日
  • ショートケーキは背中から

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    ネタバレ

    前に読んだ「おいしくってありがとう」が面白かったので、エッセイも読んでみた。この本も食べ物への愛がぎっちり詰まっているが、「ごはん100点ノート」の部分なんて素敵なお店や食べ物の話を二段組みで100個も詰めに詰めていたりして、一般的なエッセイより密度が濃い。愛も濃い。写真やイラストがほとんどないので、そこはなんだか惜しい!という気がする。紹介されているのは自分じゃ行けないな~と思うような高級店っぽい店もあれば、地元密着のような小さな喫茶店、チェーン店もあったりして、その情報量には唸らされるばかり。
    平野さんの文章はちょっとネットっぽい文章で、ユーモアと勢いのある文章であますことなくご飯のおいし

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    2025年09月26日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    他人の家の麦茶の話にすごく共感
    絶対我が家と同じメーカーの麦茶パック使ってると思うのに、なんで友達の家の麦茶に対して自分の舌はこんなに敏感になるのかと不思議だった。
    案外みんな同じことを思っていたのか。

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    2025年09月11日
  • 生まれた時からアルデンテ

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    ネタバレ

    食べるって、こんなにエモいことだったんだ…!と読んでると何度もそう思わされる、五感と記憶がぎゅっと詰まったエッセイです。

    平野紗希子さんは、子どものころから味覚がちょっとだけ鋭かった(食中毒と表現w)らしく、給食、レストラン、おやつ、家庭の食卓……その一つひとつの“味の記憶”を、まるで宝物のように拾い上げて描いてくれます。

    何か特別な料理の話をしてるわけじゃないのに、そこにある感情や空気の温度まで伝わってきて、「あ、わかる…」と静かに共鳴してしまう。たとえば「冷蔵庫、いつもは真っ暗なんだと思うと寂しい。寒いし。」なんて一文、もう最高にエモい。

    「きらいな味があれば、想像力に終わりが来ない

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    2025年05月25日
  • ショートケーキは背中から

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    味って刹那的なものだから、同じものを食べてもその時の自分の感じで違ってくるんだよなあ。

    相変わらず平野さんの熱量と語彙力、食へのリスペクトに圧倒される。もっと味わって食べようっと。

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    2025年04月23日
  • ショートケーキは背中から

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    ネタバレ

    熱い。平野紗季子さんの食への情熱が熱すぎる。向き合うというより全速力でぶつかっているようだ。そしてキラーワードの洪水。苦いコーヒーを「全焼した家」と喩えるセンス…!
    「美味しそう、食べたい!」と勿論思うのだけど、それ以上に圧倒されてしまった。熱すぎる…!
    食べたい物や読みたい本は山のようにあるけど、人生の中で味わえるのは、ほんのひと握り。一食一食、一冊一冊に全力で真剣に向き合いたい、味わい尽くしたい、と読みながらそう決意した。
    平野さんの熱さにつられて私も燃えている。食べることは生きること。私は人生を味わい尽くすぞ。

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    2025年04月23日
  • ショートケーキは背中から

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    ガイドブック?エッセイ?文章がそんなに好きじゃなかった。でも、次ショートケーキ食べる時は、この人みたいに食べてみようかなと思った。

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    2025年04月17日
  • ショートケーキは背中から

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    これは食のエッセイというよりも食のガイドブック。著作がお送りする食のガイドブックだった。出身地が同じということもあり、地元のお店も2件ほどあったので、足を運んでみようと思う。他にも東京のお店とかたくさんあったけど、それよりも地元のお店に行ってみたい。他のお店には行くことはないと思うけど、この食のガイドブックをたまに思い出して、食べたいものがわからないときはこの中からお店ではなくて食べたいもの・料理を参考にしようと思う。

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    2025年03月15日
  • ショートケーキは背中から

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    ページ数の割に情報量が多く、お腹がすく一冊。
    聞いた事もないような、発音するのも難しそうなオシャレで高級なお店から庶民の見方のブルボンやパイの実まで、美味しいモノについて語り尽くされている。

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    2025年02月13日
  • ショートケーキは背中から

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    フードエッセイというジャンルを初めて知った。食べることをここまで深掘りしてエンタメとして楽しめるのに驚いた。
    一つのことにここまで夢中になれる人がやっぱり羨ましいし、そういう人の熱量のこもった語りは引き込まれる。
    食べ物は消え物だから、ずっと覚えていたくて外食の日記をつけ始めたというのが素敵。私も食べることが何より好きだから、もっといろんなお店に行ってもっといろんなものを食べて、人生のなかで長い時間を占める食事の時間を楽しみたいと思った。
    次にショートケーキを食べるときは背中から食べて、最初の一番美味しい一口をたくさんの生クリームで満たしたい。

    『生まれるものと消えゆくものの間で』
    ニューヨ

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    2025年02月05日