平野紗季子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだ『味な店』が面白くてその話を家族にしたら、実は平野紗希子の大ファンで、「味な副音声」のポッドキャストを大プッシュされました。ちょうどそのタイミングでハマっていたぼる塾の田辺さんがゲストの回を聴いて、ぼる塾のメンバートークよりスイングしているトークを満喫し、登場するお菓子屋さんで知らないお店をメモしまくりました。ただポッドキャストを聴く習慣が身についていなくて、次に聴いたのが『焼き芋とドーナッツ』を書いた湯澤規子教授の回。湯澤本、読みまくっていた頃でした。「食のしもべ」を自称する平野に対して、「台所と食堂のしもべ」と自己紹介する湯澤、というのっけから共鳴しまくりの対談に引き込まれ
-
Posted by ブクログ
ネタバレラジオ番組の書き起こしらしいのだが、そういうのに疎くて聞いたことがなかったので初めて読んだ(聞いた?)。
冒頭から最後までみちみちに食べ物への愛が詰まった対談集で、内容はコンビニのお茶やブルボンのお菓子、モスにロイホから老舗和菓子屋や五つ星レストランまで多岐にわたる。
まず食べ物を表す表現の仕方ってこんなにあるんだ、という驚きがあり、食べ物の守備範囲の広さへの驚きもあり、どんな相手でも話をするする引き出す会話のうまさへの驚きもあり、読んでいて全然飽きない。
よく見知っているお菓子の話はうんうん分かる、と赤ベコのように頷いたし、全然知らない高級レストランの話は未知の世界にドキドキしたし、平野レ -
Posted by ブクログ
ラジオ番組の方は存じ上げていなかったのですが、タイトルと表紙が目に留まり、面白そうだったので購入しました。
高いお菓子やレストランの話からファミレス、ファーストフード、コンビニで買えるお菓子まで色んな食についてのお話で元の配信も聞いてみたくなりました。
有名な方が身近にあるお菓子を好きだと言っておられると勝手に親近感がわきます笑
ミルフィーユの回でパティシエの方がこういうものは気兼ねなく食べれる友達と食べましょう、綺麗に食べられないことをとやかくいう男とは付き合うな、と仰っていたので自信をもって崩落させながら食べようと思います!
あとモスのライスバーガー海鮮かき揚げは最高。分かる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ平野紗希子、ポッドキャストしか聴いてなかったけどはじめて読んだ。おもしろい。言葉選びが上手い。詩的だったりばっさり言い切ったり。たのしい。小学生のときの食日記すばらしい。確実に今に繋がってる。
◎「腐敗は優しさだ」
→本文: 「食べものには、旬がある。秋には秋刀魚が食べたいし、冬には上海蟹が食べたい。ただし、その一寸先には腐敗が待っている。食べものは始まる前から"終わり”をしっかりと示してくれている。おかげで私たちは「腐っちゃうから、早く食べよう」とか「腐っちゃったからしょうがない」とか、すがすがしく目の前の輝きを享受したり、切り捨てたりすることができるようになっている。これは素晴 -
Posted by ブクログ
食にまつわるエッセイ集のようであるが、表現が的を射ているのか言わんとすることがガンガンと伝わってくる。
どれもこれも細かな言い回しで、たくさんの味を知っているんだろうなと感じた。
一言で美味しいか不味いか、好みか苦手かなんだけどそういうのは一切なくて、著者の行動まで見えてくるような表現力と描写に凄いなと思った。
ブルボンのよく知るお菓子、ルマンドやエリーゼ、アルフォートすら貴族の味わいを想像させてくれるのだから…。
ポテチの凄さも音のバリエーションで楽しませてくれる。
そんなに音に違いがあったなんて…。
そんなに種類もあったなんて…。
ショートケーキも今度食べるときは、背中から味わってみ -
Posted by ブクログ
食への愛に満ち満ちたエッセイでした。
読んでいるだけで口内に涎が溜まり、お腹が空いてきます。著者の熱量の高さに、著者と同じく食いしん坊の自分としては羨ましさと共感の嵐でした。
美味しいものを食べるのはとてつもなく幸せであり、美味しいものだけが救える悲しみや苦しみがあり、人間の食への欲望は時に醜悪で罪深い。
とにかく表現力の高さが素晴らしくて。例えば、コーヒーについて著者が「全焼した家、時々、泥水…」と書いていて思わず吹き出しそうになりました。私もコーヒーが苦手なので、めちゃくちゃ分かるなぁ、と。
平野さんを好きだと思うのは、美味しさ至上主義に偏らないところ。商業施設の中にひっそりと佇む地味な喫 -
Posted by ブクログ
平野紗季子さんの10年ぶりの新刊「ショートケーキは背中から」が発売されました。
では10年前の本は?
読みました!
めちゃくちゃ面白かった。
本のページをめくるたびに驚き、びっくり箱のよう。楽しい!
こんなにも食べ物への愛が溢れている人がいるのだ、ということに嬉しくもあり。
自分の食に対しての振り返りや、
これからの食の付き合い方の学びになる本です。
彼女のpodcastも文章そのまま個性豊か。
また彼女だけした表現できない言葉で語られていて、聞き終わったら耳がhappyにしかならん。
---------------------
「人の家の麦茶」より一部抜粋
…
思い出した。
小さい頃 -
Posted by ブクログ
は〜〜好き。ほんとこの方の表現が好きです。
例え方や視点の置き方が、シンプルに感じ取ったことをそのまま書いてるから直に伝わる。
食◯ログとか他サイトレビューより、うんっっと食べに行きたくなる文章載ってます!!しかも、コロナ前の雑誌掲載だったせいか、発売日時の閉店情報も丸わかりなのも助かる。
美味しいものを食べたら、顔に手をあてちゃうの分かる。おでこに手あてちゃう。
背表紙のケーキがすごく美味しそうで気になったのですが、本編に載ってない??探したけどカット見つけられなかった(^_^;)
白と赤のコントラスト素敵!食べたーい!!
元々雑誌のコラム?をまとめたものだからか、本のサイズがデカくて!