平野紗季子のレビュー一覧
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ここに100は載せられないけど、ぼくの食体験を綴っておこうと思う。
01 お腹の中で燃え続けるカレーの炎
大阪市内のビジネス街にある焼き鳥やさんにときどきいく。でも、そこ焼き鳥を食べた事がない。頼むのはいつも週替わりのカレーだ。一期一会なそのカレーは、スープカレーのときもあればグリーンカレーの時もある。ときどき激辛カレーのときがあって、僕が初めていったときは激辛だった。調子に乗って大盛りを頼んだら本気の大盛りで、普通の二倍ルーがあった。チキン(焼き鳥屋なんだから当然!)カレーで、細かくなったグレイビーな野菜たちの歯応えと、一瞬にして辛さに支配されて口の中が火事になって半分食べたときにはもう何を -
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ネタバレ平野紗希子、ポッドキャストしか聴いてなかったけどはじめて読んだ。おもしろい。言葉選びが上手い。詩的だったりばっさり言い切ったり。たのしい。小学生のときの食日記すばらしい。確実に今に繋がってる。
◎「腐敗は優しさだ」
→本文: 「食べものには、旬がある。秋には秋刀魚が食べたいし、冬には上海蟹が食べたい。ただし、その一寸先には腐敗が待っている。食べものは始まる前から"終わり”をしっかりと示してくれている。おかげで私たちは「腐っちゃうから、早く食べよう」とか「腐っちゃったからしょうがない」とか、すがすがしく目の前の輝きを享受したり、切り捨てたりすることができるようになっている。これは素晴 -
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食にまつわるエッセイ集のようであるが、表現が的を射ているのか言わんとすることがガンガンと伝わってくる。
どれもこれも細かな言い回しで、たくさんの味を知っているんだろうなと感じた。
一言で美味しいか不味いか、好みか苦手かなんだけどそういうのは一切なくて、著者の行動まで見えてくるような表現力と描写に凄いなと思った。
ブルボンのよく知るお菓子、ルマンドやエリーゼ、アルフォートすら貴族の味わいを想像させてくれるのだから…。
ポテチの凄さも音のバリエーションで楽しませてくれる。
そんなに音に違いがあったなんて…。
そんなに種類もあったなんて…。
ショートケーキも今度食べるときは、背中から味わってみ -
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食への愛に満ち満ちたエッセイでした。
読んでいるだけで口内に涎が溜まり、お腹が空いてきます。著者の熱量の高さに、著者と同じく食いしん坊の自分としては羨ましさと共感の嵐でした。
美味しいものを食べるのはとてつもなく幸せであり、美味しいものだけが救える悲しみや苦しみがあり、人間の食への欲望は時に醜悪で罪深い。
とにかく表現力の高さが素晴らしくて。例えば、コーヒーについて著者が「全焼した家、時々、泥水…」と書いていて思わず吹き出しそうになりました。私もコーヒーが苦手なので、めちゃくちゃ分かるなぁ、と。
平野さんを好きだと思うのは、美味しさ至上主義に偏らないところ。商業施設の中にひっそりと佇む地味な喫 -
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ネタバレ平野紗季子さんのエッセイを読んだのは2冊目。
この本、楽しすぎる。とにかく、終始テンションが高い。食に対する熱量の高さを感じる。時々、チョットナニイッテルカワカラナイ…ってなる。それがまた良い。(褒めてる)そして、本そのものがとっても可愛い。表紙も質感も中の構成も刺さる。
チェーン店など身近なお店もたくさん出てくるから、想像も膨らむ。食に対する語彙力がものすごい。絶対に自分からは出てこない言葉がたくさん。自身の食体験がこんなに語れるのは、幼少期から食への関心が高かったということだと思う。やっぱり熱量がすごい。
別のところで、くどうれいんさんが書評を書かれていて、それもすごく好きだった。 -
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平野紗季子さんの10年ぶりの新刊「ショートケーキは背中から」が発売されました。
では10年前の本は?
読みました!
めちゃくちゃ面白かった。
本のページをめくるたびに驚き、びっくり箱のよう。楽しい!
こんなにも食べ物への愛が溢れている人がいるのだ、ということに嬉しくもあり。
自分の食に対しての振り返りや、
これからの食の付き合い方の学びになる本です。
彼女のpodcastも文章そのまま個性豊か。
また彼女だけした表現できない言葉で語られていて、聞き終わったら耳がhappyにしかならん。
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「人の家の麦茶」より一部抜粋
…
思い出した。
小さい頃 -
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は〜〜好き。ほんとこの方の表現が好きです。
例え方や視点の置き方が、シンプルに感じ取ったことをそのまま書いてるから直に伝わる。
食◯ログとか他サイトレビューより、うんっっと食べに行きたくなる文章載ってます!!しかも、コロナ前の雑誌掲載だったせいか、発売日時の閉店情報も丸わかりなのも助かる。
美味しいものを食べたら、顔に手をあてちゃうの分かる。おでこに手あてちゃう。
背表紙のケーキがすごく美味しそうで気になったのですが、本編に載ってない??探したけどカット見つけられなかった(^_^;)
白と赤のコントラスト素敵!食べたーい!!
元々雑誌のコラム?をまとめたものだからか、本のサイズがデカくて!