フィッツジェラルドのレビュー一覧

  • グレート・ギャッツビー

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    上昇志向の男が過去の女にこだわることによって起きる悲劇。事件後の周囲の冷ややかな態度が悲しいが、これぞ上流階級という感じを出している。

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    2019年07月07日
  • グレート・ギャッツビー

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    ディカプリオの映画をみて、原作を読もうと積ん読の本書をらひっばりだす。
    ちょっと飽きがくるけど、村上春樹もおススメなのだから、読みが足りないんだな、きっと。いずれ再読しよう。

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    2019年06月22日
  • グレート・ギャッツビー

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    題名だけは知ってるけど、実際にはどんなもんか全然知らん、みたいなやつ。ギャッツビーってどっかのムースかなんかであるくらいで、金持ちの鍛えたお兄ちゃんがぶいぶい言わせるような話なんかと勝手に思ってたけど、ちょっと違うような違わないような。ぶいぶい言わせてるけど、実はいろいろあるんやで・・っていう話だった。
    しかしこの金を持って無双、しかし金を持っても愛は手に入れられないぜ、という流れは、100年前にはぐっとくるものがあったにせよ、今の時代にはやや微妙ではある。飽食の時代にはお金なんて!ってなって、その揺り返しがやって来て。
    要するに馬鹿とお金は使いようって事やね。違うか。

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    2018年07月01日
  • グレート・ギャッツビー

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    ネタバレ

     過去に縛られる男の話といえば、私の中ではやっぱり『秒速』だろうか。男は過去に、女は未来に。そんな二元論が嫌いなのは、それが幾分的を得ているのだという考えが自身の心の中にあるからなのかもしれない。

     本作の主人公であろう「ジェイ・ギャッツビー」は、かつて愛した女性に再開したが、彼女にはすでに婚約者がいた。あとはもう当然起こるであろう出来事の連続で、当然起こるであろう結末を迎える。これはもう様式美なのではないだろうかと思うほどに。

     主人公の名前だけのタイトル、冒頭の語り手の独白、物語序盤から始まるミステリアスな「ギャッツビー」像がだんだんとなくなってゆき、最後には実直な青年だった彼が現れる

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    2017年06月10日
  • 若者はみな悲しい

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    代表作「グレート・ギャッツビー」で知られるフィッツジェラルドの自選短編集。
    数多くの短編を書いたものの、中には良質と言い難い作品もあるようだ。
    9編の掌編が収められているが、重々しい作品というよりは、読後に爽快感が感じられる作品が多かった。劇中で発生する出来事によって、主人公が成長するという内容がほとんどであった。
    しかし、ヘミングウェイもそうだが、狂騒の20年代と呼ばれる1920年代のアメリカの都市が持つ時代感といったら。現代ではいずれの国も持ちえない空気感ではなかろうか。若干の退廃的な雰囲気を感じさせつつも、未来への明るい展望を感じさせる。

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    2017年05月21日
  • グレート・ギャッツビー

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    ネタバレ

    ディカプリオの映画を見たすぐ後に読んだ。
    昔20代で読んだ時はこんなに面白く感じなかったはず。

    前半、ギャツビーが対岸にある緑のライトを見つめるシーンで、思わずぐっと来たのは映画を見てギャツビーのデイジーへの想いを知っていたから。きっと一度読んだだけでは、良さはわからないのかも。

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    2014年11月03日
  • グレート・ギャッツビー

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    読んでいるうちに寂しさと悲しさが押し寄せた。
    ギャッツビーに共感できてしまう気がしたからだろうか。元気な時にもう一度読み直したいと思う。

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    2014年03月24日
  • 若者はみな悲しい

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    フィッツジェラルドの自選短編集。華やかな人生の影にある虚しさや、自分の思うようにいかないのだという嘆きを感じた。

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    2011年09月25日
  • 若者はみな悲しい

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    理想の女性を追いつづける男の哀しみを描く「冬の夢」。わがままな妻が大人へと成長する「調停人」。親たちの見栄と自尊心が交錯する「子どもパーティ」。アメリカが最も輝いていた1920年代を代表する作家が、若者と、かつて若者だった大人たちを鮮やかに描きだす珠玉の自選短編集。

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    2011年04月20日
  • 若者はみな悲しい

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    若者!アメリカ!て感じ。
    年代と文化が違うからちょっととっつきにくかったけど、
    いつの時代も若者ってこんなものなのねと思った。
    ブラックというか皮肉な話が結構良かった。
    「グレッチェンのひと眠り」が好き。

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    2009年10月07日
  • 若者はみな悲しい

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    フィッツジェラルドの短篇集をはじめて読む。「調停人」のラスト、ムーン医師の台詞「私は、5年の歳月」にしてやられた。

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    2023年11月15日
  • グレート・ギャッツビー

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    誰の発言かがわかりにくくて読み飛ばしてしまった部分もあるけど、ギャッツビーのデイジーを思ってまた会えるシーンはドキドキした。
    ギャッツビーがデイジーはトムを愛してなかったと思いたいとこだわる気持ち、わかるようなわからないような気持ち。あと、デイジーは最後ギャッツビーに会いにこなかった。
    そんなものだったのかと思ったり。

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    2023年06月15日
  • グレート・ギャッツビー

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    よくわからなかった

    本当のところこの時代を生きた(あるいはこの時代を知っている)アメリカ人でなければ読み取れないことが多分にあるんだと思うんです

    でも「わからなかった」で片付けてしまっては古典を読む意味がないじゃないか!!
    …とは思わないんです
    読んでみてわからなかった
    立派な感想じゃないですか

    「わからなかった」から自分なりにいろいろ調べてみてもよし、さらに深く考えてもよし、わからないままでもよし
    「わからない」を始点にしてもよし、終点にしてもよし

    いいんですよ
    古典なんてわからなくっても
    「ああ、それならお父さん読んだことあるよ」って言いたいだけなんですから
    「どうだったって?」て

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    2023年06月02日
  • グレート・ギャッツビー

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    過去の恋人との別れを白紙に戻すために犯罪めいた仕事に手を出して富を得、彼女を振り向かせようとする。そのいかがわしさは、誰も振り向かせない孤独の死という道化に至る。ひとりニックの思いやりだけが救いだった。2022.3.15

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    2022年03月15日
  • グレート・ギャッツビー

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    ディカプリオ主演の映画も観たが、原作そのまんまで、再現度はかなり高い。車で逃走するシーンなどがあるが、当時は車が登場して間もなく、車の所持は「アメリカン・ドリーム」の一種だったことも押さえておきたい。

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    2022年03月06日
  • 若者はみな悲しい

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    お坊ちゃん のアンソンは、なにか見たことかある人物。
    冬の夢 のデクスターの方が可愛い。

    でもいずれもまさに若者の物語で、なんともあまっちろい。

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    2020年01月28日
  • グレート・ギャッツビー

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    アメリカ小説の古典。1920年頃のニューヨークを舞台とする謎の多い男ジェイ・ギャッツビー。日本でも有名でディカプリオ主演で映画化もされている。

    正直全体を通して読みにくいと感じた。随所に上流階級と下流階級、東部と西部の比較が表現されている。当時のアメリカ富裕層の華やかな暮らしを垣間見ることが出来、一途な恋のせつなさも有り。

    再読したい。

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    2017年08月30日
  • 若者はみな悲しい

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    私も一応「若者」に属するので気になって読みました。

    20代の登場人物がでてきます。
    20代って一番、色々な変化がある時期だと思います。
    そういう悲しさっていうか、切なさっていうのか、そういうものが集まった短編集です。

    とにかくみんな性格が激しいというか、心の浮き沈みが激しいというか…これも20代特有の不安定さなのかもしれません。

    訳もとても読みやすくて、理解もしやすいです。

    フィッツジェラルドはフィルム、映像を見ているような文体なので、ワクワクさせられました。

    さらっと読めたのであまり心には残る感じはしなかったので、星3つです。
    私は少し難読なぐらいの方が、じっくり読めるのですきだな

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    2014年10月24日
  • グレート・ギャッツビー

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    久しぶりの海外文学。読みやすく訳されてるが、最近易しい日本小説に慣れ過ぎて、1行に凝縮された文が多く感じた。背景を理解しないと、置き去りにされる感。

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    2014年04月30日
  • グレート・ギャッツビー

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    しょせん、デイジーも含めお金に群がっただけの人達だったな、と。ギャッツビーはとても可哀想な人だったとおもう。

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    2014年01月03日