フィッツジェラルドのレビュー一覧

  • グレート・ギャッツビー
    その昔、村上春樹のエッセイかなんかで存在を知りながら読む機会がなく、存在も忘れてしまっていた小説。飛行機の中でディカプリオの映画を観たのを機会に手に取った。
    結果、映画を観てから小説を読むのは、とくにキャラの立つ主人公の場合はイマジネーションをそこねると再認識。

    でもとてもよかった。「読み終えた」...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    すごく好み。今読んで良かったと思う。

    ディカプリオ主演の映画を見て、小説も読んでみようと思った。

    何社かから出版されていたので、本屋で迷った。私が外国の本を選ぶ際に重視していることは、日本の小説のように文脈に違和感を感じずに読むこと。外国語に忠実に訳されたところで、回りくどかったり日本語として成...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    映画の『華麗なるギャツビー』の原作本。映画を見た
    わけではないのですが、アメリカといえばギャツビー
    みたいなところがあるし、ギャツビーっていう単語で
    なんとなく派手で、かっこよくて、繊細で、おしゃれ
    な感じがするような気がします。
    ただこの本は初めて読みました。でもやはり面白く
    読めました。個人的に...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    戦前に書かれた作品にもかかわらず、最新作のようなみずみずしさを感じるのは、新訳であるのが理由なのだろうか。
    それにしても、第二次大戦前から、純粋な愛情とうものは既に廃れたものという風潮があったというのは悲しい。
  • グレート・ギャッツビー
    栄光というのは本当にはかないと思います。
    それがある種の社会への復讐という
    想いがあったギャッツビーにとっては。
    (純粋な愛の裏には復讐もあったことでしょう)

    そして、終盤には美しい文体から
    人間の醜さを浮かび上がらせてくれます。
    そう「金の切れ目は縁の切れ目」
    所詮それが人間というものなのです。...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    金めっき時代のアメリカ。

    誰しも自分のことばかり考えている。お金で女の心は買える。
    金、愛、現実に追われて、他人に無関心になる冷たい世界。

    一人の女性だけを想い続けたギャッツビーは、
    彼女のために、孤独に死んだ。

    取り返せない過去、見えない未来。アメリカンドリームなんて壮大なものじゃなく、
    ...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    フィッツジェラルドの長編小説。

    「グレート・ギャッツビー」

    絢爛豪華な邸宅に贅沢な車を持ち、夜ごと盛大なパーティーを開く男。
    ギャッツビーがここまで富を築き上げてきたのは、
    すべて、かつての恋人を取り戻す為だった。
    だが、異常なまでのその一途な愛は、やがて悲劇を招く。
    過去は取り返せる。 そう信...続きを読む
  • 若者はみな悲しい
    サリンジャーが少年期ならば、フィッツジェラルドはまさに青年期にふさわしい。
    失ってしまったもう戻らないもの、失うまいと光を追い求める人々、この短編集に出てくるすべての悲しみや情熱や美しさや儚さは、全部わたしたちの中にあるものだ。失ってしまったものを取り戻すために、それらを思い出すために文学が存在する...続きを読む
  • 若者はみな悲しい
    若者はみな悲しい、若人にありがちな習性をリアルなタッチで描いた作品。
    女って罪な生き物だよね・・・。
  • グレート・ギャッツビー
    上昇志向の男が過去の女にこだわることによって起きる悲劇。事件後の周囲の冷ややかな態度が悲しいが、これぞ上流階級という感じを出している。
  • グレート・ギャッツビー
    ディカプリオの映画をみて、原作を読もうと積ん読の本書をらひっばりだす。
    ちょっと飽きがくるけど、村上春樹もおススメなのだから、読みが足りないんだな、きっと。いずれ再読しよう。
  • グレート・ギャッツビー
    題名だけは知ってるけど、実際にはどんなもんか全然知らん、みたいなやつ。ギャッツビーってどっかのムースかなんかであるくらいで、金持ちの鍛えたお兄ちゃんがぶいぶい言わせるような話なんかと勝手に思ってたけど、ちょっと違うような違わないような。ぶいぶい言わせてるけど、実はいろいろあるんやで・・っていう話だっ...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
     過去に縛られる男の話といえば、私の中ではやっぱり『秒速』だろうか。男は過去に、女は未来に。そんな二元論が嫌いなのは、それが幾分的を得ているのだという考えが自身の心の中にあるからなのかもしれない。

     本作の主人公であろう「ジェイ・ギャッツビー」は、かつて愛した女性に再開したが、彼女にはすでに婚約者...続きを読む
  • 若者はみな悲しい
    代表作「グレート・ギャッツビー」で知られるフィッツジェラルドの自選短編集。
    数多くの短編を書いたものの、中には良質と言い難い作品もあるようだ。
    9編の掌編が収められているが、重々しい作品というよりは、読後に爽快感が感じられる作品が多かった。劇中で発生する出来事によって、主人公が成長するという内容がほ...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    ディカプリオの映画を見たすぐ後に読んだ。
    昔20代で読んだ時はこんなに面白く感じなかったはず。

    前半、ギャツビーが対岸にある緑のライトを見つめるシーンで、思わずぐっと来たのは映画を見てギャツビーのデイジーへの想いを知っていたから。きっと一度読んだだけでは、良さはわからないのかも。
  • グレート・ギャッツビー
    読んでいるうちに寂しさと悲しさが押し寄せた。
    ギャッツビーに共感できてしまう気がしたからだろうか。元気な時にもう一度読み直したいと思う。
  • グレート・ギャッツビー
    村上春樹がご執心の小説というぐらいのイメージしかなかったが、映画化されたので、読んでみた。

    アメリカらしい大味な小説だと思うが、どこまでいっても交わらない人々のやるせなさがある。解説にも繰り返し出ているが、ギャツビー邸、ブキャナン邸、そして下町(というか下級階層の町)とのコントラストが鮮やかであり...続きを読む
  • グレート・ギャッツビー
    この物語を初めて読んでいた頃、巷では「シンデレラ・シンドローム(もしくはシンデレラ・コンプレックス)」な~んていう言葉が流行っており、ここに描かれている世界こそその心理の神髄だ!と思ったものでした。  と、同時に西部出身者であったニックやギャッツビーが東部の文明社会に強く憧れて出てきたのと同じように...続きを読む
  • 若者はみな悲しい
    フィッツジェラルドの自選短編集。華やかな人生の影にある虚しさや、自分の思うようにいかないのだという嘆きを感じた。
  • 若者はみな悲しい
    理想の女性を追いつづける男の哀しみを描く「冬の夢」。わがままな妻が大人へと成長する「調停人」。親たちの見栄と自尊心が交錯する「子どもパーティ」。アメリカが最も輝いていた1920年代を代表する作家が、若者と、かつて若者だった大人たちを鮮やかに描きだす珠玉の自選短編集。