小嶋淑子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず、青山美智子さんには感謝申し上げたい。
5人のそれぞれ生い立ち、職業、性格が異なる人間が人生、仕事に悩みを感じている中、図書室の司書(小町さゆり)に出会い、その出会いがきっかけで読んだ本により、それぞれの人間が自ら前向きになれる答えを見つけていくことに対しては自分もたくさん本を読みながら、前向きに生きていきたいと感じた。
この本の解説者である石井ゆかり氏は
この本はあくまでフィクションかつ、ファンタジーと表現していた。その解説を読んだ瞬間、確かに現実世界にはもっと深刻な悩みを抱え、この本で登場する5人の主人公のように前向きに生きてなどいけない人間が必ず存在するなと思った。石井ゆかり氏はそ -
Posted by ブクログ
ネタバレ久方ぶりにミステリー以外の小説を読んだ。
こういう小説のカテゴリーをなんと言うのか迷ったが、あらすじによるとハートウォーミング小説というらしい。
なるほど、言い得て妙である。
とあるコミュニティハウスの中にある図書室を起点に展開するオムニバス。
そこかしこに出てくる他の話との関連が絶妙。
自分としてはこういう話で絶対泣かないぞ!と謎のプライドがあったのだが、子育て中の元キャリアウーマンの話は正直に言おう、めちゃくちゃ身につまされた…。
『大切な子なのに。望んでいた子なのに。まるで双葉のせいで自分の人生が狂ってしまったみたいな気持ちになるなんて••••••。』
この言葉が頭から離れない。
母 -
Posted by ブクログ
司書の小野さんがセレクトしてくれる本が、相手に気付きをあたえ、前向きにさせてくれる。
司書の小野さんが超能力者かと思う程、相談相手の悩みを解決してくれている。
新しい道に行く、このまま今の場所で頑張る等、登場人物によって様々です。
一章~五章で主人公が違い、様々な悩みを抱えています。初めは小野さんセレクトの本の意味が分からないけど、読み進めて行くと面白い関連性が見つかります。
そして、登場人物が何だかんだ言ってどこかで繋がっているのがより面白さを引き立てているように感じます。
読みやすくて、心が軽くなるような物語になっています。(登場人物と同じような悩みに共感してしまうかもしれません) -
購入済み
日常に元気をくれる
バタバタと忙しくて癒されたかったのか、あらすじを読んで即決。
ひとつひとつの物語の主人公は自分と重なるところはないのに、なぜかとても共感できました。
彼らが図書室で出会った本とその「付録」に、自分なりの意味を見つけていく中で、生きるという大袈裟なものではなく、日常に元気をもらった感じがしました。
人と人との繋がりの大切さを、これを書きながらこの本に教えてもらったんだと、改めて…
繋がっていく物語です。