小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで

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     5章のオムニバス形式からなる物語です。
     自分が何をしたいのかわからない20代、夢はあるけどふみだせない30代、子育てのため仕事をあきらめた40代、定年後何をしてよいかわからない60代の主人公たちが、コミュニティセンターの図書室を訪れ、自分を見つけるストーリーです。
     年齢に限らず、自信を失くした時、生き方に迷った時読みたいなと思いました。

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    2026年09月29日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんは、人がうまく言葉にできずに抱えているモヤモヤや葛藤をすくい上げ、丁寧な心理描写で表現するのが本当に上手だと思う。登場人物たちに自分の姿を重ね、心がざわついたり、涙がこぼれたりする場面もあった。

    それぞれに迷いや生きづらさを抱えた人たちが、小町さんとの出会いと一冊の本をきっかけに、自分の人生を少しずつ動かしていく物語。何かを劇的に変えてもらうのではなく、答えはすでに自分の中にあり、ほんの少し見方や行動を変えることで道が開けていくところが、とても温かく心に残った。

    本は知らなかった世界への扉になり、人との縁や新しい一歩にもつながっていく。読み終えた今、優しく背中を押してもらったような気持ちになれる一冊だった。

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    2026年09月29日
  • お探し物は図書室まで

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    自分の心に余裕がなくなったときに、また読みたいと思える本だった。

    主人公たちはそれぞれ自分の人生に悩んでいるときに、司書の小町さんと出会い、本を紹介してもらう。その本をきっかけに、自分では気づいていなかった思い込みに気づき、少しずつ物事の見方が変わっていく。世界が広がるというよりも、一生懸命に生きているからこそ見落としていた、すぐ近くにある幸せに気づいていくような感覚があった。

    心に余裕がなくなると、どうしても目の前のことしか見えなくなってしまう。この本は、そんなときに少し立ち止まって、自分の見えている世界を広げてくれるような本だった。

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    2026年09月27日
  • お探し物は図書室まで

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    市民講座が開かれるコミュニティハウス、通称「コミハ」の図書室レファレンス担当、「小町さん」のおすすめ本と羊毛フェルトのマスコットを通じて、人生に行き詰まりを感じている五人がそれぞれ状況を打開し新たな人生を歩んでいく物語。よく言えば希望が持て、悪く言えばご都合展開的内容であった。文章は引っかかりなく読めてストレスはなく、滑らかな手触りを感じる。

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    2026年09月27日
  • お探し物は図書室まで

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    ほっこりする内容です。
    仕事をしている意味とかを考えてしまう人にはとても刺さりそう!
    自分も仕事をしている上で悩んだ時にまた読みたいと思いました!

    主役が各章で切り替わっていくので、短編小説っぽいですが、それぞれの登場人物が少し絡み合ってるのが個人的には好きでした。

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    2026年09月24日
  • お探し物は図書室まで

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    あるきっかけがあり、図書室に立ち寄る様々な登場人物
    リファレンスと呼ばれる場所にいる特徴的な司書さん
    その司書さんから提示される本との繋がりや自分を見つめ直す物語である
    登場人物は毎度同じパターンを辿るがそれぞれのストーリーがあり、よかった

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    2026年09月20日
  • お探し物は図書室まで

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    2026.09.19〜09.22

    私の探し物は、人に嫌われない会話術、かな。

    小町さんは、最後の1冊として、どんな本をオススメしてくれるのかしら?
    信用で成り立つ社会、人と出会う社会。そして、読む人がいるから、本がある。そして、どんなふうに解釈しても、それは正しい。どの話もスッと心にしみた。夏美の話以外は。私は、どうも子育てに関する話が苦手らしい。

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    2026年09月22日
  • お探し物は図書室まで

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    自己啓発本を小説として読んでいるような感覚。小町さんはあくまでそれぞれの登場人物の人生の見方を変える触媒であって、最終的には自分自身が変化したというところが良かった。ただし、ちょっととんとん拍子に行き過ぎでは…と思うところがかなりあったのは少し違和感。

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    2026年09月19日
  • お探し物は図書室まで

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    どんな人生でも自分の考え方や行動次第で素敵な人生になると思えた。

    後半で伏線回収していったのが面白くてもう一回読みたい

    書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていうそこに価値があるんだよ。

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    2026年09月18日
  • お探し物は図書室まで

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    小さなころにだいすきだったぐりとぐらが出てきてなんか嬉しい。

    当人たちの悩みとはちょっと離れたような、そんな一冊の本がそれぞれの支えになる、本と人との繋がり方が素敵だし、繋げられるストーリー性も見事。

    3章の夏美さんの話で、みづえ先生の「メリーゴーランドに乗っているとこか」というフレーズが印象に残った。ないものねだりで、隣の芝生が青く見えてしまうものだけれど、メリーゴーランドに乗っているんだな今、と思うのはなんだかメルヘンで素敵に思える気がした。

    1章それぞれ完結しているけれど、読み進める内にすでに読んだ章の登場人物が関わっていて、繋がっていくのが楽しかったし、私たちの暮らしの中でも実はそういうことがあるのかもしれない、と思ったり。

    小町さんはわたしになんの本と付録で寄り添ってくれるんだろうか、と思わず想像してしまういい余韻が残る小説だった。
    小町さんとのぞみちゃんみたいな人がいるコミュニティハウスないかなあ。

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    2026年09月18日
  • お探し物は図書室まで

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    私は地球なんだ。
    夏美の話から………
    何で言われるまで気づかないんだろ
    たまに気づくけど、すぐ忘れてまた自分中心の考えになる。嫌になるけど、常に自分を客観視しなければ。
    そして読んでて気づいたけど、表紙が写真じゃなかった!それぞれのフェルトだった、かわいい。
    みんな一歩を踏み出してるのがいいな。

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    2026年09月17日
  • お探し物は図書室まで

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    疲れた時に読むと良い本。
    悪い人が出てこない本は安心して読めます。
    それぞれの登場人物が実は色々繋がっているのも読んでいて楽しかった。

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    2026年09月17日
  • お探し物は図書室まで

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    小説を読むのは久しぶり。
    どの主人公も悩みや葛藤を抱えているが、司書の小町さんからの付録がカギとなり前向きに進んでいこうとする。
    中でも夏美さんは同じ働く母ということで嫌でも心境がわかってしまって苦しかったけど、救いのある話でよかった。うまくいきすぎていてそれはそれで羨ましかったけど。
    あたたかく前向きな気持ちになりたいと思って手に取った本だから、今回はうまくいきすぎているくらいがちょうど良い。

    自分には関係ないと思いこんでいる本でも、物でも、何かしらのきっかけになったりする。思いがけない出会いも楽しみたいと、そんなことも改めて気付かされた。

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    2026年09月10日
  • お探し物は図書室まで

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    読んでよかったし、読むとすごく前向きになれる!
    読みながら自分の住む地域でやってる活動とかを思わず調べてしまうくらい、そんな小さな行動ができるような一冊です
    5つの話が少しずつ重なり合っていて、読みながら気づき、また読み返し、また読み進めるというサイクルがすごく楽しかった
    出会えてよかったー!!!

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    2026年09月07日
  • お探し物は図書室まで

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    リカバリーカバヒコが良かったので、青山さんの作品を読み進める。
    今のところ、この作品が上位に入っている。

    こちらもスルスル読めて、ちょっとした待ち時間で読むのにぴったりだった。

    ダークな要素がない銭天堂ぽさを感じる。
    映像化するなら誰がいいのかなと久しぶりに考えてしまった。

    物事の捉え方や取り組みに対し、前向きな気持ちになれる作品。

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    2026年09月03日
  • お探し物は図書室まで

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    心が温かくなった。
    人と人とのつながりに気づいたとき意外と世間は狭いのかもと思えた!
    隙間時間にサクッと読めるから気づいたら読み終わってた。ボリュームはそこまでないかも

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    2026年09月02日
  • お探し物は図書室まで

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    4.2
    おもしろかったー!
    青山さんの優しい物語
    一歩踏み出せない人へ、そっと背中を押してくれる
    最後のおにぎりの話よかったな

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    2026年09月02日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    やっぱ青山さんの作品はどれも心があたたかくなる。
    「木曜日にはココアを」でもだけどひとつひとつの話が繋がっていておもしろい。
    最初に出てきた朋花と桐山が最後の話で付き合ってるのわかったまじあつい。
    どの話もハッピーエンドで幸せな気持ちになる。
    諒は別れてしまうのかと思ったけど、彼女と結婚するのもすごいし、
    なにより諒が飛んだと思ってた骨董品の店主が実はちゃんと借金返して管理人してたというのにも驚き
    見事なまでに全てがつながっててきちんと伏線回収されてた。

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    2026年09月01日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    本を開いた瞬間から、すーっと言葉が心に馴染んでいく感覚がありました。文章がとても軽やかで読みやすく、夢中になってページをめくっているうちに、あっという間に物語の終わりを迎えていました。大きな事件が起きるようなドラマチックな起承転結があるわけではないのに、読み終えた後はじんわりと温かく、ほっと肩の力が抜けるような優しい余韻が残ります。日々の生活で少し心が疲れてしまったときに、そっと手に取りたくなるような大切な一冊になりました。

    図書室の司書である小町さゆりさんの佇まいは、どこか『不思議駄菓子屋 銭天堂』を思わせる不思議な魅力と存在感があり、物語全体に懐かしく温かい空気を与えてくれています。この本をきっかけに、昔大切にしていた絵本をもう一度読み返してみたいという愛おしい気持ちが芽生えています。

    各章ごとに主人公が変わる連作短編の形式をとっていますが、それぞれのストーリーが完全にブツ切りになっているわけではなく、登場人物たちが少しずつ交差し、伏線が優しく回収されていく構成も非常に鮮やかでした。物語の結末はどれも主人公たちが一歩前を向き、ハッピーエンドへと向かっていくため、読後感が本当に爽やかです。

    特に自分自身の姿を強く重ね合わせてしまったのが、第二章のひなです。彼女の考え方や性格に深く共感しながら読み進めていたのですが、作中で語られた「世界は何で回っていると思う? 信用で回っているんじゃないか」という言葉にはハッとさせられました。今までそんな視点で考えたことがありませんでしたが、日常で買い物をすることや、誰かと約束をして会うことなど、すべての営みの根底には確かに「信用」が存在しているのだと、深く納得させられる大きな学びがありました。

    一方で、第三章のストーリーは自分とは異なる価値観に触れる時間となりました。子どもが生まれたことでキャリアが思うように進まなくなってしまい、我が子を素直に可愛いと思えなくなってしまう主人公の葛藤には、もどかしさやイライラを感じる部分もありました。しかし、そうした率直な感情を通して、これまで知ることのなかった誰かの切実な悩みの内側に触れ、「こういう気持ちを抱える人もいるのだ」と視野が広がるような感覚を覚えました。
    また、第三章に登場する「どんな本もそうだけど、そのものに力があるというよりかは、あなたがそういう読み方をしたというそこに価値がある」という言葉は、私の心に深く刺さりました。本の中に書かれた事実をそのまま受け取るだけでなく、自分自身の経験や感性を通して解釈し、自分だけの宝物を見つけ出していく。読書とはまさに、自分だけの宝探しのような素敵な時間なのだと教えてもらった気がします。

    そして、物語の中で最も私の心を揺さぶったのが、第4章のニートの青年を描いたお話でした。具体的な言葉で表すのが難しいほど胸に迫るものがあります。いちばん泣けました。物語の終盤に登場する「俺は今生きている」というシンプルな一文を目にした瞬間、全身に鳥肌が立つほどの強い衝撃を受けました。
    登場人物たちがそれぞれの場所で、自分の足で踏み出していく姿に背中を押される、本当に愛おしく心に残る名作です。

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    2026年08月23日
  • お探し物は図書室まで

    購入済み

    前向きになる

    まず行動を起こすことで物事が動いていく、そんな前向きになれる物語です。なんだか暖かな読後感があり、どんどん読み進めてしまいました。

    #ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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    2023年08月16日