小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで

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    この本を読んで自分は新しく生まれ変わった気持ちだ。

    私にはやりたいことがいっぱいある。ゆっくりお菓子作りをしたいし、資格もとってみたい、語学勉強もしたいし、家族みんなで旅行も行きたい。でも時間がないお金がないを理由にしてどんどん先延ばし。もっとアクティブに動こう。ガンガン行こうぜ!「ない」を「目標」にして「いつか」を「明日」に!

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    2025年11月02日
  • お探し物は図書室まで

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    他人の幸せが目につきやすくなった現代において、どうしても他人と比べて自分を下げてしまうけれど、その状況をメリーゴーランドと表現されるととても可愛く思えてくるのは何故だろう(笑)

    それぞれ置かれている立場が違って、それぞれの悩みがあって、それぞれの幸せがある。そんな当たり前だけど忘れがちな事を再認識させてくれる本でした!読めてよかった!

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    2025年10月29日
  • お探し物は図書室まで

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    今回も青山さんの綺麗な文章とストーリーでそれぞれの登場人物が前向きに生きる素晴らしい作品でした。

    特に四章の浩弥の話が好きでした。
    自分の居場所が欲しい浩弥が、肯定されていく中で母に感謝の気持ちを伝えるシーンがじーんと来ました。

    あと、『猫のお告げは樹の下で』に出てきたさゆり先生が本作品ではキーキャラクターとして登場していて他の作品との繋がりを感じました。

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    2025年10月25日
  • お探し物は図書室まで

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    図書室という静かな場所を舞台に
    人生に少し迷っている人たちが
    “ 自分の道 ”を見つけていく物語 。

    大きな派手な展開はないけれど 、
    一つ一つの言葉が胸にやさしく響いてくる * *

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    2025年11月29日
  • お探し物は図書室まで

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    どれもいい物語でした。
    勉強になりました。
    しばらくは青山美智子さんの
    本を読んでみようと思いました。

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    2025年10月19日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    読み終わったあとの心のなかが、
    マシュマロマンみたいに、
    ベイマックスみたいに、
    鏡餅みたいに、
    ほわぁってあったかくなりました。

    そして、とにかく外の世界へ、
    一歩だけ、踏み出してみたくなりました。

    一家に一台、いち小町さんがほしい。

    「独身の人が結婚してる人をいいなあって思って、結婚してる人が子どものいる人をいいなあって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね、それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ」みづえ先生

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    2025年10月19日
  • お探し物は図書室まで

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    独立した短編5話だか、それぞれの登場人物たちがどこかでつながる群像劇で読んでいて楽しい。

    何かに迷っている人が、小町さんにすすめられた本に導かれるように答えを見つけていく。
    それぞれの場所で、頑張って努力して道が拓けていく様子が読んでいて心地よい。

    私も小町さんから本をおすすめされたい。
    そして、呉宮堂のハニードームを食べてみたいなぁ。

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    2025年10月18日
  • お探し物は図書室まで

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    読んでるあいだずーっと私の脳内ではマツコ・デラックスさんがキャラ設定されてた。映像で観たいな。癒された。

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    2025年10月17日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。(P、48)

    「少数派かもしれないけど、酢豚のパイナップルを好きな人はいて、その人たちはちょっと好きってレベルじゃなくて、ものすっごい好きなんだと思うんです。好きの熱量の問題っていうか。たとえ多数に受け入れられないとしても、その人たちがいる限り存在が守られるんだと思うんです」(P、217)

    わたしが生まれた日と、ここに立っている今日、そしてこれから来るたくさんの明日。どの日だって、一日の大切さになんの違いもない。(P、295)

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    2025年10月17日
  • お探し物は図書室まで

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    友人に勧められて読み始めた本。
    最初は「短編ものだし夜寝る前に少しずつ読もうかな」と思っていたのだけど、なんだか引き込まれて一気に読んでしまった。

    文中にあったパラレルキャリアの話は、この本を勧めてくれた件の友人はまさにパラレルキャリアで知り合った友人でなかなか縁がある話だなって思ったし、今まさに私は賃金を得る本職と、お金じゃない何かを得るボランティアの両輪で生きているので「あーこの生き方ってパラレルキャリアっていうかっこいい名前がついてるんだ!」って謎に誇らしくなったりした。

    さらに、夏美さんが勧められた「月のとびら」はわたしが大事に所有している本だったから、もうほんとに縁を感じてしまい

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    2025年10月13日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    軽く読めそうだなと軽い気持ちで読んだのだけど、
    誰もが感じたことがありそうな問題を抱えて過ごす色々な人たちのお話でとてもよかった。
    小町さゆりさんがくれる付録は実は適当に選ばれてて自分でその意味を見出そうとするって言ってて、読書も似てるし私はよく色んなところでそれをしてる気がするなと思った。
    そして色んなページに心がふっと軽くなるような言葉が散らばってたりして、しんどくなった時に読み直したい本でした。

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    2025年10月12日
  • お探し物は図書室まで

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    心温まるお話しであり、自分自身にとって大切な1冊となりました。
    図書室を通じて、登場人物たちが自分なりに何かを得ていく、その得ていく流れの中で様々な繋がりがあり良かったです。
    最終章の正雄と依子の会話の中で、仕事を解雇された依子が大きなものを失ったと感じていたが、別に何も失っていなかった、自分次第でこれからも大切なことを掴んでいけると気づいた流れが、個人的に心に響きました。
    等しく素晴らしい毎日を大事に過ごしていきたいです。

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    2025年10月11日
  • お探し物は図書室まで

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    「本は読んだ人が自分自身に紐づけてその日だけの何かを得るんです。」
    このような小町さんの言葉が印象に残る作品。
    最後に優しく繋げてくれるところも好きだなぁと思う。

    最近、よく読書をしているが、ちょっとだけ人生が豊かになっている気がする。
    それだけでも本の力は凄いと思った。

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    2025年10月05日
  • お探し物は図書室まで

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    この本に出会えて良かった!と心底思いました。
    接点の無いような人や、モノ、実は緻密に繋がっている。素敵なヒトになるためのヒントがたくさん詰まっています。自らの行動、選択、それは自分勝手なものではなく、周りにずいぶんと助けられていること、日常的に感謝したいと思う。メモしたい名言がたくさん溢れてます。

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    2025年09月28日
  • お探し物は図書室まで

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    今まで読んできた青山さんの作品はすべて好きですが、特に好きな作品になりました。
    やることに正解はなくて、結果がすべてでもなくて、ただ自分自身のことを肯定できるようになれた主人公たちが、ひたすらに素晴らしいなと思いました。

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    2025年09月26日
  • お探し物は図書室まで

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    人が救われるきっかけってどこにあるかわからないですね。
    登場人物達の人生が考え方一つでいい方向に向かっている感じがして自分も前向きな気持ちになれます。

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    2025年09月16日
  • お探し物は図書室まで

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    短編集かなと思っていたら伏線回収のすごいこと!
    育児中の私は働くママのお話にグッときて
    涙が流れました...
    でもどのお話も、なぜか共感できることが多く
    とても心に響きました。
    まるでエッセイやドキュメンタリーを
    見ているような不思議な心地でした♪
    素敵なお話に出会えてよかったです。
    もし何かに悩んでいる人がいたら
    こちらの本をお薦めしたいなと思います!
    ほっこり心が軽くなりました♪

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    2025年09月14日
  • お探し物は図書室まで

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    基本的にお気に入りの本はきれいなまま残しておきたい派だが、この本だけは特別。
    気になった言葉に線を引き、心が動いた場面に折り目をつけ、その時々の感情を刻み込みたくなる。
    今後も何度でも手に取りたくなるし、読むたびに新しい響き方をするのだろうなぁ。

    きっと年代や性別を問わず、誰しも一つは心に残る言葉と出会えるはず。
    本と出会う時間をこれからも大切にしていきたい。と改めて思わせてくれる一冊だった。

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    2025年11月25日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ」読書の楽しさそのものを表現しこの言葉を聞けて大満足。

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    2025年10月18日
  • お探し物は図書室まで

    購入済み

    短編集でしたがそれぞれの登場人物がつながっていてすごく面白かったです。心が温まり何度も読み返したくなる素敵な作品でした。

    #ほのぼの #感動する #癒やされる

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    2021年09月21日