小嶋淑子のレビュー一覧
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かなり好きな本だった!!心ぽかぽか
前に同じ作者さんの「木曜日にはココアを」を読んでいいな〜と思ってこっちも読んでみたけど、私はこっちの方が好きだった。「木曜日〜」と同じく、章によって主人公が変わる、けど話はほんのり繋がってる話の運び方。いちばん好きな章はワーキングお母さんのお話だった。仕事復帰の大変さ、子供は可愛いんだけど仕事するにあたっては煩わしく感じちゃうこと、夫からの理解のなさ(言葉不足)、、、でも最後は主人公の考え方が変わって、元担当してた作家のおばあさんからの言葉に涙したところで私も一緒に泣きました。というかこの本ちょこちょこ泣けてきて一旦閉じながら読み進めていた。読んでよかった。 -
購入済み
本好きにはたまらない
ちょうど長く勤めた会社を辞めたところで、全てのストーリーに少し涙した。でも、そう本は私にもいつも素敵なインスピレーションを与えてくれる。それを改めて思い出させてくれた本だった。とてもいい本だった。息子に勧めよう。
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Posted by ブクログ
同じ町の図書室を描いているから当然ではあるけど、違う章に前の章の主人公が出てきたりしてほっこりする。登場人物たちがゆるーく繋がっていて、世界って案外狭いんだなあと思うけど、嫌な狭さじゃない。自分のそばにもこんな人がいるのかもしれないと思える本だった。
小町さんの「本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」という台詞を読んで、私が本を好きなのってこういうことだよなと思った。正解は作者しか知らないし、作者も正解を持っていないかもしれない。でも本を読んだ時に、どこかで自分と重ねたりして何かを感じとる。そうやって読んだ人の世界が少し豊かになったりするのが本の面白さだなと思った。
この本を読んで、今まで見向きもしてこなかった生涯学習センターにどんな講座がやってるのか見に行ったりした。本を起点に私の見える世界が少しだけ広がって、呼吸が楽になるような気がした。 -
Posted by ブクログ
青山美智子さんは、人がうまく言葉にできずに抱えているモヤモヤや葛藤をすくい上げ、丁寧な心理描写で表現するのが本当に上手だと思う。登場人物たちに自分の姿を重ね、心がざわついたり、涙がこぼれたりする場面もあった。
それぞれに迷いや生きづらさを抱えた人たちが、小町さんとの出会いと一冊の本をきっかけに、自分の人生を少しずつ動かしていく物語。何かを劇的に変えてもらうのではなく、答えはすでに自分の中にあり、ほんの少し見方や行動を変えることで道が開けていくところが、とても温かく心に残った。
本は知らなかった世界への扉になり、人との縁や新しい一歩にもつながっていく。読み終えた今、優しく背中を押してもらったような気持ちになれる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
自分の心に余裕がなくなったときに、また読みたいと思える本だった。
主人公たちはそれぞれ自分の人生に悩んでいるときに、司書の小町さんと出会い、本を紹介してもらう。その本をきっかけに、自分では気づいていなかった思い込みに気づき、少しずつ物事の見方が変わっていく。世界が広がるというよりも、一生懸命に生きているからこそ見落としていた、すぐ近くにある幸せに気づいていくような感覚があった。
心に余裕がなくなると、どうしても目の前のことしか見えなくなってしまう。この本は、そんなときに少し立ち止まって、自分の見えている世界を広げてくれるような本だった。