小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで

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    著者の作品を読むのは『木曜日にはココアを』に続き2作目なんだけど、どうしてこんなに心の真ん中をストレートに突くことができるのか、と。
    特にニートの主人公の作品が響いた。
    でも全体を通して“自分の居場所”についての話で、環境や性別が違うのに全部の主人公に共感できる部分があって、「どんな自分でも大丈夫」と肯定して励ましてもらえたような気持ちになれた。
    こんなありきたりな感想しか書けないけど、暗い場所に光がさすような、そんな気持ちにさせてくれる本当に良い作品だった。

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    2026年01月25日
  • お探し物は図書室まで

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     今を生きる良さとか凄さとか重要さを感じさせる一冊。そして、そこで生まれる繋がりにも美しさを感じる。

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    2026年01月21日
  • お探し物は図書室まで

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    予想以上に面白くて素敵なお話だった。
    最初は、司書の小町さんが選んだ本と付録が、相談者を導いているのかと思ったけど違った。
    みんなが付録の意味を探し当てたり、本に書かれた言葉にその人だけの何かを得たりすることで、自分自身で道を切り開いていると気づいて感動した。

    ただその場で待っているだけだと何も変わらないけど、自分が動くことで、自分を取り巻く環境も動き出して、良い方向に変えることができるんだと勇気をもらえた。

    それぞれの登場人物が繋がっていて、別軸でその後も頑張っている様子が描かれていて、嬉しかった。私自身も強くしてくれた気がする。

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    2026年01月20日
  • お探し物は図書室まで

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    まず紙質がしっかりしていていい。短編連作で、「コミハ」を中心にそれぞれのつながりもサラリと描かれていて、嬉しい発見が感じられる。文章もスッと入ってきて、世界に入り込める。物語が何より温かくて、この世界も悪くないかも、と思えてくる。実在する書籍が題材にもなっているから、また世界が広がりそう。すごく良かった。

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    2026年01月18日
  • お探し物は図書室まで

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    小町さんのキャラがいいな。登場人物の第一印象がとにかく大きいなのも面白かった。
    悩みを抱えた大人たちが、司書の小町さんが勧めた本に出会うことで、少しの希望を見出して生きていくという話。青山美智子さんの本を読むのは2冊目で、前回は「赤と青とエスキース」だった。著者の本は、人の心の動きを細やかにとらえていて、読んでいて共感できるし心地よい感じがする。ココアの本も読んでみよう。
    伏線とまではいかないけど、他の短編の登場人物が絡んでくるのがアツい。この部分に伊坂さん味を感じて好き。

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    2026年01月18日
  • お探し物は図書室まで

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    人生なかなか思うようにいかないよね

    この本は人生の処方箋のよう
    暖かく手を差し伸べてくれたり、
    背中をおしてくれたり、
    心を軽くしてくれたり、
    そんな気持ちになる。
    そして繋がり

    多くの人が、この本や
    青山さんの小説を
    好きな理由がそこにあった

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    2026年01月14日
  • お探し物は図書室まで

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    様々な年代で感じるモヤモヤ感を見事に表していて、少し前を向くヒントのようなものを受け取った気がします。
    読みやすく、飽きずに読み進められました。とても満足度の高い一冊でした。ありがとうございます。

    本文より
    「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ。」

    知識を得るための読書に飽きてしまっていたので、あーそうだったと改めて気付きました。

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    2026年01月12日
  • お探し物は図書室まで

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    5篇すべてが本当に優しく、温かい物語だった。
    読み進めるうちに、それぞれの登場人物が少しずつリンクしていく構成がとても好きだと感じた。
    一人ひとりは違う悩みや迷いを抱えているのに、図書室という場所を通して、静かにつながっていく様子が心地よく、胸がいっぱいになった。

    どの物語にも派手な出来事はない。
    けれど、だからこそ登場人物の気持ちが身近に感じられ、気づけば何度も涙がこぼれていた。
    誰かにそっと背中を押してもらえるような、そんな優しさに満ちている。

    物語を読み終えた今、私も小町さんに会いたくなっている。そして、小町さんにおすすめの本を教えていただきたいと思う。
    そのとき、そっと添えられる“

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    2026年01月13日
  • お探し物は図書室まで

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    この本は、読後感がとても良い一冊だった。物語の中に意地悪な登場人物が出てこないので、安心して読み進めることができる。不器用な人は多く登場するけれど、みんな素直で、与えられたきっかけを大切にしながら少しずつ変わろうとする。その結果、事態が少しずつ好転していく様子が心地よかった。

    また、題名の通り「本の魅力」に改めて気づかせてくれる物語でもあった。本を読んでいると、時々現実とシンクロする瞬間があるという描写にはとても共感した。普段あまり読まない詩についても、登場人物が一つの言葉を丁寧に想像していく姿を通して、「読んでみたいな」と自然に思えたのが印象的だった。

    特に心に響いたのは、「世界は信用で

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    2026年01月12日
  • お探し物は図書室まで

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    人間生きていればそれぞれ一人一人違った悩みを抱えているけれど、ある人との出会いや些細なきっかけから自分を変えることができる、そんな一歩前に踏み出す勇気をもらえるような心が温かくなる作品でした。

    特に元雑誌編集者のお話がとても印象深くて、自分が変わろうとした結果が周りを動かした。その行動一つが他の誰かの人生をも変える。この素敵な連鎖がまさに人と人のつながりの尊さだなと優しい気持ちになりました。

    青山美智子さんの作品は短編でありながらも同じ空間にいるかのように前後の登場人物の存在を感じることができてそこも楽しみの一つでした。

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    2026年01月10日
  • お探し物は図書室まで

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    色んな形で人生に悩みをもつ5人が図書室の司書さんに巡り会い、薦められた本をきっかけに人生を変えていく話。
    計5話の短編集ですが、それぞれの話から自分の人生にも活かせそうな考え方が沢山あった気がします。
    初めは自分もそんな司書さんにあって何かのキッカケになる本を薦めてほしいと思って読んでたけど、読み終わる頃にはこの一冊がもうキッカケなんじゃないかと思えるような作品でした。

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    2026年01月08日
  • お探し物は図書室まで

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    心が温まり前向きになれる1冊。
    もし、小町さんのレファレンスコーナーに行ったら、どのような本とおまけが出てくるのかを想像するだけでワクワクしてしまう。

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    2026年01月06日
  • お探し物は図書室まで

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    図書室に様々な年代、境遇の人々がふとしたタイミングで訪れて、司書さんの思いもよらない本のセレクトと可愛い羊毛フェルトの付録によって人生が再び動き出していく物語。

    社会人、出産後、定年後など誰もが悩みを抱えるポイントを持つ人々が話の中心になるので、接点を持ちやすく入り込みやすかった。特に司書さんからの変わった選書と付録に疑問を持つが、変わった選書によって物事を見る角度が変化して悩み事が解決に向かっていくのがよかった。エピソードを読んでいくと、違うエピソードに出てきた同じ地域に住む登場人物が出てきて、世界はどこかで繋がっていることを感じさせるようだった。

    『つながってるんですよ、みんな。ひとつ

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    2026年01月06日
  • お探し物は図書室まで

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    読み終わった後に、心が浄化されたような気になって、すごく心地が良くなった。

    短編集のようで、それぞれが独立した話になっていて、その中できれいにオチまでいっているのがいい。主人公たちが自分にとって、大切なものに気づくのが、まるで自分を見ているようで、自分も読みながら自分の日々を振り返っていて、次にまた頑張るやる気がわいてきた。

    また何か工夫して頑張ってみよっと!

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    2026年01月06日
  • お探し物は図書室まで

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    いつもそばにいる人から
    勧められて本作を手に取りました。
    青山さんの作品は初めてかな。
    とても読みやすかったですね。
    連作短編の面白さをじっくり味わえました。

    どの世代の登場人物も人生の岐路に悩み、
    本を通じて希望を見出していくのですが
    ああ、そんな時代もあったなあとか
    まさしく今の自分に当てはまってる!などと
    共感することしきり。

    いつもそばにいる人から
    この本を勧められた理由が
    なんとなくわかるような気がしてきたのは、
    自身が本作を通じて
    「読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを」
    得たからなんだろうなとしみじみ思っています。

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    2026年01月05日
  • お探し物は図書室まで

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    すんなりと入ってくる短編が続き、読みやすかった。
    登場人物のように、ある時ぱっと心が開くような本に出会ってみたいと思った。
    もしかしたらもう通り過ぎてしまった中にあるのかもしれないが、それを受け取るにはこちらも素直な純粋な心持ちが必要なんだろう。
    もう少し柔軟に視野を広げていたいと思った。

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    2026年01月04日
  • お探し物は図書室まで

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    小町さんのキャラクターと語りかける言葉が好きだった。短編のような5編が繋がっていて読み進める毎に面白くなる。読みやすく温かい、前向きになれる物語。

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    2026年01月02日
  • お探し物は図書室まで

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    レファレンスの小町さんが利用者にくれる"本のおまけ”も愛らしくて、羨ましくなるし自分だったら何が貰えるんだろう?と想像を膨らませて楽しくなる。「書物そのものに力がある、というよりあなたがその読み方をしたことに価値がある」という小町さんの言葉が心強くて、背中を押された気分。

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    2026年01月01日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    図書室のレファレンスのところにいる小町さんに本を探してもらってから人生が少しずつ回りはじめる短編集。それぞれ自分のやりたいことや、未来、子育てとか生き方とかに迷ってたりわからなくなってる人で、そんな人に本と羊毛フェルトでつくった付録が寄り添ってくれるというか、明日への活力、希望が湧いてくる作品だった。心が晴れるような、澄み渡るような、なんともいえない高揚感と少し泣きそうな不思議な気持ちになった。私は私の好きを集めていけばいいんだよね。いつかは明日になる、私次第で。人生の指針みたいな本だった。私はこの本向いてたかも。手元に置いておきたい作品だった。アンソロジー作るぞ!!

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    2025年12月30日
  • お探し物は図書室まで

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    素敵な1冊!大好き。小町さんからもらうヒントで、みんな自力で前に進む。温かい、応援されるような物語。

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    2025年12月29日