小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで
    めちゃくちゃ好きな1冊となりました。
    私にはどんな本と付録を選んでくれるんだろう?って気になりながら一気に読みました。
    自分のものさしだけではからず、色んな角度から色んな解釈や気持ちがあるんだということ、然り気無い言葉や行動が誰かの救いや助けになってること。
    温かい気持ちになりました。
    定期的にまた...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    登場人物が所々でつながっているので、人と人はどこかでつながっているし、一人ひとりにその人の人生があって、悩みも苦しみも、楽しみも希望も模索しながら今この瞬間があることに前向きな気持になれた。
    人生の途中でちょっと立ち止まっているような気がする時に読みたい。
    読後のほっこりした気持ちが心地よい。
  • お探し物は図書室まで
    こういう司書モノのお話は与える側が何を伝えたいかということが書かれている印象が強かったが、本作はそうではなかった。実際の人生も直接何か大切なものを教えてもらうことより、何かを感じて行動することのほうが多いなと改めて感じさせられる作品でした。
  • お探し物は図書室まで
    よかった。なんて事のない出会いや、ちょっと気になった事、思いがけないところから日常は変わっていくのかな、と思えた。最近何をしても楽しくないと思ったりしてどんよりしてたけど、楽しめることはいろいろあるなあと思えた。穏やかで優しい、それでいて退屈しない、押し付けがましくないいい本と出会えた。自分の日常が...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    どれもステキな話でした。イヤな人も出てこないし。メリーゴーランドの件は、自分にあてはまって泣けました。
    今後の人生に参考になるような本でした。
  • お探し物は図書室まで
    心が温まる短編集でした。
    こんな素敵な司書さんがいたら毎日図書室に通ってしまうと思います。
    登場人物それぞれの悩みにそっと寄り添ってくれる司書さんの言葉、選ぶ本がとても魅力的でした。
    1冊の本に人生が救われることがあることを強く感じました。
  • お探し物は図書室まで
    登場人物たちの幸せを願いたくなる本。
    各話の主人公たちが別の話にも出てきてくれるので嬉しい。
    皆それぞれ小町さんを見て色々なものを思い浮かべているのが面白い。
    私も小町さんの付録が欲しい!
  • お探し物は図書室まで
    「何をお探し?」
    これからの人生でお守りになるなと感じた1冊。
    どのお話を読んでも、落ち込んでつらい時は心が安らいで、ハッピーな時に読んでも気分が朗らかになると思う。
    特に夏美さんと正雄さんのお話が好きだった。

    あと、それぞれの主人公が小町さんと対面した時、小町さんのことをどういう風に形容したのか...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    短編集で読みやすく各々が心温まるお話。どの章にも刺さる言葉があり、うるっとしてしまった。元気を出したい時にそっと背中を押してくれるような、もう少し頑張ってみようかなと思えるような、人に勧めたい1冊。
  • お探し物は図書室まで
    一気に読んでしまうのがもったいない、少しずつ噛みしめて読みたい本でした。あっという間に読んでしまって、さみしい。ロス感を感じます。もう一度読みます笑
    一字一字大切にしたい言葉があふれていました。
  • お探し物は図書室まで
    一つ一つの言葉が優しくて、じんわり響く 登場人物の環境や本への関わり方もそれぞれだけど、どの主人公も多くの人が人生で出逢うであろう境遇の中にいて、共感性が高かった
    綺麗事のような言葉も、出てくる本や登場人物の感情に乗せて書かれているせいか、すごく説得力がある

    大きな卵と出会ったそのとき、彼らはもう...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    すっごく好きな小説でした。
    特に、夏美さんのところが好きです。
    内容的はすごくリアルだし考えさせられるけれど、それをふわっと包み込んでくれるような優しい本でした。
    人生に迷った時に、小町さんのような人がいてくれるなんていいな。もちろん小町さんは素晴らしいけど、登場人物の今の自分を変えたいという思いが...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    心が温まる短編集でした。
    こんな素敵な司書さんがいたら毎日図書室に通ってしまうと思います。
    登場人物それぞれの悩みにそっと寄り添ってくれる司書さんの言葉、選ぶ本がとても魅力的でした。
    1冊の本に人生が救われることがあることをしみじみと感じました。
  • お探し物は図書室まで
    サクッと読めて、じんわり温かくなる本。手元にずっと置いておきたいなと思える本です。羊毛フェルトも作ってみたくなる…。
  • お探し物は図書室まで
    すごく読みやすく、前向きになれる話だった。
    今の自分と照らし合わせる部分もあり、心に響く内容だった。
  • お探し物は図書室まで
    そうだ、その通り、頑張れ、と応援しながら読んでしまった。社会とは?自分とは?を考えさせられる奥深い内容をわかりやすい言葉で伝えてくれる良書。
  • お探し物は図書室まで
    おまけのフェルト、につられて読み進めていくつちに、大きなプレゼントを頂いたような読後感。
    愛犬を亡くしたとき、代わりに枕元に置けるような、愛犬の姿を刺し込んだフェルトをプレゼントしてくれた娘にも、早速薦めたくなった本❗️
  • お探し物は図書室まで
    青山美智子さんの作品にまたほっこりさせていただきました。

    町の小学校の隣にあるコミュニティハウスの中にある図書室の司書の小町さんが、探している内容の本と、何故か「?」と思える本をおすすめしてくれて、更に手作りの羊毛フエルトの「付録」まで。

    小町さんの選んでくれた本で、人生のモヤモヤや悩みを乗り越...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    自分の仕事に誇りが持ててない時、夢が実現できないことを嘆いてる時、ワークライフバランスやキャリアで悩んでる時、残りの人生を考えてしまう時。人生の色々な場面でこの本に出会えたら優しく背中を押してくれそう。
    司書が単に役立つ本を紹介するだけではありきたりであるけど、小さな付録が絡むことで主人公たちが見つ...続きを読む
  • お探し物は図書室まで
    短編各々の主人公が心に秘めた悩み事を胸に、司書官へ本の相談をする。探し物の本+1冊(付録つき)、その人に合った本を薦めてくれる。
    その1冊(付録つき)を薦められた理由がわからず、主人公が自分で考え、自身だけの答えを見つけ、前を向いていく。
    心が温まったり、前を向かせてくれたり、気持ちの良い小説だった...続きを読む