小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで

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    何気ない日常を過ごしている人が勇気づけられる本でした。何気ない出来事、きっかけで人はこんなにも見える世界を変えられるんだなと思わせてくれる。でも、それは人や物に触れているからこそで、いろんなものに興味をもって生きていこうと思いました。

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    2026年02月16日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』を読んだ。

    物語の中で、小町さんが言う。

    「書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたということに価値がある」

    この一文に、はっとした。

    本に“すごい力”があるのだと思っていたけれど、そうではなくて、
    その本をどう受け取ったか、どんなふうに自分と結びつけたか、そこに価値があるのだと。

    たしかに、「ぐりとぐら」の印象的な場面が人それぞれ違うように、
    同じ本を読んでも、心に残るところはまったく違う。

    それは、本が違うのではなく、
    読んでいる“その人”が違うから。

    私は、自己啓発本でなくても、小説でも歌でも、つい自己啓発的に

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    2026年02月11日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

     まず…すっごく面白かったです。生きてるとなんとなくモヤモヤするな、すっきりしないなあと思うことがあります。そんな気持ちを抱えたそれぞれの登場人物が、図書室を訪れたことをきっかけに自分なりの解釈で答えを探し見つけていく。素敵なお話でした。作中に出てくる小町さゆりさんのキャラが独特で、大好きになりました。
     青山美智子先生の作品をもっと読んでいきたいです。

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    2026年02月10日
  • お探し物は図書室まで

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    涙が堪えられなくなるので、家で読むことをおすすめします。
    誰かと関わること、ほんの少しでも何かを始めてみること。少しでも経験してみると色々なことが起こるということを、私自身とても実感してる今、この本はとても響きました。心が動いたこと、やってみたいと思ったことを、今、やってみる。
    そして、起こることはコントロールできないけど、それに対してどんな気持ちを持つか、どう解釈するかは自分の自由であることも忘れずにいようと思います。
    「どの日だって、1日の大切さになんの違いもない」

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    2026年02月05日
  • お探し物は図書室まで

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    めっちゃよかった〜〜〜
    どのお話も心に刺さって、温かくなって、自分も人生頑張ろうと思えた。
    特に元雑誌編集者・夏美の話は自分と近しいところがあり読みながら泣いた。メリーゴーランド。
    定年退職後・正雄の話も刺さった。人と人が繋がれば社会。
    私も小町さんに会いたい…。会って本と付録もらいたい…。本と付録から、それぞれがその時自分に必要なものを見つけてるっていうのもいいなあ。私もそんな本の読み方をしていきたい。
    元気がなくなった時に読み返したい小説でした。

    青山さんの他の作品も読んでみよう〜〜〜

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    2026年02月01日
  • お探し物は図書室まで

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    なんでこんなにどストライクに好みな本を、長らく積読していたのかが謎。
    一方でこのタイミングで読むべき本だったように思ったりして。

    本の不思議を感じる、大好きな本のお話。

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    2026年01月31日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    人の悩みはつきない。誰かに解決するヒントを貰いたい。そう思う事がある。この本は主人公が違う短編集であるが、悩みを持った主人公が図書室へ行き、ズバリ悩みを解決してくれる本(手作り付録付き)を勧められ明るさを見出すストーリー展開。このズバリヒントをくれる人物は一遍を通して変わらない。ふくよかな女性の描写でドシっと構えていて安心感をもたらす。『何故悩みが分かるのか』と終盤の主人公が聞くと、女性は『てきとう』と答える。『自らに紐付けて考えて、それぞれが何かを得ている』のだそう。結局悩みの解決策は動くこと、なのだろう。そのきっかけは色んなところに落ちているのだと気付かされた。

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    2026年01月29日
  • お探し物は図書室まで

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    仕事に行き詰まったら読みたい本。自分のそばに置いておきたいバイブルのような1冊。

    全ての事柄は視点を変えることでいかようにでも見える。考え方、視野を広く持ちたいと思った。

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    2026年01月28日
  • お探し物は図書室まで

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    5人の登場人物が図書室で司書におすすめされる本と付録の羊毛フェルトで自分自身を見つけていく話。他人のおしりをみておいかけて先頭もびりもない。メリーゴーランドのはなし。幸せに優劣も完成形もないというフレーズが心に残った。(させられた)や(やらされた)ではだめ、(たいした仕事じゃない)ではなく(私がたいした仕事をしていない)等心に響く言葉もたくさんあった。ストーリーが最後に回収される展開ですっきり読めた。羊毛フェルトもやってみたいな。

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    2026年01月28日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    「何をお探し?」その声に捕らえられた。

    小町さゆりさんに私も会いたい。
    はあ、ああ、うわあ
    泣きました。心がどんどん軽くなった読書時間。

    元雑誌編集者、夏美の章は今育児真っ最中の私には響きすぎてもう、もう、もう、です

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    2026年01月27日
  • お探し物は図書室まで

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    著者の作品を読むのは『木曜日にはココアを』に続き2作目なんだけど、どうしてこんなに心の真ん中をストレートに突くことができるのか、と。
    特にニートの主人公の作品が響いた。
    でも全体を通して“自分の居場所”についての話で、環境や性別が違うのに全部の主人公に共感できる部分があって、「どんな自分でも大丈夫」と肯定して励ましてもらえたような気持ちになれた。
    こんなありきたりな感想しか書けないけど、暗い場所に光がさすような、そんな気持ちにさせてくれる本当に良い作品だった。

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    2026年01月25日
  • お探し物は図書室まで

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     今を生きる良さとか凄さとか重要さを感じさせる一冊。そして、そこで生まれる繋がりにも美しさを感じる。

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    2026年01月21日
  • お探し物は図書室まで

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    予想以上に面白くて素敵なお話だった。
    最初は、司書の小町さんが選んだ本と付録が、相談者を導いているのかと思ったけど違った。
    みんなが付録の意味を探し当てたり、本に書かれた言葉にその人だけの何かを得たりすることで、自分自身で道を切り開いていると気づいて感動した。

    ただその場で待っているだけだと何も変わらないけど、自分が動くことで、自分を取り巻く環境も動き出して、良い方向に変えることができるんだと勇気をもらえた。

    それぞれの登場人物が繋がっていて、別軸でその後も頑張っている様子が描かれていて、嬉しかった。私自身も強くしてくれた気がする。

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    2026年01月20日
  • お探し物は図書室まで

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    まず紙質がしっかりしていていい。短編連作で、「コミハ」を中心にそれぞれのつながりもサラリと描かれていて、嬉しい発見が感じられる。文章もスッと入ってきて、世界に入り込める。物語が何より温かくて、この世界も悪くないかも、と思えてくる。実在する書籍が題材にもなっているから、また世界が広がりそう。すごく良かった。

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    2026年01月18日
  • お探し物は図書室まで

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    小町さんのキャラがいいな。登場人物の第一印象がとにかく大きいなのも面白かった。
    悩みを抱えた大人たちが、司書の小町さんが勧めた本に出会うことで、少しの希望を見出して生きていくという話。青山美智子さんの本を読むのは2冊目で、前回は「赤と青とエスキース」だった。著者の本は、人の心の動きを細やかにとらえていて、読んでいて共感できるし心地よい感じがする。ココアの本も読んでみよう。
    伏線とまではいかないけど、他の短編の登場人物が絡んでくるのがアツい。この部分に伊坂さん味を感じて好き。

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    2026年01月18日
  • お探し物は図書室まで

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    人生なかなか思うようにいかないよね

    この本は人生の処方箋のよう
    暖かく手を差し伸べてくれたり、
    背中をおしてくれたり、
    心を軽くしてくれたり、
    そんな気持ちになる。
    そして繋がり

    多くの人が、この本や
    青山さんの小説を
    好きな理由がそこにあった

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    2026年01月14日
  • お探し物は図書室まで

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    様々な年代で感じるモヤモヤ感を見事に表していて、少し前を向くヒントのようなものを受け取った気がします。
    読みやすく、飽きずに読み進められました。とても満足度の高い一冊でした。ありがとうございます。

    本文より
    「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ。」

    知識を得るための読書に飽きてしまっていたので、あーそうだったと改めて気付きました。

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    2026年01月12日
  • お探し物は図書室まで

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    5篇すべてが本当に優しく、温かい物語だった。
    読み進めるうちに、それぞれの登場人物が少しずつリンクしていく構成がとても好きだと感じた。
    一人ひとりは違う悩みや迷いを抱えているのに、図書室という場所を通して、静かにつながっていく様子が心地よく、胸がいっぱいになった。

    どの物語にも派手な出来事はない。
    けれど、だからこそ登場人物の気持ちが身近に感じられ、気づけば何度も涙がこぼれていた。
    誰かにそっと背中を押してもらえるような、そんな優しさに満ちている。

    物語を読み終えた今、私も小町さんに会いたくなっている。そして、小町さんにおすすめの本を教えていただきたいと思う。
    そのとき、そっと添えられる“

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    2026年01月13日
  • お探し物は図書室まで

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    この本は、読後感がとても良い一冊だった。物語の中に意地悪な登場人物が出てこないので、安心して読み進めることができる。不器用な人は多く登場するけれど、みんな素直で、与えられたきっかけを大切にしながら少しずつ変わろうとする。その結果、事態が少しずつ好転していく様子が心地よかった。

    また、題名の通り「本の魅力」に改めて気づかせてくれる物語でもあった。本を読んでいると、時々現実とシンクロする瞬間があるという描写にはとても共感した。普段あまり読まない詩についても、登場人物が一つの言葉を丁寧に想像していく姿を通して、「読んでみたいな」と自然に思えたのが印象的だった。

    特に心に響いたのは、「世界は信用で

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    2026年01月12日
  • お探し物は図書室まで

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    人間生きていればそれぞれ一人一人違った悩みを抱えているけれど、ある人との出会いや些細なきっかけから自分を変えることができる、そんな一歩前に踏み出す勇気をもらえるような心が温かくなる作品でした。

    特に元雑誌編集者のお話がとても印象深くて、自分が変わろうとした結果が周りを動かした。その行動一つが他の誰かの人生をも変える。この素敵な連鎖がまさに人と人のつながりの尊さだなと優しい気持ちになりました。

    青山美智子さんの作品は短編でありながらも同じ空間にいるかのように前後の登場人物の存在を感じることができてそこも楽しみの一つでした。

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    2026年01月10日