小嶋淑子のレビュー一覧

  • お探し物は図書室まで

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    食べ物で疲れた人の心を癒す物語は沢山ある。
    でもこれは「本」が迷える人の心に進む道を示してくれる。
    仕事や人生、誰もが一度は考えたり悩んだりした事を、コミュニティハウスの図書室の司書が、今の自分にピッタリの本を教えてくれる。
    「なんでこの本?」と、教えられた時は不思議に思うけど、後々自分の悩んでいた事の解決の糸口が見えてくる。
    四章ニートは泣きそうになっちゃった…

    私にはどんな本を選んでくれるのかな。
    ここの図書室に行ってみたい。

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    2025年12月04日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの本は、本当にどれも心が温かくなり自分にとって希望を与えてくれる作品。

    私も小町さんに本を選んでもらいたい。

    出会えてよかった作品。

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    2025年12月03日
  • お探し物は図書室まで

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    とっても落ち着きます。人はいろいろな問題を抱えているけど、ちょっとしたきっかけで心豊かになれることを教えてくれる物語だった。

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    2025年11月30日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの作品
    とても温かい気持ちになってすっかりハマってしまった 次は何読もうかな楽しみ

    羊毛フェルト欲しいなぁ

    ぐりとぐら 好きな絵本
    カステラ作りに挑戦してみようかな

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    2025年11月27日
  • お探し物は図書室まで

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    ここ数年で1番心打たれる小説でした。
    キーパーソンは、教えてくれるのではなく「気づかせてくれる」存在。
    悩める人に対して人は色々アドバイスしがちだけど、的を得た言葉で、本質を気づかせてくれる。こんな司書さんが身近にいたら、私はどんな言葉をもらっていたのだろうと想像しました。
    名言が多すぎて、初めて読書メモをつけました

    5章から成る小説だけどちょっとずつ世界が繋がっていて、他の主人公の成長が垣間見れる場面が多くてほっこりします。
    よくある人生の悩みがテーマになっているからこそ、全ての話に共感し、時には涙し、感情移入できました。
    読むと生きる勇気が湧いてくる、そんな作品です。

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    2025年11月25日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの本はいつもタオルケットをそっとかけてくれるような、そんな優しさがある。
    僕はアニメなどのコンテンツを見ると、こんなうまくいくはずがない、現実はこんなに甘くないといつもそんな目で見てしまう。
    青山美智子さんの本を読むときも、なんというか
    小町さんのような存在がいない、ファンタジーの外にいる僕たちの悩みは解消されないんじゃないかと思うことがある。
    でも、同時にこうも思う。
    大事なのはそこじゃないんじゃないか、と。
    この人にはこれ、この人にはあれ、みたいな人それぞれ悩みもその先を照らす光も違うんだ、というのが青山美智子さんの本たちが教えてくれていることなんじゃないか、と。
    この本では

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    2025年11月24日
  • お探し物は図書室まで

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    この作者の本は初めて買ったのですが、とても読みやすかったです。

    わたしも小町さんに本を選んでほしい!

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    2025年11月22日
  • お探し物は図書室まで

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    5年前に借りた本を自分の手元に置きたくなり、購入して再読。
    あの頃は朋香の年齢に近かった私がいくつかの人生の節目を迎え、今は諒や夏美の心境に近いものがある。
    誰かと比較して卑屈になったり、自分の環境を言い訳にして本当にやりたかったことを諦めたり。まるで自分の写し鏡を見ているようでハッとさせられた。
    自分の人生は自分だけのもの。誰かを軸に考えるものではないのだ。
    人生100年時代。毎日を大切にワイドビューで味わいたい。無限の可能性が広がる明日がもっと楽しみになった。

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    2025年11月21日
  • お探し物は図書室まで

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    誰しもぽっかりとした穴を抱えてる。
    コミュニティセンターの司書の小野さんに
    ぽんと勧められる本と羊毛フェルトのちょっとした
    付録。
    渡された人々はいつのまにか心の穴を自分で埋めてしまうまるで魔法のようなのだけど、小野さんの姿が
    まるでファンタジーのように見えてしまうのも
    すごくほっこりしてしまう。
    青山先生の作品は誰かが誰かと繋がる世界が
    あってとてもあたたかい。

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    2025年11月19日
  • お探し物は図書室まで

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    色々な人生を送る登場人物たちと一緒に、自らも考えさせられる物語だった。

    司書の小町さんが凄すぎる。
    司書ってこんな能力を持ち合わせているのか…?と思ってしまうほど(笑)

    全話を通して人と人との繋がりを感じる著者の作品。木曜日にはココアをに続いて素晴らしい作品に出逢えた。

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    2025年11月19日
  • お探し物は図書室まで

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    日常に埋没して価値を見失っていた登場人物達が図書室で勧められた本達に導かれていくのが巡り合いを果たしていくようだった。
    毎日つまらない、変わることなんてないという気持ちに諦めて浸かったままだと見る目は変わらない。
    新しい何かでなくても見る目を変えてくれるものには出会っているかもしれないと思わせてくれました。
    伏線もしっかり回収されていて読み終わったあとすっきりした心地になりました。

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    2025年11月17日
  • お探し物は図書室まで

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    町の図書室をキーにした、連作短編集。私のよく行く公営の図書室にもちょっと環境が似ていて、こんなことがあったらいいなと楽しく想像しながら読めた。
    登場人物がそれぞれ繋がっていて、あの人のその後、のような感じで微笑ましく読めるのがすごく楽しい。良かった。まだまだこの図書室にまつわるお話を読みたいなぁ!

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    2025年11月17日
  • お探し物は図書室まで

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    探しものはどこにあるのか、それはどこでもない私たちの心の中にあるのだと、自分を大切にしたくなる本でした

    凄腕司書の選書をきっかけに、5人が前を向く姿が嬉しくて涙が溢れた

    志は変えず1日を大切にすれば何も失くさないし、いつかは明日になる

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    2025年11月16日
  • お探し物は図書室まで

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    色んな人の人生にさりげなく影響を与える司書さんが脇役で、影響を与えられる側の視点で書かれた本。オムニバス形式なのですが、ハートフルで泣けました。こういうの、好きです。

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    2025年11月16日
  • お探し物は図書室まで

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    実際に書店に並んでいる本が物語の中に登場し、それがストーリーと絡んでいく設定にワクワクしました。

    本は読む人によってさまざまな捉え方ができ、そのどれもが正解です。
    私も、本を読んだ後に皆さんの感想を読みながら新たな発見に出会えるのを、とても楽しみにしています。

    人はどこかで繋がっていて、相手が見えていなくても、何かしらの影響を与え合っています。

    たとえば、今手元にある一冊の本には、
    ――執筆に繋がる著者の経験やきっかけに関わった人たち→ 著者
    → 出版社の人たち
    → 印刷会社の人たち
    → 配送会社の人たち
    → 書店の人たち
    → その本を勧めてくれた人たち
    → そして自分
    と、想像するだけ

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    2025年11月16日
  • お探し物は図書室まで

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    町の小さな図書室を舞台に、訪れた登場人物たちに司書が本と小物をプレゼントする。5つの連作短編からなる物語。

    青山美智子さんのこれまでの作品と趣は同じである。離れているとまた読みたくなる、そんな作家さん。

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    2025年11月11日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    めーっちゃくちゃいい本だった。
    登場人物の中にいわゆるすごい人は1人もいない。
    小町さんも含めて。
    だけど人の温かい部分がどんどん連鎖して、悩みや不安な心が薄然とほぐされていくような、そんな感覚だった。

    「本も、そうなの。作り手の願いとは関係のないところで、そこに事かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に組づけてその人だけの何かを得るんです。」

    この言葉は、私が本を読む理由がここに集約されてると思えるくらいしっくりきた。
    本当に良い本だった。赤と青のエスキースもお気に入りだし、青山さんの本をもっと読んでみよう。
    出会えてよかったと思える本です。

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    2025年11月10日
  • お探し物は図書室まで

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    以前から気になっていた本。

    なんだか温かい気持ちになれました。
    短編なので読みやすい。

    この本の中の登場人物の一人と自分の境遇が似ていてとても共感をしてしまいました。

    本を読むって、自分の中の何かの気持ちの答えを探しているのかな?と感じました。

    私もハニードーム食べてみたい!

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    2025年11月08日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さん、初読みです。
    書店で必ず平積みされているので人気作家さんなのは知っていましたが、手に取る機会がなかったので、まずは好きなポプラ文庫から手に取りました。
    短編集で、どの話にも仕事が関係しています。出てくる登場人物の世代は違えど、就職氷河期世代にはぐっとくるものがありました。久しぶりに通勤読書が現実逃避ではなく肯定的に思えました。

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    2025年11月07日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた
    小さな図書室。そこで出会った司書さんから
    選んでもらった本と、可愛い付録が人々を後押しする。
    羊毛フェルトって可愛いなとは思って気にはなってたけどやったことはない( ・.・ )無心になれそうだし気になる!
    そして付録貰えるのいいな。私も欲しい笑
    あと小町さんの不思議な雰囲気も良い。みんな言ってるがどんだけ白くておっきいのか( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )笑


    3章、元雑誌編集者の夏美さんのお話では気付いたら泣いてしまっていた。みづえ先生の言葉あたたかいな。こないだ読んだからかなメリーゴーランドの話でぐるぐるめを思い出した( ´˘` )笑

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    2025年11月06日