坂本貴志のレビュー一覧

  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    ★50歳代になったら、読んでおいて損はない本!

    【この本を読む目的・きっかけ】
    ●ネットか新聞で、この本が紹介されているのを見かけて、今後の参考までに読んでみたいと思っていた。
    ●本屋さんでこの本を実際に手に取ってみると、目次だけみてもためになりそうだった。

    【自分の意見・気づき】
    ●定年後の仕事は、地域に根差した小さな仕事で働くことで、自身の生活と社会貢献を両立させる。
    (接客・販売)
    ●「年金繰り下げ」が、自身の経済的リスクヘッジには有効。
    ●現場の一プレイヤーとして、会社に利益を上げ続けられるよう、知識のアップデートは必要。
    ●この本によれば、現在の会社での定年再雇用を選んだのは、間

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    2025年01月26日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    すでに購入した人に、こんなことを言っても意味ないのだが、本書を「電子書籍」で買うか、「紙の本」で買うか。
    とにかく、グラフが多い。いや、ほんとに。
    本屋さんで手に取ったとき、
    「あ、これだけグラフが多いなら、絶対に『紙』の本のほうが見やすい」と確信して、購入。


    「なぜ、セルフレジが増えてきているのか?」
    「なぜ、物価が上昇しているのか?」
    「なぜ、初任給の引き上げが始まっているのか?」

    “人口減少”という視点から上記の疑問に答える。
    逆に言えば、“人口減少”以外の切り口はほとんど語られていないのだが、だからこそ本書は分かりやすい。
    テーマを“人口減少”に絞っている。

    出生率の低下は世界

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    2025年01月26日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    人口減少。出生率低下による超高齢化社会における労働力の減少。地域の存続等、経済を通じて様々な問題を挙げている。現状をざっくり把握するのに最適な一冊だと思う。

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    2025年01月21日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    人口減少は避けては通れない問題。
    この本を読んで、問題に対してどのように 
    なって行くのかよく分かった。

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    2025年01月19日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    人口減少時代における労働市場という観点から日本経済を論考している。
    統計データ・グラフが分かりやすくまとめられており有用な一冊。また、特に地方の労働環境やエッセンシャルワーカーの状況についても、現場の声を含めた詳細な記述があり、事実の認識や今後の課題を整理することができた。人手不足と言われているが、エッセンシャルワーカー業務の機械化・自動化がポイントであること、切に感じた。

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    2025年01月19日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    最近頻繁に論じられるテーマかな。出生率の低下、人口減少局面、生産性の向上、外国人労働者の受け入れ、そして政府の各種保障や助成金のあり方などなど。読みながらふと思ったけど、日本に47の都道府県なんて必要?もっと統合して効率化図れないの?本書でもこれからの人口減少局面において地方が平等に繁栄することはありえないと書いてあるし。。みたいな思い切った施策、政策が必要になってくるのだろう。そこで問題になってくるのが政治ですかね。今の政治家にどれくらい強いビジョンやリーダーシップをもって前進させてくれる人がいるのでしょうか。無理ですよね。結局は日本は民間頼みということになるのかな。

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    2025年01月13日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    過去、日本の労働市場は労働力の買い手すなわち企業に有利な環境が長く続いてきた。労働者は不本意にも非正規雇用として働かざるを得ない状況に追い込まれた。しかし、現在は人口減少や高齢化の影響で人手不足の状況にあり、正規雇用が増え、不本意な非正規雇用が減ってきている。明らかに環境が変化し、これが長期にわたって続く可能性が高い。人手不足の深刻化は、賃金の上昇をもたらし、持続的な賃金上昇が物価の継続的な上昇を引き起こすと予想される。   本書は、労働市場を起点に人口減少による人手不足が進む日本経済の構造や行き着く先を豊富なデータで分析、解説する。
    既に新聞紙上でよく目にする論点も多いが、それをデータや事例

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    2025年01月01日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    2024.10.15
    第2部の実例が示唆に富む。
    第1部と第3部は普通。本書は2022年刊行だが賃金上昇の傾向は全くそのとおり。

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    2024年10月15日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    世の中にあふれる定年後のキャリア論は、入念に準備することで「輝かしい仕事」に就いた人たちをクローズアップしがち。そうした役立たずで不安をあおるだけの論調に嫌気がさしていた。本書は、大多数であろう普通の人にとって、地に足のついた良書だと思いました。身体が動くのであれば無理のない程度で「小さな仕事」を本人が楽しみながらする事が、個人にとっても社会にとってもいいとありました。

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    2024年09月16日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    老後のことも気になる50歳を超えたこともあり、書店で、装丁とPOPから購入。老後2000万円とか話題にもなりましたが、一線を退いた方々の経験談はわかりやすく、これから10年後以降に定年を迎える自分にとって、老後へのポジティブなイメージを持つことできた。著者のデータに基づく考察も大変勉強になりました。

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    2024年09月02日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    具体的な数字やインタビューで60歳以降から70歳後半までの働き方や賃金、年金や生活の様子などが明らかにされている。
    200万程度の年収でうるおいある生活とストレスなく楽しく仕事ができる。

    精神力も体力も無理なく背伸びせず、働く。
    利害関係のない人間関係を楽しむ。
    健康的な生活リズムを仕事によって刻める。
    外出の機会につながる。

    定年後も仕事をする理由、または選ぶ根拠。

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    2024年08月20日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    【ゆるい仕事】
    わたし自身、死ぬまで働くことに異論はなく、そうしたいと思っています。
    老後はのんびりと悠々自適に暮らしたいと思っている人もいるかもしれませんが、そういう人は現役で働いている時期に、ほんとうの意味で好きな仕事をしていなかったと言えます。ストレスのかかる仕事をずっとしてきて「死ぬまでそれを続けるなんて無理だ、早く引退してストレスから解放されたい」と考えるのでしょう。
    これは前提として「ストレスのかかる仕事」をしていると言えます。

    自分の好きなことで寝る間も惜しんで没頭するような仕事であれば、早く引退して老後はのんびりと悠々自適に暮らしたいとは考えないでしょう。
    つまり、やっている

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    2024年08月11日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    多くの方の評価通り、良書でした!本書は「定年後」のことだけと思わず、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。働き方や主に中高年が定年へむけてどのようにキャリアへの考え方を転換していったらいいかなど、「働くこと」について、たくさん考察できると思う。

    私の定年退職はまだ先だけれど、早期退職も視野に入ってきて、経済的に困っていない人たちが早期退職を狙っているという噂を耳にしたり、今の働き方に疑問を持ったりしているうちに、本書が目に留まり、読み始めた次第です。

    本書は大きく分けて3つにわけて構成されている。
    第一部ではデータに基づいて、定年後の仕事の実態として、15の事実があげられている。
    ここでは、たく

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    2024年05月23日
  • 統計で考える働き方の未来 ──高齢者が働き続ける国へ

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    経済学的な観点からデータを交えてシニアの現実的な働き方について論じた一冊。経営学、または心理学的には納得しがたい部分もあるかもしれませんが、経済学的に読めば納得できます。
    マクロ的には社会経済や雇用、ミクロ的には年金プラスアルファをどの程度稼げば良いかという家庭の経済学的な観点について、多様なデータを用いて説明してくれています。

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    2021年02月07日
  • 統計で考える働き方の未来 ──高齢者が働き続ける国へ

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    ネタバレ

    女性就業率 欧米並み
     20~59歳 全年代で70%以上(2018年
     65~69歳の男女高齢者の就業率も増加 

    増加する女性、高齢労働者の低賃金が
    労働者の平均賃金平均値を下げる
     1997年432万円から徐々に、2019年385万円にダウン

     2018年までの10年間で女性45~65歳10%以上上昇
     20代前半も上昇、40代男性のみ減少=優位低下
     高齢者の滞留、中堅層=団塊ジュニア 役職つけず

    雇用者報酬=総和 2011年から上昇

    500万人の未婚非正規労働者
     非正規雇用者2165万人 38.3% /2019年総務省 増加中
     35~44歳非婚率32% だが非正規雇用者86%

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    2021年02月05日
  • 統計で考える働き方の未来 ──高齢者が働き続ける国へ

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    労働実態、賃金、高齢化や格差、年金等社会保障制度など日本社会の現状を各種統計調査、世論調査のデータから分析、これからの日本人の働き方を考える。
    賃金が上がらないというのは統計がもたらす錯覚である。実際は女性や高齢者の就労が拡大したり、労働時間の縮減が進んでいることで平均賃金が押し下げられていることが背景にある。
    非正規の働き方は、企業の都合というより、子育て中の人や高齢者などの就労ニーズに即したものになりつつある。
    問題は、企業において中核的な戦力であるべき人が現場労働を中心とした非正規雇用者になっていること。どうやって彼らの職業能力を開発して賃金を引き上げていくか。
    少子高齢化が進む日本の未

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    2020年11月26日
  • 統計で考える働き方の未来 ──高齢者が働き続ける国へ

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    主に2010年頃以降の、物価、賃金トレンド、高齢者の動向など、驚くほど包括的なデータが、わかりやすくパッケージングされていて、この値段ではすごくお得感がある。内容は決して難しくはないのだが、全部を俯瞰してみれるようになろうと思うと、3回くらい再読する必要がありそうだ。

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    2020年11月09日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    現在50歳。内容は頷けるものがあった。
    ただ、文章構成が大学の研究論文のような形式になっており、なかなかすっと心にまで響かなかった。

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    2025年10月11日
  • ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

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    定年後に自分の仕事をシフトチェンジすることで、無理なく満足感を得ながらゆるやかに仕事をしていくという生き方を推奨している。
    出世や能力を高めるという生き方から、自身が達成感あるいは楽しみながら今までとは違う「小さな仕事」に携わることで人と関わりながら幸せに生きるというライフスタイルがこれからの人口減少の世の中で必要なのではと思う。

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    2025年09月28日
  • ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

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    流し気味に読んだ。

    ネット記事で引用や広告の印象からは、不安を煽るようなタイプの新書かと勝手に思っていたが、データをいろんな角度から考察しているなど、丁寧な本だった。(とはいえ、完全な中立というのは難しく、そこまで悲観的になる必要はない、というニュアンスに落ち着いている。)

    未来社会予測のベースとなる材料があり、副読本、という位置付けととらえている。

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    2025年09月18日