坂本貴志のレビュー一覧
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定年後の主要な100の仕事について、平均年収、平均労働時間、65歳以上の比率等の定量的なデータを示しつつ、それぞれの職種について特徴的なところを解説しています。
著者は、労働に関する定量的なデータを分析するのを得意とされている方ですので、ここの分析はさすがだと感じました。
本書では、それぞれの仕事内容をイメージしやすいように、可愛らしいイラストをふんだんに使用しているので、見ているだけで楽しく、好感が持てます。
また、それぞれの職種で現在も働いている65歳以上の方へのインタビューを行っており、実際の仕事内容や、どんな人がその仕事に向いているのかといったことが実感できたので、非常に参考になり -
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★50歳代になったら、読んでおいて損はない本!
【この本を読む目的・きっかけ】
●ネットか新聞で、この本が紹介されているのを見かけて、今後の参考までに読んでみたいと思っていた。
●本屋さんでこの本を実際に手に取ってみると、目次だけみてもためになりそうだった。
【自分の意見・気づき】
●定年後の仕事は、地域に根差した小さな仕事で働くことで、自身の生活と社会貢献を両立させる。
(接客・販売)
●「年金繰り下げ」が、自身の経済的リスクヘッジには有効。
●現場の一プレイヤーとして、会社に利益を上げ続けられるよう、知識のアップデートは必要。
●この本によれば、現在の会社での定年再雇用を選んだのは、間 -
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すでに購入した人に、こんなことを言っても意味ないのだが、本書を「電子書籍」で買うか、「紙の本」で買うか。
とにかく、グラフが多い。いや、ほんとに。
本屋さんで手に取ったとき、
「あ、これだけグラフが多いなら、絶対に『紙』の本のほうが見やすい」と確信して、購入。
「なぜ、セルフレジが増えてきているのか?」
「なぜ、物価が上昇しているのか?」
「なぜ、初任給の引き上げが始まっているのか?」
“人口減少”という視点から上記の疑問に答える。
逆に言えば、“人口減少”以外の切り口はほとんど語られていないのだが、だからこそ本書は分かりやすい。
テーマを“人口減少”に絞っている。
出生率の低下は世界 -
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過去、日本の労働市場は労働力の買い手すなわち企業に有利な環境が長く続いてきた。労働者は不本意にも非正規雇用として働かざるを得ない状況に追い込まれた。しかし、現在は人口減少や高齢化の影響で人手不足の状況にあり、正規雇用が増え、不本意な非正規雇用が減ってきている。明らかに環境が変化し、これが長期にわたって続く可能性が高い。人手不足の深刻化は、賃金の上昇をもたらし、持続的な賃金上昇が物価の継続的な上昇を引き起こすと予想される。 本書は、労働市場を起点に人口減少による人手不足が進む日本経済の構造や行き着く先を豊富なデータで分析、解説する。
既に新聞紙上でよく目にする論点も多いが、それをデータや事例 -
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多くの方の評価通り、良書でした!本書は「定年後」のことだけと思わず、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。働き方や主に中高年が定年へむけてどのようにキャリアへの考え方を転換していったらいいかなど、「働くこと」について、たくさん考察できると思う。
私の定年退職はまだ先だけれど、早期退職も視野に入ってきて、経済的に困っていない人たちが早期退職を狙っているという噂を耳にしたり、今の働き方に疑問を持ったりしているうちに、本書が目に留まり、読み始めた次第です。
本書は大きく分けて3つにわけて構成されている。
第一部ではデータに基づいて、定年後の仕事の実態として、15の事実があげられている。
ここでは、たく -
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ネタバレ女性就業率 欧米並み
20~59歳 全年代で70%以上(2018年
65~69歳の男女高齢者の就業率も増加
増加する女性、高齢労働者の低賃金が
労働者の平均賃金平均値を下げる
1997年432万円から徐々に、2019年385万円にダウン
2018年までの10年間で女性45~65歳10%以上上昇
20代前半も上昇、40代男性のみ減少=優位低下
高齢者の滞留、中堅層=団塊ジュニア 役職つけず
雇用者報酬=総和 2011年から上昇
500万人の未婚非正規労働者
非正規雇用者2165万人 38.3% /2019年総務省 増加中
35~44歳非婚率32% だが非正規雇用者86% -
Posted by ブクログ
労働実態、賃金、高齢化や格差、年金等社会保障制度など日本社会の現状を各種統計調査、世論調査のデータから分析、これからの日本人の働き方を考える。
賃金が上がらないというのは統計がもたらす錯覚である。実際は女性や高齢者の就労が拡大したり、労働時間の縮減が進んでいることで平均賃金が押し下げられていることが背景にある。
非正規の働き方は、企業の都合というより、子育て中の人や高齢者などの就労ニーズに即したものになりつつある。
問題は、企業において中核的な戦力であるべき人が現場労働を中心とした非正規雇用者になっていること。どうやって彼らの職業能力を開発して賃金を引き上げていくか。
少子高齢化が進む日本の未 -
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定年を迎え、今までいた会社でそのまま働くか、新しい人生を切り開くか、私も考えていました。
会社に残れば、知識経験を生かし、ある程度の所得を頂き働くこともできるのですが、定年を機に都市を離れて移住し、移住先で多くのことに挑戦してみたいとの思いもありました。
ただ、新たな土地・社会で生きる不安がありました。
この本を読み、今までの経験や地位にこだわらず、やり甲斐や楽しさを感じながら小さく生きるいろいろな仕事があると勇気を頂きました。
今までの会社やその友人との関係が無くなるのは不安ですが、新たな挑戦に踏み出す方が、きっと楽しく暮らせると、この本を読み何だか気が楽になりました。